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【築地 UP DATE 30-1】都議選 公開質問状 築地市場の移転賛否(1)

2009-07-01 09:03:45 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

(NPO法人市場を考える会 ブログからの転載)
氏名 所属 築地市場移転に賛成・反対 その理由
無回答=返信なし、記入なし=返信あり・記入なし
候補者順序は順不同

千代田区
  
くりした善行 民主党  反対 
日本人は新鮮な魚を沢山食べる国民、そうした食文化のもとに都心の一等地に市場を置いて、都民、国民の食の安全の拠点としてきた。ベンゼン、シアン、水銀、カドミウムなど充満する豊洲にわざわざ移転をして改良費として何十億の巨費をつぎ込むなど常識では考えられない。銀座から築地に連なる街並風情も東京文化の大切な財産と考える。
  
牛尾耕二郎 日本共産党  反対 
現在の場所をなぜ移す必要があるのかわからない。・汚染物質や有害物質が検出されているのだから、いくら都が「安全」と言っても、不安材料が一つでもあるならば、都民の食の安全を考え移転すべきでない。・都民の多くが反対している。都は、都民の声を聞いて移転計画を白紙撤回するべき。

内田茂 自由民主党 無回答
  
北川隆  無所属  反対 
今や、食は単なる食欲を満たせば良いと言う物ではなく味覚を通した食文化の享有であり、個人の健康・体力の基礎を担う大切な領域と考えています。その食を毎日支えている築地という「市場の中の市場」が都民に対して「安全と安心と信頼」を市場関係者全員が食に心からの愛情をもって、一粒の汗に仕事の責任を感じながら努力を積み重ね、築き上げた地域なのです。また、食は、この核家族(個族)の中で唯一、コミュニケーションを形成するもので生活の衣食住で残された貴重な要素なのです。昔は「衣食住足りて礼節を知る」と言いました。このように、食に携わる人々の「母親が台所で作る料理に込める愛」にも似た都民に対する食への思いが最優先する移転でなくてはなりません。次世代の子供への食育に対しても「食べる事への大切さ」「食事は健康への基本」「安全な食への知識と選択」「食を五感で楽しむ」等が出来るためには、最良の素材提供という事が必要で、それが出来るのは築地しかないのです。豊洲の土壌汚染への技術的・化学的資料の完全(微細)公開による色々な専門家の分析があって、さらに、大切なのは、それらの説明を専門(お役所)用語でなく、誰でも理解できる言葉にして、市場の全員が聞いて納得出来るまでは、移転に反対すべきです。ここ何年間で食の安全は大いに脅かされています。ここでもし、築地(豊洲)の安全に都民の信頼が無くなったら都市直下型地震の被害に遭遇するような経済的損失を招きます。単に、経済的理由が優先するのでなく、江戸職人の心意気(粋)に共通した「庶民のために」という基本姿勢で都民と食を守りましょう。

中央区    
岡田眞理子 民主党  反対 
築地市場の移転には断固反対です。食の安全・安心が叫ばれている今日、あのような高濃度の汚染物質が検出されている土地へ移転させるなどもってのほかです。私たち大人は、子どもたちの未来を守る義務と責任があります。近い将来、水俣病やイタイイタイ病のような公害問題が今の子ども達にふりかからないとは誰にも断言できません。危険とわかっている所に安全性の絶対確認がなされていない土地に移転させなくても、今の建築工学や技術によって現地での再整備は十分可能であると考えます。中央区もその方向での種地の提供はじめ絶大なる協力を惜しむはずがありません。また、築地は食の文化の中心地であり、今や世界のブランドです。国策としても移転させるなど、愚の骨頂です。東京都は生活者目線で対応することを第一義にして、市場の関係者、中央区、そして国とも十分な話し合いを交じえ、移転問題を撤回し、早急に現地での再整備事業計画に取り組むべきです。

立石晴康 自由民主党  反対 
築地ブランド守り、「食」文化を残します。築地の市場移転には、「断固反対」を貫いています。しかし現在の市場は老朽化が進み再整備が必要な事は明らかです。東京都は市場移転を正式に決定し、平成26年12月の豊洲新市場開業に向けて進行しています。豊洲新市場予定地に「土壌汚染」が検出された以上「食」の安全を図るために東京都は万全の対策を講じなければなりません。私は築地市場移転反対を政争の具にしてはならない、築地で商売をされている場内や場外の方々が継続して商売ができ、都民の「食」の文化が守る事こそが大切と考えます。その為に中央区や築地の将来について考える皆さんに対し東京都を協議のテーブルに着かせると共に、築地に関わる皆さんと築地の夢のある「ビジョン」を創っていきます。

加藤博司 日本共産党  反対 
①「食の安心」の観点からみて、土壌汚染が深刻な東京ガス工場跡地に、市場を建設することは断じて許すことは出来ない。土壌の汚染調査や土壌改良の技術選定についても都民に開かれたものではなく、その不透明性や不十分さから信憑性に欠ける。②「汚染をきれいにすれば市場を作っても良い」というのは、住民の福祉と健康の増進をはかるという自治体本来の役割を踏みにじるもの。「食の安全」に万全を期し、住民の健康を守るのは自治体の最低限の役目。③豊洲新市場は、PFI手法などの導入で公的施設からの脱却を諮ろうとする意図を持つとともに、セリを軸とした市場流通を破壊し、商社やスーパーなどの大企業のための食品流通センターに変質させるものであり、適正な集荷、評価、値付け、分荷が阻害され、産地から消費者にいたるまで国民的な不利益を被る。④銀座に隣接する都心の「めったにない一等地(JAPICの評価)」にある築地市場を移転させ、跡地を再開発しようという構想は、長年、ゼネコン、財界が狙ってきたもの。都民の財産を大企業に売り渡すことは許されない。⑤中央区の調査でも、築地市場の地域経済への波及効果は2兆円と試算されている。その多くは、中小零細企業、商店、個人(労働者)に波及するものとなっている。豊洲に大企業、スーパーのための市場ができれば、これまで、築地市場の恩恵をうけてきた中小零細業者や労働者が計りしれない打撃を受ける。

港区    
伊藤英樹 無所属  反対 
特に観光面での築地市場のブランド価値を考えれば新市場への移転に対しては慎重であるべきと考える。移転は現在の築地市場の建物に対する耐震性の不安というが、移転先豊洲の予定地の土壌汚染について東京都が一部データーを公表していなかったなど、アセスメント上の疑義を拭い切れない。食の安全を守ると同時に、市場で働く関係者の健康を守るという観点から、調査が万全であるか、再検証を要するものと考える。また、多額を要する土壌改良費用負担について東京ガスとの交渉状況が不透明で、この決着を見ないうちに安易に都税の支出を決めるべきではない。巨額となる理由が、“短期に改良する”という要素があるのであれば時間をかけることも一案として検討すべきではないか?オリンピック招致を言い訳に見切り発車的計画を進めるのは、オリンピックの政治的利用を企図するものであり、スポーツマンシップに反する。

