Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭の「ヒオウギ」(2)秋の種子「ぬば玉」

2023-11-19 | 山野草

ヒオウギ」(檜扇)は、扇を広げたような葉姿で、
夏にオレンジ色の6弁花を咲かせました。(9月25日投稿済み)
 

 
 
花は1日花ですが、秋に実る黒い種子は4~5mmほどで艶があり、
ぬば玉」(射干玉)と呼ばれて、
和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞として知られます。
 
花後の9月中~下旬、緑の袋果が出来ます。
 

 

 
10月下旬、中のタネが熟すと、袋状の大きな莢が割れて、
中から黒い種が出てきます。
 

 
緑の果実から、弾け出た黒く艶がある種子(ぬば玉)は、
すぐには落ちずに、長く着いていて、花材にも利用されます。
 

 

 
種子を、空き地の柿の樹下に蒔いたら、あちこちで花を咲かせ、
自宅庭よりも遅れて、今も黒光りする種をたくさん着けています。
 

 

 

 


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