「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【築地 UP DATE 31】いよいよ、都議会議員選挙。重要な争点のひとつは、築地市場移転問題

2009-07-02 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

いよいよ、都議会議員選挙が始まります。
その重大な争点のひとつが、築地市場の移転問題です。

NPO法人市場を考える会が立候補予定者に、「移転の賛否」と「マニフェスト記載の有無」を問いました。

その結果は、NPO法人市場を考える会のブログで記載されているとともに、このブログでも、記載しました。

*NPO法人市場を考える会のブログ
http://blog.livedoor.jp/tsukiji_ichiba09/



私のブログでの転載
*千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区の立候補予定者
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/46890271d1a5377d471d75c2b009ef24

*大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区の立候補予定者
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/604a966377ab170daf86c1e958a69a48

*足立区、葛飾区、江戸川区の立候補予定者
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/1013e96893823035df5a7d6bbe319e0e

*八王子市、立川市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、町田市、小金井市、小平市、日野市、西東京市、西多摩、南多摩、北多摩第一~弟四、島部の立候補予定者
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/295f33f7386e2d3c2a55678195aaa7bd



本日7/2、7/7の勉強会の案内とともに裏には、その公開質問状の結果のまとめ(全立候補予定者の回答)を掲載し、築地市場の全水産仲卸、全青果仲卸、場外市場、西仲通り商店街などに配布しました。


ここ中央区の立候補予定者の回答の部分は、以下に転載します。

東京都のさまざまな課題に対し、その候補が何を考えているのか、何を実現しようとしているのかを判断し、選挙いただきたいと思います。
そして、この築地市場移転問題についても、真に築地市場を考えてくださる候補を、選んでいただきたいと考えます。


***転載 NPO法人市場を考える会 実施 公開質問状結果 より****

中央区   
岡田眞理子 民主党  移転反対
その理由:築地市場の移転には断固反対です。食の安全・安心が叫ばれている今日、あのような高濃度の汚染物質が検出されている土地へ移転させるなどもってのほかです。私たち大人は、子どもたちの未来を守る義務と責任があります。近い将来、水俣病やイタイイタイ病のような公害問題が今の子ども達にふりかからないとは誰にも断言できません。危険とわかっている所に安全性の絶対確認がなされていない土地に移転させなくても、今の建築工学や技術によって現地での再整備は十分可能であると考えます。中央区もその方向での種地の提供はじめ絶大なる協力を惜しむはずがありません。また、築地は食の文化の中心地であり、今や世界のブランドです。国策としても移転させるなど、愚の骨頂です。東京都は生活者目線で対応することを第一義にして、市場の関係者、中央区、そして国とも十分な話し合いを交じえ、移転問題を撤回し、早急に現地での再整備事業計画に取り組むべきです。

マニフェスト・公約への記載はありますか:はい
記載の内容:食文化の中心地「築地市場」の現在地再整備の絶対実現。


立石晴康 自由民主党  移転反対
その理由:築地ブランド守り、「食」文化を残します。築地の市場移転には、「断固反対」を貫いています。しかし現在の市場は老朽化が進み再整備が必要な事は明らかです。東京都は市場移転を正式に決定し、平成26年12月の豊洲新市場開業に向けて進行しています。豊洲新市場予定地に「土壌汚染」が検出された以上「食」の安全を図るために東京都は万全の対策を講じなければなりません。私は築地市場移転反対を政争の具にしてはならない、築地で商売をされている場内や場外の方々が継続して商売ができ、都民の「食」の文化が守る事こそが大切と考えます。その為に中央区や築地の将来について考える皆さんに対し東京都を協議のテーブルに着かせると共に、築地に関わる皆さんと築地の夢のある「ビジョン」を創っていきます。

マニフェスト・公約への記載はありますか:(公開質問状回答欄へ)記入なし


加藤博司 日本共産党  移転反対
その理由:①「食の安心」の観点からみて、土壌汚染が深刻な東京ガス工場跡地に、市場を建設することは断じて許すことは出来ない。土壌の汚染調査や土壌改良の技術選定についても都民に開かれたものではなく、その不透明性や不十分さから信憑性に欠ける。②「汚染をきれいにすれば市場を作っても良い」というのは、住民の福祉と健康の増進をはかるという自治体本来の役割を踏みにじるもの。「食の安全」に万全を期し、住民の健康を守るのは自治体の最低限の役目。③豊洲新市場は、PFI手法などの導入で公的施設からの脱却を諮ろうとする意図を持つとともに、セリを軸とした市場流通を破壊し、商社やスーパーなどの大企業のための食品流通センターに変質させるものであり、適正な集荷、評価、値付け、分荷が阻害され、産地から消費者にいたるまで国民的な不利益を被る。④銀座に隣接する都心の「めったにない一等地(JAPICの評価)」にある築地市場を移転させ、跡地を再開発しようという構想は、長年、ゼネコン、財界が狙ってきたもの。都民の財産を大企業に売り渡すことは許されない。⑤中央区の調査でも、築地市場の地域経済への波及効果は2兆円と試算されている。その多くは、中小零細企業、商店、個人(労働者)に波及するものとなっている。豊洲に大企業、スーパーのための市場ができれば、これまで、築地市場の恩恵をうけてきた中小零細業者や労働者が計りしれない打撃を受ける。

