「ヒメヒオウギズイセン」(姫檜扇水仙)は、アヤメ科で
南アフリカ原産、繁殖力が強く世界中で野生化しているようです。
クロコスミアやモントブレチアの園芸名でも販売されています。
犬散歩中、路傍に抜き捨てられた葉付きの球根を拾って
庭に植えたのが初めでした。
条件が悪いと花を着けずに、株だけは繁茂します。
昨年抜き取ってコンポストに入れて堆肥にし、
春に畑に入れたところ、
球根は腐らずに、次々と芽生えてきました。
佐賀県では、条例で栽培禁止と聞き、わが庭でも処分します。
最後の記念に、花茎が伸びてきた数株だけを残して、撮りました。
7月初め、数10cmに伸びた花茎に、最初の花が咲きました。
7月上旬、花茎の下の方から順に1輪ずつ開花してきました。
7月中旬、分岐した穂状花序にオレンジ色の花を下向きに咲かせ、
目立ちます。
7月末の最後の花です。
花は嫌いではないのですが、繁殖力が強すぎます。
土を掘り返さないと完全除去は難しく、2年がかりで処分しようと・・。