「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

流通・小売の現場

2009-07-27 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 流通・仲卸・小売の現場に携わる方のお話をお伺いする機会を得た。
 畜産関連で、生産者から直接仕入れる。
 卸はないため、日経の相場からプラスマイナスで交渉して値段を決定する。
 注文においては、インターネットを用いるが、細かいところは、電話を用いざるを得ない。
 生産者からの運送は、かつては生産者が自前で持っていたが、今は運送会社が行う。
 彼が自社で加工して出た残骸は、かつては、お金をいただいて引き取る業者がいたが、今は、お金はいただけない。ただ、自分で廃棄するには代金が必要であるため、現状を歓迎する。
 彼の印象では、ものの物流では、産直が鮮度が高い。
 大手スーパーは、生産の現場に浸透し、船を丸ごと買ったり、原料から加工をし、安く消費者に供給するようにしている。
 但し、料理店や商店街の小売店に向けては、仲卸の役割がとても重要であると彼は考えている。
 私の抱いている感覚と同様な回答を得れた感を受ける。
 今の市場や物流の方向性で進むと、商店街はなくなるのではないか、寿司屋のネタはスーパーで仕入れられるようになると私は大変危惧している。
コメント
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