早春に茎葉を地上に出して開花し、初夏には枯れて休眠して地下の根茎や球根で
過ごす。 スプリング・エフェメラル( Spring ehemeral、春の妖精、春植物 )と呼ば
れる植物は、節分草・福寿草・コシノコバイモなどもあるが、庭植えで毎年花を見せる
カタクリが我が家で一番の春の妖精 です。
30年位前、故郷の魚沼の山から持ち帰って、鉢植えしたのが最初で、球根が増殖し
たので庭の4箇所に分けて植えました。
ラカンマキの樹下に移植したものが、2枚葉を伸ばして4本開花
(4月15日)しました。花をつけない1枚葉も数本出ています。
右端が芽だし後間もなくの4月13日、花芽もつけて成長します。
15日の朝にはまだ閉じていた花弁が、昼に初めて開きました。
以後、夜や曇雨天は閉じて、陽が当たると花を開き、独特の形に花弁を反らして風
に揺れる様はまさに妖精です。