マニフェスト・公約への記載はありますか:はい
記載の内容:・築地市場「移転」ストップ・築地市場は築地での再整備を実現させます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【歩行者専用橋UP DATE3】 東京新聞の記事より

2009-07-02 22:07:53 | 街づくり
 東京新聞の記事で、朝潮運河の歩行者専用橋に関する記事が載っていましたので、転載します。

 私はこの記事に、同感であります。

 一度決めたことというが、もう一度白紙に戻して、考え直してもよいのではないかと思っています。

 なお、作るべきとおっしゃる方々の声も、もしあるのであれば、積極的にお伺いしていくという姿勢は大切にしていきます。

*****東京新聞******

「記者発」 これが地方自治か

 わが家の近所で、地元自治体による歩行者専用橋の建設計画に反対する住民運動が起きている。行政側の説明会に出席していみると、建設の目的は大手企業の通勤時の混雑緩和だという。住民の意思より企業の利便を優先する姿勢に「これが地方自治か」とあきれた。
 建設予定地は東京都中央区の朝潮運河。区側は、防災対策や行き止まり道路の解消などいくつも理由を挙げるが、一番の目的は地下鉄の駅から一流商社の入るビルに通じる歩道の混雑を緩和するため、迂回路をつくることだ。
 住民の目から見ると、迂回路は遠回りとなり、あまり効果は期待できない。周辺での住民増に対応できるとも思えず「税金の無駄遣い」に映る。
 区側は地域の要望と強調するが、どの住民が望んでいるのか明かさない。それどころか、根拠に持ち出してきたのは約二十年前の区民意識調査という始末だ。
 住民側が示した代替策を真剣に検討する姿勢も見られず、結局、一度決めたことは変えないということのようだ。これでは無駄な公共事業をやめない中央官庁と同じではないか。
 いま地方分権が大きな政治課題になっている。身近な自治体に国の持つ権限を委ね、住民本位の行政への転換は急務だ。次期衆院選でも争点の一つになる。
 ただ、与野党で議論されているのは、国のどんな権限をどのレベルの地方自治体に移すかという方法論ばかり。地方行政がどう住民の意見を吸い上げ、政策に反映させていくかという議論は聞こえてこない。
 身近な市区町村が住民の声に背を向けるのなら、分権が進んでも何も変わらない。住民本位の行政とは。そこから問い直さなければ、仏作って魂入れずとなる。
(清水孝幸)

*****以上終わり*****

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【教育振興基本計画 UP DATE2】いよいよ、教育振興基本計画検討委員会 7/3はじまります。

2009-07-02 18:25:39 | 教育
6月の定例会本会議で一般質問しましたが、
いよいよ、明日、第一回の教育振興基本計画検討委員会が開催され、
教育振興基本計画策定に向け、進んでいきます。

フォローしていきたいと考える会議のひとつです。
教育の充実を見守って行きたいと考えます。
 

第一回 教育振興基本計画検討委員会

<開催日時>
平成21年7月3日(金曜日)午後6時30分から


<開催場所>
中央区役所 8階 第一会議室


<明日の予定議題>
1 委員の委嘱
2 検討内容の諮問
3 中央区の教育の状況について
4 意向調査について
5 その他

<公開・非公開の別>
公開


<傍聴定員>
10名


<問合せ先>
教育委員会事務局庶務課庶務係  
電話 03-3546-5503(直通)

以上、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【歩行者専用橋UP DATE2】朝潮運河の歩行者専用橋(約8億円)、皆様、いかにお考えでしょうか?

2009-07-02 02:36:07 | 街づくり
 朝潮運河の歩行者専用橋の架橋問題。
 皆様、いかにお考えでしょうか。

 本日7/1、あまり周知されることもなく(行政の方は、努力されたのかもしれませんが)、朝潮運河の歩行者専用橋の架橋に関して、地元説明会が開催されました。
 周知に関しては、区のホームページに掲載したり、区報に掲載すべき事柄であったと思います。また、区議にも、街づくり協議会と同様に、開催の案内を通知すべきものであったと考えます。

 さて、この架橋問題、私は、大いに疑問を抱いています。

 ひとつは、その目的としての晴海通りの歩行者混雑の緩和を本当にこの橋が解決するのかという問題。区は、科学的根拠を持って、混雑緩和をすることを一切説明をしていません。
 細かく言えば、区の仮定のお話(30%の人が橋をわたるであろう)は、わかりました。その仮定を立証するにたる科学的根拠を出していないのです。

