「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

コミュニティバス 料金設定 100円の予定。

2009-07-28 10:52:08 | 街づくり

 コミュニティバスの料金設定が、ようやく調整がつきました。

 先日お知らせいたしました第4回検討委員会の前ということで、急遽、本日7/28、担当の委員会(環境建設委員会と築地市場等街づくり対策特別委員会)が合同で開催されました。

 合同委員会では、私は、「コミュニティバスの持続可能性」を焦点に質問致しました。

①銀ブラバスの経験について
 かつて中央区が運営した銀ブラバスは、いつからいつまでで、そのときの収支を明らかにしていただきたい。

回答:平成3年~平成11年
   収支は、年4000~5000万円の赤字。
   結局、総計4億円弱の赤字となった。


②料金の見直しもふくめ運営開始後の見直しの体制について
 運営開始後、区民の有効な交通機関となるように、収支やルートに関し協議していく必要がある。
 どのような考えで、協議会をつくろうと考えているか。

回答:第4回検討委員会では、運輸省申請の手続きに関わる件を主として話す。
   運営開始後の運営の体制について、秋口から該当委員会の中で区議会において検討する。


③黒字の場合
 赤字の場合、事業者へ中央区が補填しているわけであり、黒字の場合は、区民へ還元できてしかるべきと考えるが。

回答:事業者とどのように折半するか調整していく。


④コミュニティバス事業の持続可能性
 この事業は、年約1億円の赤字を出す試算である。万が一の事業撤退のリスクマネジメントの考え方は。

回答:赤字が多いからといって、事業中止は考えないが、区民に広く使われるかどうかを評価する。


質疑応答は以上。


 コミュニティバスは、今後、区民に親しまれるもの、区民の有効な交通機関として機能するものにせねばなりません。特に、以前から、書いていますが、高齢の方、障がいのある方にとって役に立つものでなくてはなりません。
 また、利用者が少なく、多額の赤字だけを生む事業にしてはならないと考えます。
 今後とも、皆様のご意見をよろしくお願い申し上げます。


⇒なお、第4回コミュニティバス検討委員会は、7/31(金)午前10時~銀座ブロッサムであります。傍聴可能です。
 http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/b772ab8b536ca61062c109a50eaecda8

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