「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

予算審議に向けて “座標軸”

2008-02-24 23:00:00 | 政策・マニフェスト
来週から、いよいよ本会議が開催され、
予算特別委員会で、来年度の予算が審議されます。

私も、無所属議員会派『友愛中央』から、
予算特別委員会委員となる予定であります。

すでに、プレス発表された中央区の来年度予算を
分析しているところですが、
分析している自分自身を振り返ってみると、
ある座標軸にそって考えていることに気付きました。
もちろん、自分のマニフェストを掲げ、選挙に出ているわけで、
各項目の実現に4年間全力で臨みますが、
今年度の重きをおく点が以下の座標軸として見えてきました。


大目標:
『すべての区民が健康になること~赤ちゃんから高齢者まで~』
理由)
 来年度は、区民健診が大きく変わり、「特定健診・特定指導」が始まります。75歳以上の後期高齢者への医療制度(「後期高齢者医療制度」)も変わります。医療のあり方が、大きく変わっていく中で、区民の健康に本当に役立つ制度の“運用”をしていく必要を強く感じています。
 また、在宅医療、がん医療、ノーマライゼーション、福祉のまちづくり、新型インフルエンザ対策、心の健康、まだまだ充実させていかねばならない課題が多々あると感じております。

この大目標を掲げながら、予算を分析していきます。

そのための5つの戦術
①情報公開・情報開示
 どのようなプロセスを経て、結論が出たのか、プロセスを知っていただく必要もあると感じています。そのことが、②の市民参加に繋がっていくとも感じます。
 出した情報が、再度帰ってくることで、施策は、もっと充実していくはずです。

②市民参加
 もっと現場の声が、反映されるように、していきます。「ワークライフバランス」といいますが、「仕事と生活と市民参加のバランス」と私は、ハンナ・アレント『人間の条件』を読んで考えています。

③連携
 医療・福祉の充実は、その部局だけががんばれば解決されるものではありません。環境問題にもこれは、当てはまりますし、何事にも当てはまりますが。

④築地市場の食文化
 健康は、食からです。また、人生の究極の喜びのひとつは、「おいしいものを食べること」です。
 中央区は、築地市場をもつという恵まれた環境にあり、この環境を生かし、食育を初め、食の充実を考えていきます。

⑤教育・学ぶ楽しさ、学ぶ喜び
 教育の中央区ということをさらに進めていくと共に、健康教育の充実も図って行きたいと考えます。大人になってからの健康になるための行動変容は、非常に難しいと見ています。早く子どもの頃からの健康になる意識をもつことが、一番根本的な、そして有効な取組みになると考えています。
 また、人生の究極の喜びのひとつは、「真理を知ること」です。学ぶ楽しさ・学ぶ喜びを感じることを、一生続けられるように環境づくりをして行きたいと考えます。「学んでいる人は、老いません。」そう、私は考えています。


これから、3月に向けて、まずは、予算案の私の分析を、
3月に入りましたら審議結果を掲載していきます。

みなさまのご意見・ご希望をお待ちいたしております。
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素敵な土曜日

2008-02-23 12:10:07 | 政策・マニフェスト
築地市場で始まった日は、やっぱりついている気がする。

*市場内を歩いていて、新たな情報を得ることができました。

*患者さんのお父さんから、いくら本を読んだところで得ることができない貴重な情報を得ることができました。

*患者さんのお母さんから、世界にひろがる手段を一つ手に入れることができました。

皆様も、素敵な週末をお過ごしください。
患者さんのお子さんが、うれしそうに言っていました。
「今日、どうぶつえんいくんだっ。」
晴れているから、きっと楽しい一日になりますね。

もし、風邪ひきや、急病のお子さんがいらっしゃったら、
明日2/24日曜日、急病対応いたします。
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【お願い】東京マラソン2008を録画した人いませんか?

