卵から1ヶ月余りかけて、4~5cmのオタマジャクシに成長しました。
カエルへの変態は、尾の付け根から後足を出し、次に鰓穴から前足を出します。
この頃のオタマジャクシは、あまり泳がずに水中でジットしています。
丸い体も角ばってきて、内部では鰓呼吸から肺呼吸へ変わり、カエルになるための
大きな変化(変態)が起こっているのです。
肺呼吸に変ると水上に出てきます。 スイレンの葉上で尾が短くなるのを待ちます。
褐色の体色で長い尾を付けた姿から、尾を短くしカエルの体形と緑色の体色に変わって
行きます。 (親になると保護色で、茶褐色や灰褐色の個体が多くなるようです)
まだ尾を付けたまま容器から飛び出して、脇のススキの葉に移った子ガエルくん。
長い尾を栄養吸収して、小さなカエルになった2匹、
ホテイアオイの葉上で外界を観察中です。
睡蓮鉢やプラスチック容器内で、吸盤付きの足を使って動き回ります。
鉢の縁に正座して、勇気を出してイザ外界へ!
その前に、熱帯スイレンの花茎によじ登る子も、花弁にたどり着いて周りを見渡し・・・・。
次々と庭に出て行きました。 鉢に水やりするとあちこちから小さなアマガエルの子達
が出てきます。 やがて木に登り、樹上生活をします。
夜には塀を乗り越え、道路を横切って遠征に出かけるものも・・・・。
下は鉢植のモミジに登って昼寝する子蛙です。 小さな昆虫やクモ類を捕食します。