毎年、庭の貯水容器や睡蓮鉢などで、アマガエルが繁殖しています。
私がウオーキングで歩く範囲には、水田が無くなりましたが、
数年前までは、近くに水田があって、カエルが移動してきました。
「ニホンアマガエル」(日本雨蛙)は、
体長3~4cmでメスの方が大きく、
前足4本、後足5本の指先には、丸い吸盤が着いています。
体色は腹部が白色、背中側は黄緑色だが、灰色や褐色、
黒いまだら模様の有無など、環境によって変化します(保護色)。
主に樹上で生活し、昆虫やクモなどを捕食します。
冬は地中で冬眠し、 繁殖は当地では5~7月頃ですが、
庭の睡蓮鉢などでは、現在もまだオタマジャクシが泳いでいます。
2018年の繁殖記録、まず親カエルはこんな感じです。
4月、冬眠から目覚めて、地中から這い出てきたばかりのカエル。
日中は木に登って、葉上で休んでいる場合が多く、
自宅の基礎コンクリを這い上がるカエルもいます。
4月末、繁殖期には、オスがメスの背中に抱きついて抱接します。
睡蓮鉢などが並ぶ玄関前通路を出歩く、親ペアです。
小さなオスをのせた大きな雌カエルが、睡蓮鉢内を移動中です。
産卵は夜間、集団で大合唱の中で行われますが、鳴くのはオスだけです。
下は過去写真ですが、オスの喉には鳴嚢(めいのう)という袋があり、
声帯で出した声を共鳴させて、大声を出しています。
繁殖期以外でも、雨が降る前や、降っている最中にもよく泣きます。
(レインコール)