ハマウツボ科のナンバンギセルは、自らは葉緑素を持たず光合成をしない1年生の寄生植物 です。 主にススキなどのイネ科植物の根に寄生して栄養を吸収し、ミョウガにも寄生します。赤紫の筒型花が、かつて南蛮人の使用したマドロスパイプに似ている所から名付けられ、うつむいて咲く花姿から、万葉集にはオモイグサ (思草 )として載っています。写真は、縞ススキ に種を蒔き付けたものです。 下は、昨年のこぼれ種からススキの株の内部で発芽したもので、周りのススキを刈り払った3枚です。右端は、自然実生で軒下に芽生えた糸ススキ に寄生したナンバンギセル1花です。
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