庭のヤマアジサイ （２）

　ヤマアジサイは花の中心部に普通花（雄しべと雌しべを持った両性花）があり、周辺
にガクが変化した装飾花を持ちます。
　
次は装飾花が八重咲きで、濃い青紫の花を着ける「深山八重紫」という品種です。
昨年枝枯れして、雪囲いせずに雪下で越冬し、樹高は低いが復活して来ました。
　
　
　
　
　
　
　
　
下は「くれない」という品種です。　咲き出しから時間をかけて変化する様子を見ます。
一重の装飾花 がクリーム色で開きだし、展開して白色となり、少しずつピンクに色付き
ます。 中心にたくさん集まっている両性花 の雄しべが開き、受粉が済んだ頃の花弁は
真紅に染まります。　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
雪囲いの時に小木故に、業者の囲い作業から漏れ、大雪の下敷きで枝折れもしまし
たが、逞しく立ち上がってきたのに驚きました。　
開花に時間差が生じ白から紅の変化を1つの樹で見せてくれれました。
　
　
　
　
　
　
　
　
　種子を結ぶと装飾花は垂直になり、深い真紅となって、
　最後は反転して、やがて散ります。