コミュニティバスの料金設定が、ようやく調整がつきました。
先日お知らせいたしました第4回検討委員会の前ということで、急遽、本日7/28、担当の委員会(環境建設委員会と築地市場等街づくり対策特別委員会)が合同で開催されました。
合同委員会では、私は、「コミュニティバスの持続可能性」を焦点に質問致しました。
①銀ブラバスの経験について
かつて中央区が運営した銀ブラバスは、いつからいつまでで、そのときの収支を明らかにしていただきたい。
回答:平成3年~平成11年
収支は、年4000~5000万円の赤字。
結局、総計4億円弱の赤字となった。
②料金の見直しもふくめ運営開始後の見直しの体制について
運営開始後、区民の有効な交通機関となるように、収支やルートに関し協議していく必要がある。
どのような考えで、協議会をつくろうと考えているか。
回答:第4回検討委員会では、運輸省申請の手続きに関わる件を主として話す。
運営開始後の運営の体制について、秋口から該当委員会の中で区議会において検討する。
③黒字の場合
赤字の場合、事業者へ中央区が補填しているわけであり、黒字の場合は、区民へ還元できてしかるべきと考えるが。
回答:事業者とどのように折半するか調整していく。
④コミュニティバス事業の持続可能性
この事業は、年約1億円の赤字を出す試算である。万が一の事業撤退のリスクマネジメントの考え方は。
回答:赤字が多いからといって、事業中止は考えないが、区民に広く使われるかどうかを評価する。
質疑応答は以上。
コミュニティバスは、今後、区民に親しまれるもの、区民の有効な交通機関として機能するものにせねばなりません。特に、以前から、書いていますが、高齢の方、障がいのある方にとって役に立つものでなくてはなりません。
また、利用者が少なく、多額の赤字だけを生む事業にしてはならないと考えます。
今後とも、皆様のご意見をよろしくお願い申し上げます。
⇒なお、第4回コミュニティバス検討委員会は、7/31(金)午前10時~銀座ブロッサムであります。傍聴可能です。
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/b772ab8b536ca61062c109a50eaecda8