「楽しみな事は多い方が良い。」と吉田拓郎氏も言っていましたが、この新章が始まるのも楽しみに待っていました。
今度の「月刊flowers」の表紙は、エドガーとアランで、そして二人はとっても幸せそうなのです。
巻頭カラーでの冒頭で、アランを乗せて月の舟をこぐエドガー。
ふたりはどこに行くと言うのでしょうか。
時が止まった二人でも、時間は生まれそして流れていくー。
だから二人は、次はベニスにまた行こうとアランが言えば、「良いね」と答えるエドガーで、二人揃ってずっと空間を旅していくつもりだったのでしょう。
ずっと一緒に。
「俺なら治す方法を知ってる。」と言ったバリーを一緒に、エドガーはアーサー卿を訪ねるのでした。
バラ水とバラの香油・・・・
それで、トップ画像はマンションの薔薇です。
本の紹介の下は、ネタバレ感想です。
副題が付いていましたね。
「冷蔵庫で眠る」・・・・ちょっと要らないような。
だけどエドガーの骨と皮の体が痛々しかったです。
バリーは大老ポーなら助ける事が出来ると言いました。
かつて大やけどを負ったバリーの兄フォンティーンを大老ポーは助けてくれたのだそうです。
そこで出てくる「パンドラ」と呼ばれていた青い壺。
果たしてアランは助かる事が出来るのでしょうか。
だけど・・・・
バリーは言ったじゃないですか。
大老ポーは我が子たち(自分の血を分けたバンパネラ達)は決して忘れないと。自分の血脈を大事にしていると。だけどその我が子が仲間にした者たちには容赦しないと。アランはエドガーが仲間にした者。それでも大老ポーは助けてくれると言うのでしょうか。
そしてその頃ファルカの所に尋ねてきた老人は誰か。
次号が楽しみですね。