Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ハナイカダ(1)~雌花と雄花

2018-08-02 | 実物樹木

ハナイカダ」(花筏)はミズキ科の落葉低木ですが、
あまり木質化せず、幹が太くなるようなことはありません。
 
池畔の黒松と枝垂れモミジの間に植えて、樹高は60cm余りです。
雌雄異株なので、雌木と雄木を一緒に植えます。
 
花は淡緑色で、葉の中央に咲きます。花ののった葉を筏に見立てました。
 
 
雌木は雌花だけを咲かせ、実を着けます。
4月下旬の蕾の様子です。
 

 
4月末、開花し始めました。葉と花が同色なので、全く目立ちません。 
 

 

 
横から見ると、種子の元が膨らんでいます。 
 

 
雌花は1葉に1個が普通ですが、中には2~3個の花もあります。 
 

 
 
雄木は雄花だけを咲かせ、実は生りません。
4月下旬の蕾、葉の中央に数個ずつ付けます。 
 

 
4月末、開き始めた雄花です。 
 

 
開花と同時に、たくさんの花粉を飛ばします。 
 

 

 
5月初め、上から見た雄木の雄花です。 
 

 
ここで、雄木の役割は終わり、
雌木はこの後実を着け、現在は熟した黒い果実を輝かせています。


 

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庭のホタルブクロ~二重咲き2種

2018-08-02 | 山野草

ホタルブクロ」(蛍袋)は、キキョウ科の多年草で、
日当たりの良い草原や林縁などに見られます。
 
庭で繁茂しているのは「白花の二重咲き」です。
 

 
玄関前通路の南側、花梅の樹下の西側で、
 

 
6月下旬に開花してきました。 
 

 

 
6月末、花がらを摘み取ってやると、また咲き続けます。
後から成長してきた姫ヒマワリ、ハナトラノオ、
飛んできたムカゴが成長した
オニユリなどと、競い合う場所です。  
 

 
7月上旬の花です。 二重咲きなので、ふっくらとした花容です。 
 

 

 
蛍ではなく、ハチがやって来ました。 
 

 
 
近くのムクゲの樹が若かった頃、樹下で一時繁茂し
その後、消えてしまった紅花の二重咲き
 
7月中旬、花梅の樹の東側で、1個だけ花を発見。
シャスタデージーの花がらを刈り払った時、
気付かずに切ってしまっていました(昨年も咲いていたのに)。 
 

 

 
東庭のススキの株元に一重の白花、小鉢植えの一重紅花と黄花、
共に葉だけ展開し、今年は開花できません。

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