ウチョウランは地域による変異があって、別の呼び方をするものもあり、6月下旬
から開花し、今も咲き続けている種も多くあります。
上1枚目は7月上旬の玄関前を飾るウチョウランなど、テッセンや枝垂れネムノキ
の花は終わりましたがウチョウランはまだ咲いています。
2,3枚目はヒナチドリとの交配種「スズチドリ」で、 6月下旬と7月上旬の姿です。
4枚目は鹿児島の地域変種「サツマチドリ」です。
下1,2枚目はサツマチドリの人工交配種で「星の砂」と銘打ったもので、6月末と
7月中旬です。
3枚目が千葉県南部の地域変種「アワチドリ」の人工交配種です。
4枚目は長崎県平戸の地域変種で「クロシオチドリ」です。長年栽培し良く増えた
種ですが、今年は突然1花だけとなってしまいました。
( 尚、佐賀県のクロカミランは芽が出ずに消失しました )
庭植えのヤマアジサイ 3種です。
6月下旬、池の脇で花菖蒲とサツキをバックにした「黒姫」です。
環境により、また時間の経過で変わりますが、装飾花が濃い紫
から青色です。
次は白地にピンクの糸覆輪の「清澄沢」で、中心花が開いた後は装飾花弁全体が
ピンクに染まり、反転した裏側もピンク色です
左は装飾花の 赤が目立つ「クレナイ(紅)」
です。 現在は花弁が反転していますが、
裏側も紅色で、長く観賞価値が保たれます。
下は6月中旬から7月中旬にかけての花色
の変化を見ました。
咲きだしは白色ですが、日に当たり時間の経過とともに紅が差して
きます。
装飾花弁全体が赤くなって、上向きから横向きになり、反転すると
表はますます濃い真紅に変わり、裏も紅色となりました。
日本の山に自生するヤマアジサイは、人間が作った豪華さは無いが、小さくも可憐な
姿と花色変化に大きな魅力を感じます。