2008-02-23 10:43:08 | 政策・マニフェスト
東京マラソン2008を録画した人いませんか?
見たく考えています。
メールにて、ご連絡いただけませんでしょうか?
個人メール:kazuki.kosaka@e-kosaka.jp
よろしくお願いいたします。
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朝は、築地市場から

2008-02-23 09:50:27 | 政策・マニフェスト
2/23(土)の朝も、築地市場から始まった。
2/21(木)の朝、築地市場から始まって、素敵な一日になった。
今日は、どんないいことがあるかな?
自分にとってのジンクスになってほしいな。
「築地市場から始まった日は、いい一日になる」って感じ。

さっき築地市場で、“思い”と“思い”が、つながった
新たな何かが生まれていく。
築地市場を守るのは、結局は、人の“思い”と“思い”の鎖。
これが繋がれば、広く日本国じゅう、世界じゅうに繋がれば、
土壌汚染が深刻な豊洲に移転させることなく、
現在地築地に市場を留めることができるはず。

“思いの鎖”、何においても通じる、根本的な原理だけど。。。
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予算審議にむけて

2008-02-22 23:00:00 | 政策・マニフェスト
 本日2/22、友愛中央議員控室で、高橋伸治幹事長と予算審議に向けてお話をさせていただきました。お話は、3時間弱に及んだでしょうか。
 私からは、「築地市場の現在地での再整備」へ取り組んでいく上でのポイントをご相談させていただきました。様々な視点が、必要であることが、あらためて認識することができました。
 現在の流通システムの変化に対応しながら、築地市場は、日本の食文化の拠点であると同時に、中央区民にとっても、築地市場が生活に欠かせない市場として機能していくように現在地の再整備で作っていく必要を強く感じた次第です
 さて、3月本会議、予算特別委員会と進んで行きます。皆様から頂いた声を、その都度委員会で行政に問題提起をして参りましたが、もう一度総括した形で、予算特別委員会で問題提起したいと考えています。
 一番多く寄せられた声は、待機児童のことでしたが、それだけでなく、ひとりひとりの声を大切にして行きたいと考えています。
 皆様からの区政・行政へのご提案をお待ちいたしております。
 個人メール:kazuki.kosaka@e-kosaka.jpへ、ご意見いただいても結構です。
 来週は、もう一度、現場を確認し、予算審議に備える予定です。


以下、議会日程

3月
3日 月曜日 午後1時から 議会運営委員会
3日 月曜日 午後2時から 本会議
4日 火曜日 午後1時から 議会運営委員会
4日 火曜日 午後2時から 本会議
5日 水曜日 午後1時から 議会運営委員会
5日 水曜日 午後2時から 本会議
6日 木曜日 午前10時30分から 企画総務委員会
7日 金曜日 午後1時から 議会運営委員会
7日 金曜日 午後2時から 本会議

10日月曜日から
25日火曜日まで この間に予算特別委員会が開会される予定です。
(土曜日・日曜日・祝日を除く)

28日 金曜日 午後1時から 議会運営委員会
28日 金曜日 午後2時から 本会議
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素敵な一日、大きな三つの出会い

2008-02-21 23:00:00 | Weblog
2/21木曜日は、素敵な一日でした。

気持ちのいい朝を、築地市場で向かえた。出だしがよかったと、今、思い返せば。

 昼には、自分自身の考えの枠を大きく飛び越える考えを披露される方と出会うことができました。出口のない、どうしても突破できない障壁を、もしかして、その考え方を使うと突破できるかもしれない、そう思えました。はっきりいって、その考え方に出会え、わらをも掴む思いであったから、涙が出るぐらいうれしかった。

 夕方、保健所では、『第4回食育専門部会』が、開催。傍聴いたしました。
 中央区の食育を進めるといっても、その進め方の大方針が必要です。その大方針ともなる「食育専門部会報告」ができあがりつつありました。方針ができて、それを如何に実践に移していくかが、問題ではあるものの、まずはというその方針がたてられたことは、前進だと思っています。今後、食育が進められ、食という観点からも、子ども達が健康になっていくのを、見守って行きたいと考えています。

 夜には、医師会主催の『小児保健事業懇談会』が開催され、出席。日頃、子ども達がお世話になっている保育園、幼稚園、小学校、中学校の先生方と情報交換する場です。様々なお話をすることができ、また、自分自身のイメージと現場の状況と考え方の比較・検討をすることができ、非常に有意義でした。(固い書き方ですが、笑いのたえない和やかな雰囲気の中で行われています。)
 その会で、中央区立銀座中学校校長土田壮造氏ともお話をすることができ、貴重な現場の声を頂きました。特別支援学級の状況、特別支援学級の卒後のこと、「かえで学級」のこと、中学生の職場体験などなど、今後の教育の充実を考える上で、とても参考になりました。
 
