森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「樹木希林 120の遺言」

2021-05-10 09:50:52 | ユーモレスクを聴きながら(book)

4月に読んだ本の感想です。

 

 

言うなれば、彼女の名言集です。

かなり共鳴いたします。

 

このブログに訪問して下さる人の中には、時折「かなり若かったんだな。」と思う方もいらっしゃるのですが、たいがいがgoo様の仕組んだ罠で(笑)、同年代かもしくはその近い上下の方だと思うのです。

このくらい生きてきてしまうと、それなりに悟っていることもあるでしょう。だから「目から鱗」とか「すっご!!!」とか言うのではなく、ひたすら共鳴。その多さに、やはり惹かれました。

それに言いたかったことを、短く簡潔に分かりやすく言う、やっぱり、樹木希林さんはカリスマ性がありますね。

今年96歳になった姑は、以前から彼女のファンで、その影響で彼女の映画も見るようになったような気がします。

既に記憶があいまいになってしまいましたが、数年前に姑がやはり膝の手術で入院した時に、お見舞いに彼女の本を持って行きました。

 

確か、↑ この本だったと思います。

正直、既に90歳越えをしていたの、読めるのかしらと疑いつつ贈ったのでしたが、「時間がいっぱいあるから、ゆっくり読むね。」と、かなり喜ばれました。その後、本当に読まれたのかは分かりませんが、実はこの本のエッセイ集は、ターゲットに合せて、すこぶる読みやすくなっているなと思いました。上の姑に送った本は読んでいませんが、この紹介している「120の遺言」もあっという間に読み終わります。

 

心に残った言葉はいくつもありましたが、120のうち31をメモに書き写しました。

本当なら手元に置いて、さりげなく何かの時に読み返したりするのに良いのだと思います。

図書館で本を借りてしまったので、私はそのメモを読み返す事にします。

あっ、みなさんは、上のアマゾンサイトからお買い求めください(笑)(笑)(笑)

 

そのメモのうち一つぐらいは載せさせていただくと、

映画「あん」のインタビューで

『やり残したことなんて、死んでみないと分からないですよ。』。

なるほどなぁと思います。

だけど、

「私、今死んでいくんだな。あれもこれもやり残していたんだな。」とその時気が付いても、もう後の祭りでしょう。まさにのその時、ジタバタしないで「まっ、いいか。」と思い、その想いを切り捨てられるという事も大事な事なのではないかと、私は思っているんです。

 

また、彼女の言葉ですが

『今日までの人生、上出来でございました。これにて、おいとまいたします。』

カッコいいですね。

こんな風に今生を立ち去っていきたいけれど、自分の最後の時、この言葉を思い出し言ったならば、そりゃ、最後にパクリじゃんってなるので、違う言葉を今から考えておこうと思います(笑)

 

・・・・

 

 


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