大塚たかあき 民主党 無回答 

おおつか未来 日本共産党 反対 
土壌汚染が明らかになった場所に都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全を守る立場から絶対に許されない。現在地で再整備すべき。

来代勝彦 自由民主党 無回答 

新宿区    
秋田一郎 自由民主党 無回答 

いのつめまさみ 民主党  反対 
土壌改良に500億かけて本当に安全なのか?食の安全は守れるのか?豊洲以外の土地も視野に入れて考えるべき、現在の築地市場での建てかえを望む声がある。世界に名が通っている築地ブランドを守るためにも現在地での建てかえが好ましい。再度検討するべき。

大山とも子 日本共産党 反対 
私たちは、これまでも築地市場の豊洲移転を厳しく批判し追いつめてきました。汚染もさらに広がっていることも明らかになっています。生鮮食品を扱う場所としてこれほどふさわしくない場所はありません。さらに都民の運動を広げ、現在地での整備を実現させましょう。ごいっしょにがんばりましょう。

鈴木亮介 無所属  反対 
水銀、ヒ素、六価クロム、シアン化水素など人体に非常に有害な物質が次々と検出されるような危険な場所に我々都民が毎日口にする生鮮食品を扱う市場が建っていいはずがない。都民の食の安全を脅かす危険計画に断固として反対を表明します。ホームページも合わせてご参照下さい。

よしくら正美 公明党 賛成 (下記一括回答参照)

吉住健一 自由民主党 無回答

文京区    
小竹ひろ子 日本共産党  反対 
・豊洲は東京ガスの工場跡地で有害物質による土壌汚染が高濃度に汚染されている土地です。操業当時土壌汚染は問題にされなかったのもあり、異常な高濃度に汚染されています。食品を扱う市場の用地としては最もふさわしくない土地です。どんな対策をしても食の安全安心は確保できないことは明らかです。この点から移転は撤回すべきです。・豊洲移転は“首都圏の基幹市場をつくることであり都民の台所である築地市場とは全く違い大手流通のための流通センターに変えることになります。都民の利益にはつながりません。・築地市場は、関係者の合意の下にみんなの知恵と力を集中して築地で再整備することを追求するべきだと考えます。

なかや文孝 自由民主党 無回答

はとやま太郎 無所属 無回答

増子ひろき 民主党  反対 
汚染状況の把握が充分でない上、対策費が大きい。築地での文化としての価値が損なわれる。現地再整備の具体案を「考える会」などから早く出してください。共にがんばりましょう。

台東区    
小高明 日本共産党  反対 
発ガン性物質をはじめとした土壌汚染が明らかになった豊洲への移転に反対します。食の安全や都民の健康こそ第一に考えるべきです。また、現在地で再整備を要求します。

武田完兵 無所属 賛成  
条件付きで汚染の安全性が確認されること、発展・合理化には移転しか方法がない場合と組合の方も多く賛成している。(過半数の意ではない)言い方を変えると安全でない=反対、築地でも建築方法があるというならば前の知事選で言っていた黒川章さんの半分づつ建てるとか可能か資料等不足につき現状では都の方針を容認する。どんなにいいものでも50年に一度60年に一度は変化を求めるものです。それなりに変化はして来たと思いますが移転が先ではなく営業しながら築地に近代的システムができるのか、豊洲に仮市場を作って再び築地に新しいシステムを作った場合全員が賛成するが、もどることには100%の合意があれば再び築地に戻ることに賛成。ムリと思う。

中村明彦 民主党  反対 
①世界ブランドの築地の土地を離れるべきでない。②同地の地下二層、三層で市場を建設し地上部は駐車施設と公園にするべき③移転先の豊洲の土壌汚染された土地など論外である。④都の強引なやり方には疑問を感じる。(私感です)

服部征夫 自由民主党 無回答

墨田区    
あとう和之 日本共産党  反対 
都民の大事な食料扱う市場を、土壌がひどく汚染されている土地に移すことは絶対に許されません。現在地での建替も可能であるので、まずそこから検討すべきと考えます。

小沢昌也 民主党 無回答

加藤雅之 公明党 賛成  
老朽化した現在地を再整備するのは、アスベストの問題、営業をしながらの工事となるため工期が長期化し、工事費も高くなる。跡地の売却もできないため新たに600億円以上の税金投入が必要。豊洲の移転では土壌汚染の問題があるが当初の670億円を下回る予算で処理が可能と聞いている。新しい食文化、市場のにぎわいを作り出すなど将来性がある整備が可能となるのが新市場だと思う。

桜井浩之 自由民主党 記入なし  
当市場は、東京の台所であり極めて重要な施設であります。従って100年を見すえた考えを持たなければならないと認識する中で、今都議選挙後において改めて議論をすべきと思っております。

藤崎よしのり 自由民主党 無回答 

江東区    
あぜ上三和子 日本共産党  反対 
東京都は、高濃度ベンゾ(a)ピレンの検出や「有楽町層」のとぎれなど、市場の安全に係れる重大な情報を隠してきました。東京都は、最先端の「新たな技術、工法の採用」で安全が確保されるとしてるが、新技術は事前の実施テストはされておらず、その実効性は検証されていません。東京都が「食の安全」をこの次にして欠陥対策で築地市場移転を強行することは絶対に認められません。

大澤昇 民主党 記入なし  
築地市場の移転については、移転先から高濃度の汚染物質が検出されています。安全性が確認されておらずまた、市場関係者の合意も得られていません。私は強引な移転には反対、現在地再整備について改めて検討し、都民の声を幅広く聴く場を設けるべきと考えます。

木内良明 公明党 賛成 (下記一括回答参照)

鈴木きよと 無所属  反対 
移転先問題よりも、まず、ビジネスとしての「築地」にとってどうかである。築地ブランドの重要性を最重視し、利益を上げると同時に歴史・文化・伝統もまもらなければならない。築地にあるから築地なのでしょう。

関こうき 無所属 無回答 

見山伸路 無所属 記入なし  
食の安全が守られることがすべての前提だと思います。

山一輝 自由民主党 無回答

米沢和裕 自由民主党 無回答

品川区
    
石田秀男 自由民主党 無回答

伊藤興一 公明党 賛成 (下記一括回答参照)