 懇談会終了後、私の先輩の先生(医師)とあらためてお話をする時間ももつことができました。開業医をしていますと、自分自身のスタンダードに染まってしまいます。先輩の先生は、私への心温まるアドバイスをしてくださいました。開業医ひとりひとりにも生き方、考え方があります。どの先生ともお話しすると、それらの思いに感銘を受けるのですが、昨日も感銘を受けつつ、夜が更けていきました。
 帰り際、私達の席の隣りが、それまた、近所で診療されている先生(医師)が、ご夫婦で、時間を過ごされていました。予期せぬ出会いの広がり。奥様からは、女性心の繊細な一面をうかがい知った次第。
 
 様々な出会いのある一日であり、素敵な一日となりました。ここには書いていませんが、友の病気も快方に向かっていると遠い便りで知り、ひと安心。
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本日2/21朝の築地市場、この地での再整備を待つ人たちの思いとともに

2008-02-21 11:39:24 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
本日2/21、東京は、雲ひとつない青空。
気持ちのいい朝、築地市場も、
新鮮な魚、野菜・果物の流通の拠点となって、
今日も機能し続けていた。

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本日2/20、地域活性化対策特別委員会 開催 報告

2008-02-20 16:50:35 | NPO・地域力
本日2/20、地域活性化対策特別委員会が開催された。

傍聴してまいりましたので、ご報告致します。

行政側からの報告は、3件。

1.指定管理者構成団体の変更について

2.町会・自治会に関するアンケート調査結果について

3.中央区商工業融資制度の改正について

以上。
すべて、常任委員会で話されている内容。

各ポイントは、

1.指定管理者構成団体の変更について
中央会館と総合スポーツセンター・月島スポーツプラザ・浜町運動場
における設備管理、清掃、警備を行っていた財団 東京都弘済会が、
ビル管理業務から撤退し、
前者は、株式会社シービーケー
後者は、株式会社大成サービス
に変更になった。
(区民部指定管理者選定委員会審査済み)


2.町会・自治会に関するアンケート調査結果について
区に登録している町会・自治会172団体の町会長・自治会長及び役員らに、アンケート調査を実施した。172団体(自治会は29)に実施し、1自治会を除き171団体(自治会28)から回収。回収率99.4%。
この結果を町会・自治会が抱える課題と現状把握に役立てていく。

3.中央区商工業融資制度の改正について
現行14種類の融資を、4体系11種類へ見直し、限度額など変更を加える。
平成18年3月の「中央区地域金融あり方検討会」の報告を踏まえた改正。

各議員からの質問内容は、
①町会・自治会のありかたについて
新築のマンションの分譲であれ、賃貸であれ、その入居者の町会・自治会加入への促進について、多くの議員が重点をおいて議論されていた。

②央区商工業融資制度関連で、昨年10月実施の責任共有制度について
責任共有制度の影響は、あまり出ていないとの区の分析であった。

③先日の東京マラソン2008を終えて
2/17に実施されてたが、区の対策本部には、大きな事故の報告もなく、無事終了したということであった。

④東京湾大華火祭の来年度の運営について
新たな高層マンションも立ち、人口増のもと、安全面に気をつけ考慮していく。現段階では、実行委員会が立ち上がっていない状況。

等。

以上。

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本日2/19、築地市場等街づくり対策特別委員会 報告

2008-02-19 23:27:44 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
本日、私が委員として属す、築地市場等街づくり対策特別委員会が
開催されたので、報告します。

長々と書きますが、
私にとっての本日の会議の一番のポイントは、
行政の築地市場への姿勢の言質:
“「いまでも、豊洲への移転には、断固反対である。」という姿勢に変わりはない”
という回答を得たことであります。