 二つ目は、防災性の向上というのであれば、その向上を目指すべきエリアは、中央区内いたるところにあります。
 このエリアには、避難方向は、勝どき側については、黎明橋とトリトン橋と月島橋があり、「二方向性の確保」はすでにあります。同様に月島側についても、晴月橋と月島橋があり、すでに確保されています。
 中央区で、防災性の向上を目指すべき緊急性の高いエリアは、他にもたくさん存在し、この橋を架ける理由にするのであれば、まず、緊急性の高いそれらエリアの解決が先に求められることになります。
 さらにいうならば、本気で防災性の向上を目指すのであれば、幅3mの計画は、細すぎます。橋へのアプローチ部分は、もっと細いようです。橋の幅は、6.5mは、必要でしょう。どうも、防災性の向上は、とってつけた理由に思えてなりません。
 説明会で指摘されている方がいらっしゃいました。この計画の橋では、災害時、逆にこの橋を渡る大勢のひとが、この橋で事故を起こすであろうというご指摘でした。

 三つ目は、ならばなぜ、今、喫緊の課題を放置しているのでしょうか。
 晴海通りの歩行者混雑は、すでに今あります。指導員を立てるなど、今解決に進むべきでありましょう。
 晴月橋のバリアフリー化も早急に改善すべきであります。電信柱を移動させ、スロープを長くすることは可能であろうと考えます。

 四つ目は、合意形成がまったくなっていないことです。
 今回のような、十分な広報もせず、説明会を突然開催しても、出れる住民は限られています。

 これらの思いをずっと抱いていて、この6月に一般質問をいたしました。

****この6月の一般質問での取り上げたこと****

 築地市場、歌舞伎座、銀座の街並みをしっかりと守り、街づくりが進められることを切に願いながら、次のテーマにうつります。

「五番目のテーマ、晴海通り沿い(勝どき駅~黎明橋間)地下道新設について」です。

 トリトンに向かう晴海通り沿い歩道が、朝のラッシュ時の非常に混雑します。朝の時間帯は、歩道に晴海方向から勝どき駅に向かう人のための専用レーンを紅茶色に道路に着色して作り対応はするものの、道いっぱいに歩行者が広がる状況です。
混雑緩和が喫緊の課題であり、その対応策を考えていく必要があります。

 事故が起こる前に、現在、区が歩きタバコ指導のため配置しているような形で「指導員」を立て、交通整理に当たるなど何らかの対応を“早急に”実施すべきと考えますがいかがでしょうか。

 この混雑は、今後、晴海地区の住宅建設に伴う急激な人口増加を想定すると、反対側の交通量と、逆向きの交通量が増加することになります。両側歩道の混雑を解決するためには、晴海通り地下に、月島駅~月島区民センター間に存在するような地下歩道を設置することが、有効な解決策と考えますがいかがでしょうか。

 次のテーマにうつります。

「六番目のテーマ、科学的根拠に基づく街づくり計画の提案について」です。

 街づくりは、科学的な根拠に基づき計画が提案されるべきであると考えます。現状の提案されている計画では、住民が納得できる科学的根拠が示されることなく、街づくりの計画が進められていることが多いと感じざるを得ません。

 先に述べましたように、東京都は、豊洲土壌汚染対策の実行可能性を科学的根拠に基づいて説明することを一切してこないわけですが、このような状況は、残念ながら、本区にもあてはまる部分があるのではないでしょうか。

 以下、3つについて、科学的根拠をご説明ください。

 )ひとつ前のテーマで取り扱いましたところの晴海通り沿い歩道の歩行者混雑の問題におきまして、朝潮運河へ歩行者専用橋を設置することで、本当に歩行者緩和が達成することができるという科学的根拠をお示しいただきたいと思います。

(後略)

*****掲載終わり******


 実際の説明会ですが、多くの問題意識を抱いた住民の皆様が、ご参加されていらっしゃいました。
 賛成も反対の方もいらしたと思います。
 しかし見る限り、大半が橋の架橋に反対の方だったと感じます。
 写真は、会場の様子を遠景からとらえています。

 残念ながら、次のアポイントがあり、私は、すべて傍聴することができていません。

 出された意見も踏まえて、今後、区の方針を見出して行きたいと考えます。

 環境建設委員会 副委員長として、まず、少なくとも、この説明会の議事録なりまとめを、及び、その前に開催されているまちづくり協議会のまとめは、次回7月の環境建設委員会(7/17開催)で提出いただけるように、区に要望していきたいと考えます。
 7月を逃すと、次回の環境建設委員会は、9月になってしまいますので。

 まずは、交通整理の指導員を晴海通りに立てたらどうかと考えます。
 8億円あるなら、まず、解決すべきは、例えば待機児童の問題と考えます。
 これだけ反対が多く、合意形成がとられていない状況で、強引に話を進めるべきでないと考えます。

 架橋に賛成の皆様のご意見もお伺いする姿勢も大切にしながら、これからも分析していきたいと考えます。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする