万両は古典園芸植物として、
江戸時代に多様な園芸品種群が形成されました。
「恵比寿」(エビス)は、斑入りの縮れ葉種の1つです。
7月下旬の花、
8月初めの花、
花はたくさん咲いたのですが、夏の酷暑で、緑実の内に落果し、
実成りは1個だけとなりました。
11月下旬の色付き始め、
12月上旬と中旬(下)の赤熟果です。
昨年の正月はこんな実成りでした。
冬に熟す果実が美しく、名前がめでたいので、
正月の縁起物とされる「万両」(マンリョウ)です。
ヤヤブコウジ科の常緑低木で、関東以西の林内に自生します。
7月下旬に咲いた花、
径1cm弱の白花に、褐色の斑点が着きます。
長楕円形で光沢のある葉は、革質で縁にギザギザがあります。
10月下旬の緑実、
11月下旬の色付いてきた果実、
12月上旬、葉の下に着いた実が垂れ下り、鳥に食べられにくい。
12月末の赤熟果、5号深鉢植で樹高数10cmです。
鳥に食べられなければ、夏までも実が着いています。