神野吉弘 民主党 無回答

鈴木ひろ子 日本共産党 無回答

田中豪 自由民主党 無回答

馬場裕子 民主党  反対 
最近作成したニュースなど3版を同封します。直近のものは作成中ですが、これまでと同じ主張です。一般都民の多くは反対です。頑張りましょう。
『豊洲の市場移転予定地では調査をするたびに高濃度の汚染物質が検出され、現在も地下水を調査中です。都議会民主党「豊洲土壌汚染対策PT・座長 馬場裕子」はこの間、現地調査の視察や専門家会議の報告会を傍聴し、築地市場関係者、移転反対の方々と現地再整備について検討して参りました。同時に民主党本部環境部会に「特定の公共施設(公園・学校・市場など)に使用する土地は、土壌調査を義務付ける」とする法改正を要望し、参議院では早々に可決され、衆議院での審議を待ち望んでいる所です。』

目黒区    
伊藤悠 民主党  反対

斉藤やすひろ 公明党 賛成  
1935年の開業以来、74年を経て老朽化した築地市場の再建は安全面からも緊急を 私は都民のみならず、いまや海外の観光客からも慣れ親しまれている「築地ブランド」を考えれば、現在の場所で再建がすすめられれば、それがベストであると考えます。しかし、実際に市場として営業しながらの改修工事には20年を越す長い時間と3400億円を超す膨大なコストがかかり都民の税金を新たに推定630億も投入しなければなりません。また、古い建物のため、屋根に大量のアスベストが吹き付けられており、健康被害、食品への被害を防ぐためには、さらに工期と費用がかかるといわれています。一方都は検討している豊洲の東京ガス跡地に移転する場合、約4400億円といわれる費用は、現在の築地市場の土地の売却収入でほぼまかなうことができるために、コスト面では有利といえます。しかし、移転先の一部の土壌から環境基準の43000倍という高濃度ベンゼンが検出されるなど土壌汚染の不安があります。現在、都の専門家会議で汚染対策が検討され、移転先の土地の地下2mまでの土壌を入れ換え、その上に2.5mの土を盛るなど、手厚い対応案が提示されています。私は何よりもまず都民の「食の安心・安全」を絶対に確保し、不安を払拭することが最重要と考えます。よって都の移転先の汚染問題について①積極的な情報開示を行うこと、②最新の技術を用い科学的に万全の汚染対策を確立することをもって、移転について都民の納得と合意を得るべきと考えます。

沢井正代 日本共産党  反対 
・市場としての海水の確保など立地条件に恵まれている現在地で再整備すべきと考えます・豊洲の土壌汚染は重大な問題であり都民の食の安全を確保する立場からも移転は許されません。・移転に伴いPFI方式などの導入で民営化も検討されており国民のたたかいで確保した“公設市場”を守る立場からも移転はすべきではない。

鈴木隆道 自由民主党 無回答 

*都議会公明党 一括回答 賛成
新たな市場に要求される機能は①品質・衛生管理が可能な閉鎖型施設と温度管理システム(コールドチェーン)②加工・パッケージ施設③十分な荷捌きスペース、④広い駐車場スペースと構内道路、などです。これらを現在の築地において実現することは、その広さから言って困難。また、重層構造(大阪中央卸売市場を現地視察)にすると工事費が嵩み、物流効率も低下し、市場利用者の負担が重くなります。さらに現在地での再整備は、アスベストの問題、営業をしながらの工事となるため、工期が長期化し、工費も嵩みます。さらに跡地の売却益が見込めないため市場会計では財源をまかなえず、新たに600億円以上の税金の投入が必要になります。一方、豊洲への移転再整備では土壌汚染処理が課題。これについては、専門家会議、技術会議での検討、そして処理工法の公募などで、当初の670億を大きく下回る予算で処理が可能と報告されています。我々も、現地調査、処理プラントの視察、不法投棄現場の視察などを通して、処理は可能との判断をしました。また、移転再整備では築地市場跡地の売却益が発生するため、整備費は全て市場会計内で処理が可能となり、新たな税金の投入は必要ありません。こうした視点から、移転再整備が合理的であると判断しています。新しい市場は、最低でも将来50年間は使用する施設です。また市場は、市場関係者のみでなく、都民全体のための重要な施設です。新しい食の文化、市場の賑わいを作り出すため、中長期の視点から新市場の整備を考えることが重要だと思います。

 

コメント
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【築地 UP DATE 30-2】都議選 公開質問状 築地市場の移転賛否(2)

2009-07-01 04:40:31 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

(NPO法人市場を考える会 ブログからの転載)

氏名 所属 築地市場移転に賛成・反対 その理由

無回答=返信なし
記入なし=返信あり・記入なし

候補者順序は順不同


大田区
   
遠藤守 公明党 賛成 (下記一括回答参照)

岡幸夫 民主党  反対
(イ)市場関係者が納得していない(ロ)都内の魚屋さんや寿司屋さんが納得していない(ハ)汚染の事実を積極的に公開する姿勢を都が有してない(ニ)汚染はある程度は除去できたとしても地下水の汚染は残る(ホ)長い間、魚師さんも含む努力で培ってきた伝統が一瞬にして吹き飛びかねない(へ)移転跡地の開発業者への売却の匂いなど利権がらみの懸念がぬぐえない(ト)世界にアピールする観光スポットとしての存在についての都の視点が少ない。他沢山あり。

かち佳代子 日本共産党  反対
すでに高濃度汚染が明らかになっている豊洲の移転計画地は、たとえ土壌改良をしても不透層があるといってもいまや不透性は保証できない状況になっています。都民の食を預かる市場は、安全性確保が最も重要です。現在再整備をすすめるべきです。

金子富夫 無所属  反対
江戸っ子の心意気の原点を簡単にわけのわからないやつらに動かして欲しくない。その土地が栄える意味がわかっていない。地元議員たちがなぜもっと声高かに反対しないのかよくわからない。私は災害や都市計画、危機管理が専門ですが、多分、都は全てのインフラを、豊洲へ向けて造ってしまったので、今さら変更できないので、突っ張っているだけです。魚河岸の火を消さないで欲しい。私は、東京消防庁出身ですが、震災時あの場所では都民へ応援はできない。

神林茂 自由民主党 賛成
将来の都民の食の安定供給をはかるため

黒沼良光 日本共産党  反対
重大な土壌汚染が明きらかになり、その処理も確かではありません。費用もどれくらいかかるかといわれています。安全性からも利用上も、費用面からも困難と無理があります。確かに築地の老朽化による改修は必要ですが現地での再整備こそ費用も少なく名称も引き継がれ都民も安心できることになります。

鈴木章浩 自由民主党 無回答

鈴木あきまさ 自由民主党 無回答
 
すどうえいじ 無所属  反対
築地ブランドの有用性を強く感じるため→地域ブランドを生かして売りこむ事が可能

田中健 民主党 無回答
 
名取憲彦 民主党 無回答

藤井一 公明党 賛成 (下記一括回答参照)

