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モーニングを頂いて、中之島散策を続ける私たち。
間が空いてしまいましたが、
・大阪散歩2日目《中之島でモーニング》の続きです。
テクテクと難波橋までやってきました。
実は今回の大阪でも、やり残したなと思うことがいくつかあって、川辺のカフェでお茶を飲むということもその一つでした。
モーニングを頂いた「スモーブローキッチン中之島」では、珈琲がお替り自由だったので、ついつい主婦のサガと言うか、そこで2杯も飲んでしまったのです。
だけど「川辺のカフェで」と言うことに執着していたら、2杯目の珈琲は別のお店でと言う選択肢もあったんじゃないかと思うのですが、言うなれば、後の祭りですね、はい。
向こうに見えるは五代様。
なんかハンサムっぽい。
そう言えばですね。さっき、名都さんが7月中旬には「エクソシスト」を見に行くんだと言ったので、どれどれと映画館サイトをチェックしたら、三浦春馬さんの「天外者」の七夕上映会の事が載っていたんです。なんと今年で三回目だそうです。まったく知らなかったので驚きました。
ほらね、川辺のカフェ、やっぱり良いな。
橋の下には薔薇園がありました。
きっと最盛期には、かなりの見ごたえがあったと思います。
星子さんが、あの橋を渡ると中之島の先端まで行けると言いましたが、私はこの薔薇園で川を見ながらぼんやり待っているねと伝えました。
やはり私は、この情けない足で3日間歩かなければならないと思って、臆病になっていたように思います。それとも重い体が冒険心をそいでいたのかしら。
それで私は最初は本当にぼんやりと川の流れを見ていたのですが、なんたって貧乏性なので、何もしないでぼんやりと言うのが少々苦手なのかも。
思いついて友達に電話をしました。
電話口の彼女は、なーんとなく不機嫌 !?
ちょっと感じ悪くない ?
すると彼女は
「さっきパパさんが出て、旅行に行ってるって言ってたわ。」
と言いました。
ハハーンと私は思いました。なーんとなく不機嫌の理由が分かったような気がしたからです。
「さっき電話くれたのね。パパから何も報告なんか受けてないよ。」
急用でもないのに、電話があったなどとわざわざ連絡なんかしてくるはずもないことです。
「どうしてるかなと、今私が思ったから電話したんだよ。凄くない ?
お互いに今日電話してみようって思ったってわけで、こういうのを以心伝心って言うのよね💛」
電話の向こうからはいつもの声が返ってきました。
彼女は「お茶友」または「ランチ仲間」。会える時間を考えるとそれ以上は無理なんです。それでも人は、ちょっとしたことで寂しさを感じるものなんですよね。
でも確かに大阪くんだりの川を見ながら電話しようかと思ったのは、彼女の気持ちが飛んできたのかなって思いました。
次の約束をして電話を切ったわけですが、それでも星子さんは帰ってこない・・・・・。
で、「川を見ながらぼんやり」には限界が来て、その辺をウロウロしていました。
私もいっそ、この橋を渡ってみればいいのに、本当にぼーっとしていたのか、自分の言葉に縛られていたのか、良い子でこちら側で待っていました。
今考えると、本当に馬鹿じゃないかなと(笑)
そうこうしているうちに星子さんが帰ってきました。
「どうだったの ?」と聞くと
「ちょっと興ざめよ。家が建っちゃって、洗濯ものなんか干されているんだもの。」と言いました。
その時の私の脳内イメージ。
この中之島の外れは住宅地。若奥様が、二階のベランダで洗濯物を干している・・・・・・。
しかも真っ白なシーツなどを・・・・。
「ふーん。つまんないね。」
と、なったわけですが、実は家に帰ってから、私が行かなかったところは、グーグルアースで補完したのです。便利な世の中です。
すると、中之島の外れには水を放流する噴水があったり、やっぱり外れまで公園で、彼女の話と違うじゃないとなり、何かの電話のついでにそのことを確認すると、その家と言うのは家のない人の家で、その家の前にその人たちの洗濯物が干してあったというのです。
ああ、納得。
脳内で描かれた風景が描き直されました。
そう言ったじゃないという雰囲気が電話の向こうから漂ってきましたが、いや、あれで?
私には・・・・・ちょっと無理で・・・・(笑)
つまり、こちらは以心伝心とはいかなかったのでした。
続きます。