森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

鎌倉殿の13人 第42回「夢のゆくえ」

2022-11-08 14:58:30 | ドラマ (大河)

世の中少子化と申しますが、そりゃ、元をただせば、結婚しない男に女が世の中にごろごろしているからですよね。

そんな中で、子供産んだら10万円とか言うバラマキしたって、子供は増えないと思います。フツーに分かるだろと思いますがね。

だったら、なぜに結婚しないのかと言う問題になってくるわけですが、それは語るページと言うものが違う言うものでしょう。

だけど世の中でまったく話題にもならない問題でもありますが、それによって、自分の未来予想図が違うものになってしまった方も多いのではないでしょうか。何の問題かというと、要するに「孫ナシ」という問題です。

これに対しても、私は深くいろいろ思っていますが、やはりこの記事で語る事ではないですね。

ただ先日「孫あり」の友人が、「孫ナシ」の方に鋭い指摘をされて、少々傷ついていましたが、そこで彼女は学び

「ちょっと孫の話なんだけれど、良いかしら。」と言うようになったのです。

「それ、大事な枕詞だと思います。」とワタクシ。

 

でもワタクシも、彼女同様学びまして、

「あのちょっと、『鎌倉殿の13人』の話なんだけれど、聞いてくださる?」と枕を付ける事にしたのでした。

なんたって、このドラマを見ていないし興味のない方に、それでも話したい時ってあるじゃないですか。

それは、ダイエットの話から始まって、ストイックに生きるという事が少々のテーマになった時です。(以下は敬称略で、すみません。)

「市原隼人(八田殿)と山本耕史(三浦義村)と言う人はね、何処かにロケに行っても、必ずトレーニングできる場所を探して鍛えていたらしいの。それでこの前の回で、船を作って海に浮かべようとするのだけれど、策略にあって船が重すぎて海に浮かばないのね。それで市原さんが『死ぬ気で引っ張れ~!!』って、上半身を脱いで引っ張るんだけれど、前に小栗旬がトークで『市原隼人さんの最終形態』とか言っていたらしいのだけれど、それが凄く綺麗に鍛えられててさ・・・・。でね、その時遠くから見ていた役の山本耕史が、いつの間にか脱いでいたわけ。
私は普通に、見るに見かねて、その後すぐに手伝いに行ったんだと思ったわけ。

だけれど、後からツイッターで、それが話題になっていて『なぜ脱いだ。』『なぜ無駄に脱いだ。』『対抗心燃やしたのか。』って言葉がメチャクチャ並んでいて、『なぜ無駄に脱いだ。』って思った方が100倍楽しいなって思ったの。」

友曰く。

「同じように鍛えて来たんだから、同じように見せなきゃね^^」

またこうも言いました。

「それって、そのドラマを100倍楽しくするツールなのね。」って。

もちろん私は否定しません。

 

まったく興味のないドラマの話を聞いてくれる友が居て、私はラッキーな人だと思います。

さて、その八田殿。

今回で引退だそうな。寂しいなと思いつつ、引退と言う形で消えて言っていただけると、何やらホッとしますね。

「若く見えるが、実はあなたと(三善殿)とさほど変わらない。」は衝撃的でしたね。彼は実は70代。三善殿の「えっ!?」に納得です。

船が動かなくて、必死に引っ張る八田殿を見て、三善殿は飛んでいき引っ張るのを手伝います。それは鎌倉殿の為と言うのが一番の理由だと思いますが、同じジジイの八田が頑張っているのにと言う対抗心は多少はあったのではと思ってしまいました。^^

「無駄に脱いだ。」の方が圧倒的に面白いのですが、三浦義村と八田は、同じ起請文を吐いた仲間でもあるわけで、やはりあの時

「さあ、俺も行くぞ !」の合図だったと思いました。

 

ナレーションの「船はその場で朽ち果てていった。」に違和感を感じました。

何故に放置 ?

北条の嫌味なのか。

それとも・・・・・。

ただ彼には時間がなかっただけなのか。

なんかちょっと切ない夢のゆくえだったように感じました。

 

ところが今朝、ツイッターの「大河ドラマ館」のツイートで、抜粋ですがこのような物を見つけました。

宋。宋人・陳和卿が造った船は、浜で朽ちることに。 この事件から15年後、#北条泰時 の全面的な支援で材木座海岸に人工の港・ #和賀江島 が造られ、ここが国内外との重要な交流拠点となりました。 #実朝 の夢、泰時は覚えていたでしょうか…』

なんかちょっと、救われたような気持ちになりました。

 

さて、美しき単語の壺ね・・・何この変換。

美しき丹後局降臨 !

鈴木京香さん、本当にお綺麗ですよね。

いつもセリフは不正確な私ですが、特にこの時の政子の言葉を聞き逃してしまいました。たぶん、並みの生活で良かったと言っていたのでしょうか。でも丹後局に「まだそんな事を言っているのか!」と叱咤されてしまいます。

政子の最大の長所は、人の話に耳を傾ける事なんだなと、いつも思っています。

「覚悟したはずなのに、ダメな私。」と大江殿に愚痴れば、近頃目を患っている彼に涙目で応援されてしまいます。

(これが大江殿の野心では・・・・・・最近猜疑心の塊wwwww←草燃える)

 

かくして覚悟を決めた政子。

「母に考えがあります。」と言った政子の、輝かしい顔ったらなかったですね。

いやいやいや・・・・・!

よもや 義時VS政子になっていくなんて思ってもみなかった事ですよ~ !!!!!

頭の中で「カーン」と鐘がなっちゃいました。

あっ、だから三谷氏の最終回の原稿を読んだ二人が「凄いです。」と同時に、彼にメールを送ったのかなと思いました。同時にはどうでも良い事ですが、物語の感想として政子は、いや小池栄子さんは、「凄い」と感想を述べたと単純に思っていましたが、意味がちょっと違うのかもと、私もちょっと「相棒脳」になったりしちゃって(笑)

そしてどんなに仲章が勝ち誇ったような顔をして、廊下をすれ違って行っても、何も腹が立たない私。

だって彼はね・・・・。

ああ、歴史って怖いわね。

 

と、ここで終わろうかと思ったら、大事な事を忘れていました。

時政パパ、本当の退場の巻でしたね。

なんとりくは京に行ってしまったんですって。彼女さえいれば良いと言っていたのに。りくと最後は手を取り合って生きていくのかと思っていたのに。可哀想な時政・・・・・と思っていたら、次の若いオネエチャンが…あらッ、下品な事を言ってしまった。(^_^;)

でもちゃんと次の女性が、彼に寄り添っていました。ちょっと気の強い明るい女性で、楽しそうな二人。たぶん幸せな最後だったと思います。

ホッとしましたね。

 

今週のツボ。

・「上皇様だよ。」とやって来る生霊。

この事も実朝は「夢日記」にしたためたのでしょうか。

それにしても、彼の夢、けっこう面白そうですよね。

・泰時と千世とで海を渡る夢を語る実朝。いい感じでしたね。

・「大御所になる。」に「オオゴト?」と聞き間違えるトキューサ。

だったかな。

 

 

 

 

 

 

 


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