ナンバンギセル

　ナンバンギセル（南蛮煙管）は、ハマウツボ科の１年草です。
葉緑素を持たず光合成が出来ないため、主にイネ科植物などの根から栄養分を吸収
する寄生植物 です。
　
　庭のシマススキに毎年種子を蒔いていますが、ススキが大き
　くなり過ぎないように、途中で切り戻しをしたせいか、ナンバン
　ギセルの発生が少しでした。　更に株の内側で開花し発見が
　遅れました。
　ススキを整理し撮影したのが左で、９月２１日でした。
　後から咲いた花を撮ったのが下の４枚で、９月２７日から１０月
　１０日です。　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
次は７号平鉢に植えてあるヤクシマススキで、２箇所に種子を蒔き付けたものです。
　
　
　
　
　
　
　
　
　初めに咲いたもので、
　９月２８日から１０月
　７日の様子です。　
　
　
　
　
　やや下向きに咲く淡い赤紫色の花は、万葉集では「思草」 と呼ばれ、
かつて南蛮人と呼んだスペインやポルトガルの船員がくわえたマドロスパイプに見立
てた呼び方が「ナンバンギセル」です。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　少し遅れて、
　１０月１日から今も
　開花中のものです。