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Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

柴犬の ナッチャン 逝く

2014-10-06 | ペット

E1409021tr   13年前、生後2ヶ月で我家に来た雌の柴犬ナッチャン(夏美)
 が9月5日午後4時過ぎ、自宅にて永眠しました。
 左写真はその3日前、番犬時に撮ったナッチャンの遺影です。
  
 いわゆる室内犬では無く、居間に隣接する納屋にハウスを置
 いて、毎日朝は母さん(妻)と夕方には父さん(私)と散歩して、
 帰宅後は玄関脇で番犬を勤めました。
 
 昨年から急に老化が進み、春からは耳がよく聞こえず眼もよく
 見えなくなってきていました。 仲良しの犬仲間も多くが亡くなり、
 健康寿命もあと1,2年かな とは思っていました。
 
8月中旬には食欲が減退し、寝ている時間が多くなりましたが、散歩だけは元気に
  出かける毎日でした。 
9月1日、朝から外で殆ど寝ていて、午後の散歩も出来無い状態(足腰がふらつく)。
2日、朝散歩に私も同行し、様子を見るが異常は無く、普通に排便排尿する。  
  夕散歩も元気に歩いたが、夕食を全く食べず、就寝後の11時過ぎにナッチャン
  の呼び声で起こされ、散歩に出て、軟便を少し。(下痢での夜散歩は時々ある)
3日、朝散歩で、下痢便2回と嘔吐(胃液だけ)、外に出たがり、リンゴの木の木陰で
  寝る。夕散歩ができず、定食も好物も受付けず、ハウスで休む。 夜10時頃に呼
  ばれて散歩に出て、僅かな便と嘔吐1回。 (午後から翌日動物病院休診日)
4日、絶食し、水を飲むだけで、眠る。 朝と夕、私と散歩に出るも殆ど歩けず、排尿
  した後は私に抱かれて町内を歩きました。 
5日、私が半年ごとに通院している、新潟大学病院の予約受診日。 
  当日は、孫の誕生日祝いにデパートで服を買って送る約束があったので、二人
  で出かけた。 朝散歩は早朝5時半、ゆっくり1歩づつ歩いて道路に出て、排尿
  1回、後は私が抱いて町内半周し、事情を話してハウスで休ませる。 
  
  病院でレントゲン撮影と診察を受けて異常は無く、デパートで買い物をし、昼食
  抜きで、午前中の高速バスに乗って急ぎ帰宅する。 
  
  午後1時前、ナッチャンはハウスの外に出て私たちを待っていました。 
  その後は、2度と立ち上がることも出来なくなりました。
  息が荒くなり時々呻き声を上げることがありましたが、母さんが側に居て撫ぜて
  やると落ち着きます。
  
  3時頃、最後の時が近いと感じ、自力では動けなくなったナッチャンを抱き上げて
  納屋から居間に移しました。 スプーンで水を口に注いでやっても飲むことは出来
  ないようでしたが、楽になって静かな眠りに入る様子でした。
  
  息遣いが荒くなると、父さん母さんが一緒にいることを伝えて安心させました。
  ナッチャンは私たちの言葉を殆ど理解できるのですが、最後は聞こえていたのか
  どうか、・・・・。
  午後4時過ぎ、呼吸が止まりました。 しばらく手足や尾が動きましたが、安らかに
  永遠の眠りに就きました。  妻と二人、ただ涙・・・・。
  
  動物愛護協会に電話で相談して、ナッチャンは庭に埋葬しました。 
  リンゴと洋ナシの木の間で、ナッチャンが玄関と私たちを見守りした場所の脇です。
 
ナッチャンが居なくなって、その存在が私たち夫婦にとって如何に大きなものであった
かを思い知らされました。 死の悲しみを乗り越え、心の安定を得るのに1ヶ月が経過、
ナッチャンの最後の様子を記しました。 13年間ありがとう!    

コメント
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