柳ヶ瀬裕文 民主党  反対
移転予定地から高濃度の汚染物質が検出されるなど安全性が確認されていない。また、関係者の合意も得られていないため。

矢野敦子 社会民主党 反対
移転予定地から環境基準の約4万倍にもあたる有害物質が検出されました。さらに都は、高濃度発ガン性物質検出の情報を隠ぺい。豊洲移転は、都民のいのち・健康を危険にさらすものです。


世田谷区
   
栗林のり子 公明党 賛成 (下記一括回答参照)

後藤雄一 行革110番  反対
移転工事を行えば、汚染を東京湾に広げる事になる。

関口太一 民主党(公認申請中) 反対
移転予定地から高濃度の汚染物質が検出され安全性が確認されていません。また、関係者全体の合意がえられていないことから強引な移転に反対します。多くの都民が望んでいる現在地での再整備の可能性や具体的手法について、シンポジウムや公開討論会など、都民の声を幅広く聴く場を設けるべき。海外で「TSUKIJI」と言えば生魚の食文化を指すそうです。この文化資産を守るべきです。

田代博嗣  自由民主党 無回答

たぞえ民夫 日本共産党 反対
土壌汚染がひどいことがハッキリした豊洲に築地市場を移すなどというのは、食の安全を守る立場から反対である。

中嶋義雄 公明党 賛成 (下記一括回答参照)

西光子 東京・生活者ネットワーク 反対
高濃度の汚染が発覚した豊洲予定地ではどんなにお金をかけても食の安全は保障されない。生活者ネットワークは、早くから「食の安全・安心」を第一に掲げて活動してきた。その姿勢は今後も変わらない。

花輪智史 民主党  反対
食の安心安全、食の文化、税金の使い方からも大きな問題があると思います。

眞鍋欣之 自由民主党 無回答

三宅茂樹 自由民主党 無回答

山口拓 民主党  反対
まだ購入もしきっていない土地への調査費用と土壌改良に800億円以上を税金投入することは、やはり税金のムダ使いと指摘せざるを得ません。さらに、土壌汚染の全容を明らかにしなかったり、説明不十分で関係者各位の合意を一同に得られていないなど緻密さや安心感にはとうてい欠ける強引な移転には反対です。調査から多くの都民が望んでいる現地再整備が最も望ましく、世界ブランドである「築地」は国の宝であるという自覚を都が強く持つべきです。知事がオリンピックのプレスセンターをあそこに造りたいという思いもとだえ、計画もなくなった今、もう移転の必要なしと考えます。


渋谷区    
大津ひろ子 民主党 無回答

鈴木建邦 無所属  反対

田中まさや 日本共産党  反対 
大変な土壌汚染が明らかになっている場所に市場を移転することは、都民の食の安全を守る立場から、絶対に許されないと考えます。

村上英子 自由民主党 無回答


中野区    
植木こうじ 日本共産党  反対 
1、元々、現地再整備の方向で進めていたものを石原知事就任後、方針変更を押しつけてきたもの。1、その背景には大企業等が築地跡地再開発を求めていること、築地市場をスーパー中心につくり変えようとしていることなどがあると思われる。1、土壌汚染地であり、耐震上、液状化発生のおそれもあり都民の台所ともいわれる市場を、そのようなところに移転すべきではありません。

川井しげお 自由民主党 無回答

高倉良生 公明党 賛成  (下記一括回答参照)

高橋かずちか 自由民主党 無回答

西沢けいた 民主党 無回答

吉田康一郎 民主党 無回答


杉並区    
安東幹 無所属 無回答

門脇ふみよし 民主党 反対 
豊洲予定地での高濃度の汚染など安全性が確保されていない。

木梨盛祥 自由民主党 無回答

田中朝子 無所属  反対 
人間の口から身体内に入る食物を扱う市場を土壌汚染された土地へ移転させるという事は、普通どの人でも気持ち悪いと感じるのではないか。また、築地は今や世界的な観光場所でもあり、移転させるよりもそのブランド力を強化する方向で考えた方が良いと思う。

田中良 民主党  反対 
観光資源としての価値をもっと重視して立地条件を考える必要がある。本当に現地再整備が無理なのか疑問。ローリング方式が困難な事は理解するのが、晴海等の種地や人工地盤の構築等の可能性も含めて、暫定的に仮移転して現地再整備が出来ないか、研究する価値はあると思う。

坪井まり 東京・生活者ネットワーク 反対 
高濃度の土壌汚染が発覚した豊洲予定地では、食の安全は保障されない。生活者ネットワークは早くから「食の安心・安全」を第一に掲げて活動してきた。今後もその姿勢はかわらない。

早坂義弘 自由民主党 無回答

福士敬子 無所属  反対 
1)豊洲は土壌汚染が深刻な上、不透水層やベンゾ(a)ピレンのデータ隠しが発覚するなど議論の前提となるべき根拠に疑いをもたざるを得ない。2)専門家会議の提言はゼロリスクを考えておらず、食物を扱う市場として不適当。3)技術者会議の提言は専門家会議の提言を踏まえていない上、座長以外のメンバーも非公開であったなど民主的手続き上も疑問点が残る。4)埋立地特有の地盤沈下に加え、大地震時の液状化現象などの危険性もある。5)築地市場は、今や世界中から観光客が来る、観光資源である。このような有形無形の財産は一期一夕にできるものではない。簡単に移転すべきではない。築地市場の移転先の豊洲は調査をすればするほど汚染の状況が深刻化する事態で、議論の前提が崩壊しているものと考えます。関係当事者へ新たなアンケート調査なども必要です。また、2016年の東京オリンピックのメディアセンター建設計画もなくなって、時間を追われる可能性もなくなった今こそ、慎重な議論が求められると思います。築地市場は高尾山などと共に世界中から観光客が来る重要な観光資源であり、こういう有形無形の財産は一朝一夕に出来るものではありません。そういう点からも築地市場の豊洲移転には賛成できません。

松葉多美子 公明党 賛成(下記一括回答参照)

吉田信夫 日本共産党 反対 
移転予定の土壌汚染の度合いは基準を大幅に超えている。このような実態が明らかになりながら強行することは許すことはできません。本来都民の食を守るのが東京都の重要な責務であるにもかかわらず今回の都の姿勢は責務の放棄であり認められません。

    
豊島区    
泉谷つよし 民主党  反対 
移転先の安全性に対する疑問

吉良よし子 日本共産党 反対 
発ガン性の有害化学物質が基準値の何万倍もの値で検出されていて食の安全を脅かすような場所への市場の移転計画については絶対に許されません。更に、大型店を優先して地元の中小商店をないがしろにしかねない計画であるという点からも許せません。市場については現在の場所で現地や地元の商店のみなさんの声を尊重した再整備計画としていくべきです。

