Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

コシノコバイモの花 2021

2021-03-21 | 山野草

コシノコバイモ」ユリ科の多年草で、地下に球根を持ちます。
北陸地方日本海側に分布し、
生まれ育った魚沼の、自宅近くの山地の林内から、持ち帰って
鉢植えで育てて○10年、今年も開花しました。
 

 
 
玄関外の庇下で、褐色の芽を出してきたのが2月中旬です。 
 

 
一度全滅しかけ、鉢の端の方に少し残った球根から、
再び増殖してきたので、鉢の片側にしか芽が出ません。 
2月下旬、緑の葉の展開と同時に白い花蕾が顔を見せます。
  

 

 
3月初め、 
 

  
3月上旬です。 
 
 
 
反対側から見ました。 1本だけ遅れた芽出しがあります。 
 
 
 
3月中旬の花姿です。 
 

 
茎頂に下向きに着ける、釣鐘型の花をアップでみます。 
 

 
花色は淡い褐色を帯びたものと、淡緑色のものとあります。 
 

 
他のコバイモの仲間には無い特徴が、
花被片の縁に毛状突起があることです。 
 

 
長さ2cm、花径1.5cmほどの花の内部を覗いて見ます。
花弁の内側には褐色の斑点があります。 
 

 
鳥が引き裂いたと思われる花が1個ありました。
 

 
一昨日、草丈10cmくらいに成長しました、
遅れて発芽した株は地際で開花しました。 
 
 
 
この後、4月には実を結んで(下は過去画像)、枯れていきます。 
 
 
 
雪解けとともに芽出し、早春に開花し、初夏には地上部が枯れて
休眠する Spring ephemeral(春の妖精)の1つです。 

 

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雪割草の花 2021(2) 紫花

2021-03-20 | 山野草

一重咲きの紫色花で、
雄しべ・雌しべとも正常な状態の標準花です。
 

 
 
3月上旬の咲き始めです。 
 

 

 

 
3月中旬、6輪がほぼ満開状態です。 
 

 

 

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春咲きのクリスマスローズ(2)~「シングル アプリコット」

2021-03-19 | 園芸草花

春咲きのクリスマスローズ「シングル アプリコット」で、
一重咲きで、杏色の花を咲かせます。
 
4号深鉢植えで、1本の花茎を30cm程伸ばして
2輪の花を咲かせています。 
 

 
 
雪囲いの中に入れず、玄関前庇下に置き、
2月中旬、太い花芽を1個だけ着けました。 
 

 
1週間後、葉を開きかけ、蕾が見えてきました。
  

 
2月末日の蕾、 
 

 
3月初め、花が開き始めました。 
 

 
3日後の3月上旬、初めの1輪が開花です。 
 

 
たくさんの雄しべを伸ばしてきました。
美しい花弁に見えるのはガクで、
花弁は小さくなって、中心部に蜜腺部となっています。 
 

 
今朝の花姿です。 
 

 
1輪目は、雄しべも花弁も落ちましたが、
径6cmほどに広げたガク片は、この後も長く残ります。 
 

 
雌しべの子房が膨らんで、種子が作られます。 
 

 
2輪目が開花してきました。 開き始めは花径4cm程です。 
 

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和蘭の花~「オリエンタルエルフ・レモンエース」 2021

2021-03-18 | 園芸草花

和蘭とは、春蘭などの東洋蘭と洋ランのシンビジュームを
交配して作出した蘭です。
シンビのようには大きくならず、
清楚な草姿と華やかさを併せ持つ新しい蘭です。
 
随分以前に「オリエンタルエルフ・レモンエース」の商品名で、
通販購入したものです。
現在は生きたミズゴケに植えて、屋外に置き、
冬は無暖房の納屋に入れます。
 

 

 
 
1月半ばには、3本の花芽が上がってきました。 
 

 

 
玄関に移して、晴天時は屋外にも出して日光浴、
2月下旬、開花し始めました。 
 

 

 
2月末日の青空の下で、
 

 
3月初め、3本の花茎で、1本は1輪の、2本は2輪の花を着け
2輪着けた花茎は重そうで、下向きに垂れ下り気味です。
 

 

 
3月中旬には、5輪の花を立ち上げてきました。
葉長は30cm位で、花茎は20cm余り、花茎は7cmほどです。 
 

 

 

 

 
花持ちが良く、これからも咲き続けます。
 

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雪割草の花 2021(1) 赤花

2021-03-17 | 山野草

春を告げる植物「雪割草」とは、
キンポウゲ科のミスミソウ属の園芸名です。
日本に自生するのは、ミスミソウ、スハマソウ、
変種のオオミスミソウ、ケスハマソウがあります。
雪の下でも常緑で、雪解けとともに開花することから雪割草と。
 
(イチリンソウ、ニリンソウ、ショウジョウバカマなどを雪割草と
呼ぶ地方もあり、別にサクラソウ科の多年草にユキワリソウがあります)
 
新潟県の日本海側中心に落葉樹林下にオオミスミソウが自生し、
花の色形の変異の幅が大きく、長岡にも自生地があります。
 
雄しべ・雌しべが正常な状態の、赤花の標準花です。
 

 
3月上旬の開花姿です。 
三角形に近い葉は3つに分かれ、冬も緑葉です。
 

 
開き始め、 
 

 
花弁に見えるのは6~8枚のガクで、ガクに見えるのは総苞です。 


 
終盤の花です。 
 

 
 
もう1鉢は、色が少し薄く、広幅の花弁です。 
 

 

 

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