「アオキ」(青木)は、ミズキ科orアオキ科の常緑低木です。
変種のヒメアオキを含めると、北海道~沖縄まで分布するそうです。
雌雄異株で、日陰でもよく育ち、春に赤く熟す果実が目立ちます。
自宅北側で、ブルーベリーの樹の脇に、アオキの雌株が在りますが、
野鳥(ヒヨドリ)がもたらした種からの自然実生です。
春の花、3月下旬の花蕾から、
4月中旬、雌花が開花、
褐色を帯びた紫色の4弁花で、緑色の花柱があります。
雄株が近くに無いのですが、昆虫が花粉を運んでくれます。
花後に緑の果実が生育し、画像は12月中旬の緑果です。
昨日、冬囲いされた木姿(ブルーベリーと一緒に)です。
今年1月は小雪で、雪がほとんど消えています。
この後、3月下旬には赤熟します。(過去画像で、)
美しく目立つ赤い果実は2cm程の楕円形の核果で、
中に核(種子)を1個含み、ヒヨドリの好物で全て食べ尽されます。
昨日からの降雪で、今朝は10cm程の積雪がありました(下画像)。
寒さに耐えて雪融けの3月には赤熟します。
昨年、実が生らなかったので、ブログアップしなかったのですが、
花は咲いていたので、記録として残します。
「ナツハゼ」(夏櫨)は、ツツジ科の落葉低木で、
北海道~九州、各地の山に自生します。
夏に、葉が「櫨の樹」のよう紅葉するので、名付けられた。
5月下旬、径4~5mmの釣鐘型の花が咲きました。
残念ながら、夏以降の異常高温で、すべて落果してしまいました。
参考に過去画像を、
7月下旬の果実、
10月下旬の紅葉と黒熟果、
径7~8mmの球形の液果は食用になり、
生食、ジャム、ジュース、果実酒に利用できます。