冨山恭行 無所属 無回答 
 
長橋桂一 公明党 賛成(下記一括回答参照)

矢島千秋 自由民主党 無回答


北区    
大松成 公明党 賛成(下記一括回答参照)

そねはじめ 日本共産党 反対 
発ガン性の強いベンソピレンなど高濃度で発見されるなど豊洲地域の土壌・地下水汚染は深刻です。こうしたところに築地市場を移転するなど、都民の食の安全を守る立場から絶対に許せません。これまでも、汚染が深く広がっていることや、築地市場は現在地での整備が可能なことなどを明らかにして、移転計画がどんなに道理のないものかをうきぼりにしてきました。引き続きこの豊洲移転をやめさせるために全力をつくします。

高木けい 自由民主党 無回答 
 
原田大 民主党  反対 
豊洲の移転予定地からは、環境基準を大幅に上回る汚染物質が発見されています。土壌汚染は、東京にとって今後本腰を入れて取り組むべき課題ですが、今回移転ありきで変な形で話が進んでいます。また、関係者の十分な納得、合意も得られていません。「築地」ブランドに対する配慮も不十分です。

和田宗春 民主党 無回答 


荒川区    
山知尚 自由民主党 無回答 
 
鈴木貫太郎 公明党 賛成(下記一括回答参照)

鈴木けんいち 日本共産党 反対 
汚染された土壌に移転すること自体間違いです。この間、以前築地で仕事をしていた人から話を聞きました。「市場周辺にはたくさんの築地に関わって仕事をする人々がいます。ただ市場を移転するでは済まないのです。」と。周辺で仕事をしている人々のことを考えれば、移転ではなく、いまのところで仕事が出来るようにすべきだと思いました。

滝口学 民主党 無回答


板橋区    
菅東一 自由民主党 無回答

くまき美奈子 民主党 無回答

たちばな正剛 公明党 賛成(下記一括回答参照)

土屋たかゆき 民主党 無回答

永井けいこ 自由民主党 無回答

ふるだて和憲 日本共産党 反対 
食の安全ということを考えるなら、重大な土壌汚染が明らかになった予定地に移転することは、許すことはできない。現在地で再整備すべきだ。


練馬区    
あさの克彦 民主党 反対 
豊洲の建設予定地に汚染が見つかったにも関わらず、強行する必要があるのだろうか。築地は観光地としても知名度が高い。再整備を検討すべきだろう。食物は安心感が最も大切。一度信頼を失ってしまえば、回復させることが困難であることは想像に難しくない。もしものことがあったらどうやって責任をとることができるのか。築地はやはり、築地にあってこそである。もう一度ゼロペースで考え直すべきであると考える。

小林健二 公明党 賛成(下記一括回答参照)

高橋かずみ 自由民主党 無回答

中井八千代 東京・生活者ネットワーク 反対 
高濃度の土壌汚染が判明した豊洲で食べ物を取り扱うことは不安であり、食の安全が保障されないと考えます。生活者ネットワークは早くから、命にかかわる「食の安心・安全」を第一に掲げて活動してきました。今後も食の安全の確保に向けて全力で取り組んでいきたい。

中川直人 社会民主党 反対 
移転先の豊洲の土壌汚染は深刻で、強い発がん性を持つ有害物質が高濃度で検出され、地下深くまで汚染が広がっている危険性も指摘されています。これらの事実を隠蔽してきた東京都も問題です。「食の安全」と同時に市場を大手スーパー優先にかえるもので、卸業者の死活問題にもなります。

中谷ゆうじ 民主党 反対 
移転先の豊洲地区から高濃度の汚染物質が検出されるなど、安全性の確認が不十分である。土壌を入れ替えても雨水が浸透しそれを汲み上げて使用した場合のリスクは、数十年後にしか判明しない。見直しを検討すべきである。

野上幸絵 民主党 無回答

松村友昭 日本共産党 反対 
都民の食の安全の上からも、豊洲移転は絶対に許せません。この間開発優先で移転先にありきで利用者や市場関係者の声もよく聞かずに強引に進めてきたが、心配された通り重大な土壌汚染が次から次へ明らかになってきている。計画は白紙に戻し、現在の築地市場での再整備計画を進めるべきである。

山加朱美 自由民主党 無回答

藤野克彦 行革110番  反対 食材を扱う土地が汚染されているから


都議会公明党 一括回答
新たな市場に要求される機能は①品質・衛生管理が可能な閉鎖型施設と温度管理システム(コールドチェーン)②加工・パッケージ施設③十分な荷捌きスペース、④広い駐車場スペースと構内道路、などです。これらを現在の築地において実現することは、その広さから言って困難。また、重層構造(大阪中央卸売市場を現地視察)にすると工事費が嵩み、物流効率も低下し、市場利用者の負担が重くなります。さらに現在地での再整備は、アスベストの問題、営業をしながらの工事となるため、工期が長期化し、工費も嵩みます。さらに跡地の売却益が見込めないため市場会計では財源をまかなえず、新たに600億円以上の税金の投入が必要になります。一方、豊洲への移転再整備では土壌汚染処理が課題。これについては、専門家会議、技術会議での検討、そして処理工法の公募などで、当初の670億を大きく下回る予算で処理が可能と報告されています。我々も、現地調査、処理プラントの視察、不法投棄現場の視察などを通して、処理は可能との判断をしました。また、移転再整備では築地市場跡地の売却益が発生するため、整備費は全て市場会計内で処理が可能となり、新たな税金の投入は必要ありません。こうした視点から、移転再整備が合理的であると判断しています。新しい市場は、最低でも将来50年間は使用する施設です。また市場は、市場関係者のみでなく、都民全体のための重要な施設です。新しい食の文化、市場の賑わいを作り出すため、中長期の視点から新市場の整備を考えることが重要だと思います。
   

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【築地 UP DATE 30-3】都議選 公開質問状 築地市場の移転賛否(3)

2009-07-01 04:38:37 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

(NPO法人市場を考える会 ブログからの転載)

氏名 所属 築地市場移転に賛成・反対 その理由

無回答=返信なし
記入なし=返信あり・記入なし

候補者順序は順不同


足立区
    
浅古みつひさ 無所属 賛成  
経済波及効果の観点から賛成。賛成か反対かの二者択一なので賛成とする。但し、移転先の土壌汚染の問題に対する都の対応は十分ではなく改良費用の追加予算内での完全除去にも疑問が残る。

