「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

地方議会を『可視化』

2008-10-21 11:20:14 | 議会改革
 今回の決算特別委員会、私は、口をすっぱくして、もっと行政・区政が「開かれたもの」になるように主張してまいりました。

 その一貫に役立てばという思いで、このブログも書いています。

 なぜ、「開かれたもの」であるべきか。
 今、議論されていることが伝われば、そのことに対し、もっと区民・市民が関心を抱いていただけます。その関心を持っていただいた市民の皆様から、貴重な提案・意見・助言を、議会・行政は受けることができます。
 その先には、さらによい議案・施策が誕生することが考えられるからです。
 無関心ほど怖ろしいものはありません。政治に関心がなくなればなくなるほど、生きにくい社会になると思います。情報が一部のものに握られ、限られた数の中で物事が決められていくところから起因してのことです。
 私は、微力ながら精一杯、今の中央区議会・行政を伝えていこうと考えています。

 本日10/21の、朝日新聞では、地方議会とブログに関する記事が出ていました。

 そこでは、地方議会でブログが問題とされた事例も載せています。

****事例(朝日新聞2008/10/21から引用)****
2008年2月
静岡県沼津市議会で、議員が議会の経緯をブログで書いたところ、「事実に反する」などと問題に。3月に議長が注意を促す。

2008年9月
ブログの書き込みで別の議員の名誉を傷つけたとして、東京地裁が東京都東久留米市議会議員に記述の削除などを命じる。

2008年9月
茨城県議会が、都内の男性のブログをきっかけに議会の傍聴規則の規制を強化。

2008年9月
議員が工事の契約に影響力を行使しないことなどを盛った水戸市の政治倫理条例案を巡り、「こんな議案を出すならけが人を出す」などと別の議員から言われた議員がそのやり取りをブログに掲載し、議会が空転。関係部分の削除とおわび文掲載などで決着。

*****引用終わり*****

 朝日新聞では、ウェブコンサルタント伊地知晋一さんによる書く側の注意を掲載しています。「ブログでは批判と誹謗中傷の区別が難しく、トラブルになりがち。事実と自分の主張をごちゃまぜにしないなどの書く側の責任もある。相手の発言の引用や表現に気をつけるのもマナー」とアドバイスしています。
 
 私自身気をつけつつ、情報発信して行きたいと考えます。

 
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「第3回豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」の概要

2008-10-21 02:59:11 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
「第3回豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議」の概要

1 日時
平成20 年10月7 日(火) 17:00~19:00

2 場所
東京都庁第二本庁舎

3 出席委員
原島文雄座長 ほか6名

4 検討項目
⑴ 新技術・新工法の公募結果
新技術・新工法の公募結果に関して、事業者数、提案件数及び提案全体に関す
る概要について、事務局から報告した。
ア 事業者数 120
大手事業者 15
中小事業者 94
研究所・研究者個人等 11

イ 提案件数 221件
(対策の内訳は別紙のとおり)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gijutsu/gaiyou/03gaiyou.pdf
汚染土壌、汚染地下水対策 174件
液状化対策 25件
市場施設完成後の地下水管理システム 14件
上記の対策を全て含む総合的な対策 8件

⑵ 今後の評価手順
ア 公募提案をその内容により、各専門分野の委員に割り振り、各委員が提案内
容を、まず概括的に評価するとともに、その過程で問題となった点や課題を抽
出することを確認した。
 また、将来の維持管理も含めた事業費の評価方法についても、課題を整理す
ることとした。

イ 次回会議では、各委員から抽出された問題点等を論議・整理したうえで、そ
れ以降の評価を進めていくことを確認した。
 豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する新技術・新工法の公募結果

以上、
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聖路加病院訪問看護ステーション

2008-10-21 02:16:08 | 医療
 10/20、聖路加病院と地元開業医との合同カンファレンスが開催されました。  

 講師が、聖路加病院訪問看護ステーションの押川真喜子氏で、同訪問看護ステーションの現状をお話下さいました。 
 『聖路加病院訪問看護科 11人のナースたち』(上原善広著、新潮新書 2007年5月20日発行)を以前読んで、概要を掴んでいましたが、今回医療者向けの会だけあって、その本ではわからなかった在宅医療・看護の現場が、ありありと理解でき、非常に勉強になりました。 
 本書は一般向けで細部に踏み込んでいませんが、医療機器がどのように家に置かれていて、具体的にどのような処置がなされているのか、医療従事者同士であるが故に、深いところまでカンファレンスでは、取り上げられていました。 
 病院であれば、シンプルな部屋に人工呼吸器や吸引機、心電図モニターが置かれるのですが、在宅医療の現場では、当然ですが、その人の生活空間に、それら医療器械が混在しておかれていました。上手く溶け込んでいるといったらいいのかもしれません。  
 講演を聴いて、感じたことは、在宅医療をすることの労力の大変さ、その非効率性のためにコストも大変高くつくだろうということでした。 
 病児保育でも同じですが、施設でやった方が、効率的です。ただし、施設をつくるのに投資がかかります。個人宅で預かる場合、後方支援に医療機関をつける必要がありますが、施設をつくる費用はかかりません。人件費のみがかかります。 
 在宅医療は、住み慣れた場所で、治療を受けられ、場合によっては、地元小学校にも通えて、患者にとってもありがたい医療だと思います。 
 医療費の観点でも、人件費は高くつくが、施設を作る費用は不要になり、一説では、在宅医療は、入院治療の五分の一の経費ということです。 
 患者も求めて、かつ医療費もかからないのであれば、すぐにでも普及すればよいのですが、それが、普及しないところに、日本の医療の根本的な問題点があります。  
 在宅医療普及に向けて、これからも、分析を加えて行きたいと考えます。
 
 カンファレンスに出てもう一つの成果は、本書の中に出てくる、私の知り合いの卵焼き職人夫婦の老老介護のケース、このブログでも以前ご紹介させていただきました。そのケースを担当の看護師さんが、たまたま、カンファレンスに来られており、今日もその方のお家を訪問看護されたということでした。担当看護師さんと面識を持つと共に、とても献身的な旦那さんの介護についてお話することができました。 
 その旦那さんとの話題が一つ増えました。 http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/cb9a1a2166f67e4bf8ba04bb4675bb6a  
 
 写真は、カンファレンスを終え外に出たところで撮りました。上を見上げると、旧聖路加病院の十字架が綺麗に夜空に映えていました。 
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