すみません。コメントのお返事は、朝、頭が冴えてから書きますね。
何か眠いので、軽いおしゃべりを。
眠いならさっさと寝たらと言われそう。でも今、家中で起きているのって、私だけなの。こう言うのって、ちょっと幸せ・・・
お芝居に行くとチラシをたくさん貰えるので、読んで楽しんだ後は、裏が白紙なのは計算用紙に使っています。昨日中学生が漢字の練習をするのにその紙を使っていて、一人の少年が
「君は『マクベス』を使いたまえ。君は『ジェーン』を使いたまえ。」とそのチラシを配っていました。
そこで私は
「『マクベス』は誰が書いたんだ?」と訊きました。だけど、中学生に『マクベス』は難しいよね。なので
「『ロミオとジュリエット』や『ハムレット』を書いた人。」と言ったら、みんなで声を合わせて
「ヘルマン・ヘッセ」
「違います!! まったくもう、外国人の作家って言ったら、彼しかいないわけ?」
ヘルマン・ヘッセは教科書に「少年の日の思い出」が載っているからインパクトが大きいのです。
ヒントをくれと言うので、言いました。
「シェ・シェ・シェ・・」←こういうのをヒントって言うのかは問わない事。
すると一人の少年が
「分かった、シェークスピアだ~!!」
おお、凄ーいとみんなの尊敬を・・・・
だけど、別の少年曰く。
「シェークスピアって、誰!?」
ああ、シェークスピアは死んだと思った・・・って、とっくに死んでいたのでしたね。
何か低レベルな話だなと思いましたが、もしかしたら、シェークスピアの名前を知るのって、ちょうど中学生ぐらいなのかなとも思ったりもしたのでした。
でも今時の子供達の「知らない」には、時々驚かされることがあります。
今日も芥川龍之介の話をしていて、「蜘蛛の糸」の話すら知らない事に少しだけ驚いてしまいました。そのくらいだったら原文でなくても、子供向きの本や絵本で知っていそうなものなのに。
過ぎてしまった時間は戻りませんが、子供時代は思っていたときよりは短くて、うっかりすると出会うべきものに出会っていない子供も多数。それは本人の問題ではないよねと思う真夜中でした。
軽いおしゃべりではなかったかな。。。。。
自分から探求していく子供が、少なくなった気がします
ネット検索の毎日でも、興味を惹かれれば次々と世界が広がるのは、辞書などの書物と同じだと思います
内容を鵜呑みにする事は危険ですが、それは書物とて同じ
自分自身は外も好きでしたが、親の本棚も好きでした
文学全集、時代小説、ドキュメンタリー、趣味の本、百科事典等読みまくってました
知る、識る喜びがありました
同じ環境の姉は、父の蔵書には全く興味無し…
子供の性格によるのかも知れません
自分の子供にも「知識の喜び」を味合わせてやりたいと思うのですが…
いきなりキッパリとなんだろうって感じですが、この記事を書いた時に、中学生や小学生の高学年の子供を持つお母さんは、ふと何かを思うかもと思いました。
時々、子供達の「知らない」に驚かされますが、その時、うちの子供も知らないかもと不安になるからです(もう大学生なんですが。)
で、うちで時々思わずやってしまうことは、雑学テストと言うかクイズと言う遊び。もちろん夫は蚊帳の外です(笑)。常識レベルの問題を出し合うのですが、結構面白いですよ。
上の子供は、子供の時から本が好きだったので何でも知っていますが、下の子供は情けないくらいに知らない。子供によって違いますね。
ニコさんの子供時代がそうだったように知識欲に目覚めれば、その楽しさに気が付くのかもしれませんね。