市川おさと 無所属 無回答
  
大島よしえ 日本共産党 反対 
発がん性物質が環境基準を大きく上まわる汚染された土地に都民の台所である築地市場を移転させるなんて、絶対に許せません。現在地に建てかえ再整備した方がよっぽど安上がりで、食の安全も守れます。

大西さとる 民主党  反対 
築地市場の移転については、移転予定地から高濃度の汚染物質が検出されるなど安全性が確認されておりません。又、豊洲ありきの姿勢で話が進んでいることに疑問を感じています。(何故他の場所を考えないのか、何か利権があるのかなど)築地での建替えを検討すべきです。

鈴木かつひろ 民主党  反対 
築地は、東京都においても「食の台所」そして観光名所としても重要な市場でありますが、日本にとっても誇れる市場であると考えています。何故いま、豊洲に市場をいそいで移転させる必要があるのか東京都の姿勢に理解が出来ません。豊洲の土壌改良に1000億円近い経費を掛けるなら再検討、白紙撤回すべきであると思っております。

高島なおき 自由民主党 無回答
  
友利春久 公明党 賛成  (下記一括回答参照)

中山信行 公明党 賛成  (下記一括回答参照)

三原まさつぐ 自由民主党 賛成  
現在地での再建は物理的かつ費用の点で極めて無理があり、転地が最良と思われる。豊洲に対しては、十分な対策を講じるべきです。

  
葛飾区    
伊藤正樹 民主党  反対 
土壌の安全性が確認されていない・関係者の合意が得られていない・豊洲に予定されている計画は過大

かば山たかし 自由民主党 無回答 
 
鈴木一光 自由民主党 無回答 
 
田村智子 日本共産党  反対
・土壌汚染の土地に“食”の市場をつくるべきではない。・市場関係者の意見・要求をおさえこむのは間違っている・歴史と伝統の築地に再開発ビルは必要ない。

野上純子 公明党 賛成(下記一括回答参照)

米川大二郎 無所属  反対 
地盤改良工事は、想定通りに工事が進まないこともあり、工事金額が膨らむ可能性が高い。(東京都港湾局で東京港の地盤改良工事等に3年間従事した際、想定外の状況のため、契約更新をすることも多々ありました。)また、5月29日付、朝日新聞に掲載されていましたが、築地市場が、外国人の最も注目した観光スポットに選ばれています。オリンピックの時に築地市場がなかったら、外国の方は、ガッカリするでしょう。現地建替えも、今の技術ならば可能な方法が必ず見つかります。豊洲の土壌汚染対策でさえ専門家が検討したら、新しい対策が提案できました。

    
江戸川区    
上野和彦 公明党 賛成(下記一括回答参照)

宇田川聡史 自由民主党 無回答
  
河野ゆりえ 日本共産党 反対 
重大な土壌汚染が明らかになった場所に、都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全を守る立場から、絶対に許されません。現在地で再整備すべきと考えます。

笹本ひさし 民主党  反対 
築地市場の移転 いまさらながら『食の安全』が問われています。世界最大規模の市場で観光名所の東京ドーム5個分ほどの広大な築地市場。市場が開かれて以来、75年の間に培われた伝統と味わい、地域とのつながりがあります。そのため非常に地の利が非常によく、自動車はもちろんのこと、電車でも便利なところ。大江戸線、有楽町線、日比谷線はもちろん、都営浅草線もある。その気になればJRの新橋・有楽町からだって歩いても行けます。だからこそ、観光面でも大きな収入になっているのです。ところが、都はこの市場を移転させると言っています。安全基準の4万3千倍のベンゼンや860倍のシアン化合物のほか、鉛やヒ素などの猛毒の土壌。液状化で道路にひびが入るようなゆるい地盤。その上に市場をたてて安心ですか?都は、それを知って移転させようとしているのです。箱の上とはいえ、そんな地面に置いた魚を刺身で食べたいと思いますか?ちょっと大きめの地震が来たとき、市場が倒壊して食生活が一気に麻痺してもよいのですか?都は、その汚れた土を「4.5m入れ替えてアスファルトを敷くから大丈夫」と言っていますが、これは、まさに危ないもの、臭いものに蓋をしようとしています。それで築地の魚を食べられますか?東京都政は東京に生活する私たちに最大の情報公開が大前提。国政も定額給付金やエコポイント、今では「国営マンガ喫茶」とまで言われる漫画博物館の建設案など、いつのまにかにどんどん話を進め、税金をふんだんに投入しようとしています。これを変えなければ、安心して食事することさえできません。

田島和明 自由民主党 無回答 
 
田之上郁子 民主党  反対 
どうしても移転が必要だとは思えません。また、豊洲の土壌汚染により更に費用がかかることも理由のひとつです。
    

都議会公明党 一括回答
新たな市場に要求される機能は①品質・衛生管理が可能な閉鎖型施設と温度管理システム(コールドチェーン)②加工・パッケージ施設③十分な荷捌きスペース、④広い駐車場スペースと構内道路、などです。これらを現在の築地において実現することは、その広さから言って困難。また、重層構造(大阪中央卸売市場を現地視察)にすると工事費が嵩み、物流効率も低下し、市場利用者の負担が重くなります。さらに現在地での再整備は、アスベストの問題、営業をしながらの工事となるため、工期が長期化し、工費も嵩みます。さらに跡地の売却益が見込めないため市場会計では財源をまかなえず、新たに600億円以上の税金の投入が必要になります。一方、豊洲への移転再整備では土壌汚染処理が課題。これについては、専門家会議、技術会議での検討、そして処理工法の公募などで、当初の670億を大きく下回る予算で処理が可能と報告されています。我々も、現地調査、処理プラントの視察、不法投棄現場の視察などを通して、処理は可能との判断をしました。また、移転再整備では築地市場跡地の売却益が発生するため、整備費は全て市場会計内で処理が可能となり、新たな税金の投入は必要ありません。こうした視点から、移転再整備が合理的であると判断しています。新しい市場は、最低でも将来50年間は使用する施設です。また市場は、市場関係者のみでなく、都民全体のための重要な施設です。新しい食の文化、市場の賑わいを作り出すため、中長期の視点から新市場の整備を考えることが重要だと思います。
   

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【築地 UP DATE 30-4】都議選 公開質問状 築地市場の移転賛否(4)

2009-07-01 04:35:42 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

(NPO法人市場を考える会 ブログからの転載)

氏名 所属 築地市場移転に賛成・反対 その理由

無回答=返信なし
記入なし=返信あり・記入なし

候補者順序は順不同


八王子市
    
相川ひろし 民主党 反対 
移転予定地から高濃度の汚染物質が検出されるなど、築地市場の移転については、安全性が確認されていません。また、関係者の合意も得られていません。

石森孝志 自由民主党 無回答 
 
串田克巳 自由民主党 無回答
  
小林弘幸 無所属  反対 
豊洲地区の土壌汚染問題を抱えるなか、土壌処理へいくらかかるのか等、具体的数字が発表されないまま、移転することに疑問を感じている。そもそも移転する理由が見当たらない。

清水ひで子 日本共産党 反対 
4年間市場を所管する経済港湾委員会に所属していましたが築地市場の移転計画は、豊洲予定地を調査するごとに、高濃度の汚染が明らかになり、移転が危険だという調査結果が示されています。私達は「専門家会議」の公開を要求し、傍聴し、毎議会、都を追及してきました。そして「移転を断念」させる“決議”を提出してきました。都は、安全だ、反対は一部だ、豊洲移転しか方策はないと推進していますが、都の「汚染隠し」など、疑問や批判は増すばかりです。私は方策は現在地再整備しかないと強く確信しています。6月27日の集会は残念ながら参加できませんが、新しい都議会に必ず出て、皆さんと一緒に「移転反対」をがんばりたいと思います。

滝沢景一 民主党 反対 
豊洲土壌の汚染問題はまったく解決されていません。食の安全確保は生産性以前の問題であり豊洲移転は反対です。また、トップダウンの石原都政で「移転ありき」の都行政の対応も容認できません。更に江戸東京の歴史・文化の継承の観点からも「築地」を末長く存続させるべきと考えます。

東村邦浩 公明党 賛成  (下記一括回答参照)

    
立川市    
酒井大史 民主党 無回答
  
宮崎章 自由民主党 無回答
  
大野まこと 日本共産党 反対 
築地は都民の台所、食の安全など象徴です。汚染が明らかになった場所に移転することは認められません。

    
武蔵野市    
小美濃安弘 自由民主党 無回答
  
松下玲子 民主党  反対 
移転予定地から高濃度の汚染物質が検出されるなど、安全性が確認されていません。また、関係者の合意も得られないことから、強引な移転には反対です。

    
三鷹市    
伊沢桂子 無所属 無回答
  
中村洋 民主党 無回答
  
ほんだ勇 日本共産党 反対 
①豊洲の土壌汚染地への市場移転は行うべきでない。②築地での改良改善し、よりよい市場への充実が可能と思う。

吉野利明 自由民主党 無回答
  
    
青梅市    
野村有信 自由民主党 賛成  
①狭あい、老朽化対策として移転は止むえない。流通拠点として。②跡地利用は「築地のブランド」を守り、世界に発信するため「東京の食文化」の発信、交流拠点に位置づけ、場内、場外の生鮮食料品業の各業界に参画していただく。

山下容子  無回答 


府中市    
阿部まこと 日本共産党 反対 
都民の台所を預かる市場を有害物質で汚染された豊洲へと移転するのは絶対反対、現地で再整備すべき。“不透水層”の不存在など都の論拠も崩れている。

くわしま耕太郎 無所属 無回答 
 
小山くにひこ 民主党 反対 
そもそも、企業の工場跡地等の再開発等に伴い、土壌汚染が顕在化してきた結果として平成14年に土壌汚染対策法が制定されていることからも明らかなようにかつて、東京ガスの工場であった豊洲の市場移転候補地については、まず一定の土壌汚染が進んでいる蓋然性が高いことを前提に、移転事業等を議論すべきである。まして今回は、生鮮品を扱う最大級の食品市場が移転の対象である。調査の結果において、土壌汚染が不透水層の下にまで拡大しているおそれが明らかになった以上、食の安全の面から、豊洲移転を見直すことは当然である。

そなえ邦彦 無所属  反対 
基準値を超える有害物質があるため

ひるま敏夫 自由民主党 無回答
  
    
昭島市    
杉崎源三郎 自由民主党 無回答 
 
星ひろ子 無所属  反対 
高濃度の汚染が発覚した豊洲予定地では、多額の予算をかえて土壌対策をしても都民の不安は解消されない。私は市議会議員として活動した間、食の安全の問題を重要テーマとしてとり組んできました。都政においても引き続き積極的にとり組む課題です。

    
町田市    
今村るか 民主党  反対 
私たちの台所と直結する“築地市場”の移転予定地・豊洲地区(江東区)の土壌汚染問題では、民主党の強い要求で都が実施した追加調査で、調査地点約2割で環境基準を超える有害物質が検出。ベンゼンは最高4万3000倍、シアンは最高930倍という高濃度です。しかし、都は汚染浄化対策費用をすれば影響ないとして早期移転にこだわっていますがその土壌汚染対策費用はなんと約586億円。さらに重要なのはその巨費を投じたとしても、都民の食の安全にかかわる疑念・不安は到底払拭はできないということです。民主党は現市場の再整備や候補地再検討など慎重な対応を求め続けます。

小磯善彦 公明党 賛成(下記一括回答参照)

細野りゅう子 日本共産党 反対 
豊洲では、ベンゼンよりつよい発がん性をもつベンゾピレンが高濃度で検出され、都が汚染を地下に浸透させないと言いはっていた粘土層がとぎれており、地下深く汚染がひろがっている可能性がつよいなど、汚染が深くひろがっているからです。また、築地ブランドのある現在地整備が十分可能であり、移転計画には、まったく道理がないからです。日本共産党都議団は、「築地市場の豊洲移転の白紙撤回をもとめる決議」を提案しました。

吉田勉 無所属 無回答
  
吉原修 自由民主党 無回答 
 
    
小金井市    
高木真人 自由民主党 無回答 
 
西岡真一郎 民主党 反対 
築地市場の移転については、移転予定地から高濃度の汚染物質が検出される等、安全性が確認されていません。また、関係者の合意も得られてないことから、強引な移転には反対します。大阪市場でも実現している現在地整備とその他の計画立案を早急に検討すべきと考えます。また、オリンピック招致における当初の計画では、築地市場跡地にメディアセンターを建設する予定でありましたが、オリンピックの為に築地市場を豊洲に移転するのでは本末転倒であり、ますますオリンピックへの支持率低下につながるという思いから、様々な取り組みを行い、この計画を変更させることが出来ました。メディアセンターは東京ビックサイトに計画変更となりました。

山下万葉 無所属  反対 
豊洲の土壌がひどく汚染され食物の材料を扱える場所でない事は、今やもはや火を見るより明らかだから。又、庶民の江戸時代から続く伝統と歴史と活気あふれる築地の風情や文化をこれからも守り、さかんにしてゆきたいから築地で市場を続けるべきだと思う。豊洲に移すのは軽薄な事業の様に思えて嫌だ。

    
小平市    
斉藤敦 民主党 無回答 
 
すえひろ進 日本共産党 反対 
移転先としている豊洲は、重大な土壌汚染が明らかになったところであり、都民の台所である築地市場を移すことは、食の安全を守る立場から絶対に許されません。現在地で再整備は可能であり、そうするべきと考えます。

高橋信博 自由民主党 無回答 
 
千島孝広 無所属  反対 
移転後のヴィジョンについて議論が深まっておらず、従来の地方港湾整備のようにオーバースペックなことをして無駄にする可能性が高い。取扱量は長期的に見て減少している。アジアのゲート機能を高めるといった認識が産官ともに共有する必要があるが、そこまで至っていない。食の安全性については、必要な対策が確実に行われれば当面は確保できると思われるが、必ず劣化等の問題が発生してくる。追加対策も含めて総コストを判断する必要がある(理論上は安全でも、手抜工事や現場が仕様を変えてしまう可能性もあり、その意味でも追加コストの可能性はありうる)

    
日野市    
新井智陽 民主党 無回答
  
古賀俊昭 自由民主党 無回答
  
村松みえ子 日本共産党 反対 
築地市場は、都民の台所として大変重要な市場です。それを重大な土壌汚染が明らかになった場所に移転するなどということは、都民の食の安全を守る立場から、絶対に許されません。現在地で再整備すべきです。

    
西東京市    
石毛茂 民主党  反対 
築地市場の移転については、移転予定地から高濃度の汚染が検出されるなど、安全性が確認されていません。また関係者の合意も得られていません。
   
山田忠昭 自由民主党 賛成  
築地市場は、開場から年月が経過し、老朽、狭隘化が著しく一刻も早く整備をしなければならない。豊洲の移転については、土壌汚染対策を実施して時代のニーズにこたえられる首都圏の基幹市場として市場関係者の理解を得ながら実施すべきと考えます。

    
西多摩    
島田幸成 民主党 無回答
  
畠中克賢 自由民主党 無回答 
 
林田武 自由民主党 無回答
  
    
南多摩    
遠藤邦子 日本共産党 反対 
老朽化や手狭なことに対応する点では、現在地で、築地市場の再整備をすることを提案します。石原知事の案は、建て替えを逆手にとって、別の用途で使うために現在地から築地市場を追い出そうというものです。しかも、追い出し先の豊洲が、重大な土壌汚染が明らかになっているにもかかわらず、その情報さえ隠してきたことは二重三重にゆるされません。

小磯明 自由民主党 無回答 
 
しのづか元 民主党 反対 
都の専門家会議は汚染浄化対策を実施すれば影響は生じないとしていますが、都民の食の安全にかかわる疑念・不安は払拭できません。現市場の再整備や他候補地の再検討など「まず移転ありき」ではない慎重な対応を求め続けます。

原田恭子 東京・生活者ネットワーク  反対 
現在の築地での建て替えもアスベストの問題があるので難しい。豊洲予定地の高濃度の汚染は市場に適さない。「食の安全」は生活者ネットワークの当初からのこだわりである。


北多摩第一    
尾崎あや子 日本共産党 反対  
重大な土壌汚染が明らかになった場所に都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全を守る立場から絶対許されない。現在地で再整備すべきです。

佐藤広典 民主党 無回答 
 
谷村孝彦 公明党 賛成(下記一括回答参照)

野田数 自由民主党 無回答 


北多摩第二    
興津秀憲 民主党  反対 
食の安全を考えた時に、いかなる不安も取り除く必要があると考える。土壌が汚染されている事実が判明しており、その不安を一掃できない以上、都民の健康を考えた時に、豊洲移転は考えるべき選択肢ではない。一都民として思う事は家族・家族の健康こそ一番の宝物です。普遍的な思いです。PS築地市場には、場外も含めて家族でよく出かけます。お寿司・卵焼きも楽しみです。

たかすぎ健一 自由民主党 無回答
  
山内れい子 東京・生活者ネットワーク 反対 
高濃度の汚染が発覚した豊洲予定地では、どんなにお金をかけても、食の安全は保障されない。生活者ネットワークは、早くから「食の安心・安全」を第一に掲げて活動してきた。その姿勢は今後も変わらない。さらに市民に向けての情報公開についても不充分であり、行政としての誠意が問われる。


北多摩第三    
遠藤まもる 自由民主党 無回答
  
尾崎大介 民主党  反対 
新市場予定地にある豊洲に至っては、ベンゼン・ベンゾピレンという有害物質が検出されている。こうした事実が、以前隠されていたこともあり、又、食の安全性が非常に重要視されている現在、再整備を含めて、検討し直すべきである。

志摩和寿 日本共産党  反対 
土壌汚染が明らかな場所に築地市場を移転することには、絶対反対です。現在地での再整備など市場関係者の総意を大事にしていくべきです。


北多摩第四    
野島善司 自由民主党 無回答 
 
畠山まこと 日本共産党 反対 
重大な土壌汚染が明らかになった場所に都民の台所である築地市場を移転することは、都民の食の安全を守る立場から絶対許されない。現在地で再整備すべきです。

山下太郎 民主党  反対 
築地市場の移転については、移転予定地から高濃度の汚染物質が検出されるなど、安全性が確認されていません。また、関係者の合意も得られていません。


島部
田中英二
 民主党 無回答 

川島忠一 自由民主党 無回答

都議会公明党 一括回答
新たな市場に要求される機能は①品質・衛生管理が可能な閉鎖型施設と温度管理システム(コールドチェーン)②加工・パッケージ施設③十分な荷捌きスペース、④広い駐車場スペースと構内道路、などです。これらを現在の築地において実現することは、その広さから言って困難。また、重層構造(大阪中央卸売市場を現地視察)にすると工事費が嵩み、物流効率も低下し、市場利用者の負担が重くなります。さらに現在地での再整備は、アスベストの問題、営業をしながらの工事となるため、工期が長期化し、工費も嵩みます。さらに跡地の売却益が見込めないため市場会計では財源をまかなえず、新たに600億円以上の税金の投入が必要になります。一方、豊洲への移転再整備では土壌汚染処理が課題。これについては、専門家会議、技術会議での検討、そして処理工法の公募などで、当初の670億を大きく下回る予算で処理が可能と報告されています。我々も、現地調査、処理プラントの視察、不法投棄現場の視察などを通して、処理は可能との判断をしました。また、移転再整備では築地市場跡地の売却益が発生するため、整備費は全て市場会計内で処理が可能となり、新たな税金の投入は必要ありません。こうした視点から、移転再整備が合理的であると判断しています。新しい市場は、最低でも将来50年間は使用する施設です。また市場は、市場関係者のみでなく、都民全体のための重要な施設です。新しい食の文化、市場の賑わいを作り出すため、中長期の視点から新市場の整備を考えることが重要だと思います。

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