区議会本会議、すなわち平成20年第一回定例会は、
3/3(月)から開催されます。
区長の所信表明は、3月3日(月)午後2時から3時。
(中央FM FM84.0MHz中継有り)
豊洲土壌汚染が発覚した今、
そしてその事態が、
4100箇所の土壌汚染再調査を必要とする深刻な状況下、
食の安全、築地ブランドを守るために、
是非、所信表明での、
力強い築地市場移転断固反対の声明を、
期待したいです。

行政からの報告は、2項目。

1.京橋二丁目16地区都市再生特別地区の都市計画について
ポイント:京橋地区における、二つの街区を統合し、都市開発を行う計画の手続きを行って行く報告。場所は、宝町駅近くの中央区京橋二丁目、15番、16番、17番の一部で、二つの街区、A地区とB地区がある。A地区には、区道563号線をはさんで、二つの土地がある。区道563号線を廃止し、これら二つの土地を一体的に活用できるようにする代わり、B地区を区の土地として与え、あわせて区の負担なしに子育て支援施設を建設する計画。(区道563号線廃止の見返りとしてB地区の土地及び子育て支援施設建設を区の負担なしで行われる)


2.開発協力金を活用したまちづくり支援事業制度の拡充について
ポイント:開発協力金の使途を、既存の①まちづくり支援事業や②公共公益施設等の整備だけでなく、③文化振興活動、④地球温暖化防止などの環境活動、⑤その他まちづくりに寄与する安全対策など特に区長がみとめるものに拡大。

ちなみに、これらは、常任委員会(とくに、2/14の環境建設委員会)でも審議された。
1:30開始。行政側説明終了1:40。
私に与えられた質問時間は、33分。

私の質問と要望は、以下。

1.京橋二丁目16地区都市再生特別地区の都市計画について
①B地区 子育て支援施設の整備 とあるが、その設備整備費用は区の負担か?再確認。
⇒区の負担はゼロで、子育て支援施設(駅前型保育園)を整備できるという回答であった。

②B地区は、高速道と隣接している、決して保育園に適した場所ではない。騒音対策、排ガス対策をきちんとするように要望。また、保育園は、是非、中央区の待機児童解消に役立ててほしいと要望。

③区道563号線の価値の見積もりは?
⇒区の回答によると約10億円。では、少なくとも10億円なる価値と同等の投資をして、子育て支援施設の整備がなされるようにしてほしいと要望。

2.開発協力金を活用したまちづくり支援事業制度の拡充について
①開発協力金は、使途はどの段階で、誰が決定するのか。
⇒『中央区市街地開発事業指導要綱』に則り、区が決定していくと回答あり。『中央区市街地開発事業指導要綱』が、今回改正されるので、早い段階で、改正案を提出いただけるよう要望。なお、改正は、20年3月の予定。

②開発協力金の使途に、子育て支援の関連の環境整備も含まれるか。
⇒「子育て支援の関連の環境整備」は、開発協力金の概念の中にはなく、開発事業そのものでの、事業者への指導の中で入れて言っていると回答。私は、開発協力金の中にも、子育て支援の関連の環境整備を入れることを検討してほしい旨をお伝えした。

③実際に、開発協力金を適応する『晴海地区まちづくり支援店舗施設(仮称)』の整備が、開発協力金の主旨に合っているかどうかに関し質問し、説明いただいた。


以下は、私が取り上げた内容。
 
3.築地市場現在地再整備について
①区の姿勢は、どうか?
「いまでも、豊洲への移転には、断固反対である。」という姿勢に変わりはないという回答を得た。私は、今回の委員会で、一番大きな言質であったと考える。

②「断固反対」を行うためには、現在地再整備計画案を提出するのが有効であると考えるがいかがか?実際、石原都知事は、平成19年12月26日の読売新聞のインタビューに答えて、「反対をするのなら代案を出してほしい。」と述べている。よって、断固反対をするのであれば、再整備計画案提出こそ有効であると考える。)現に、平成16年12月付けで『世界に誇れる都心のさらなる発展に向けて~築地市場地区の活気とにぎわいビジョン~』を作成し、築地市場内の青写真を描いた過去がある。)日本橋高速道の地下化の青写真を描く作業も、国や都のものに関して描いているわけで、(同じ都の所有物である)築地市場も再整備計画案を描けるはずである。と主張。
⇒青写真を描くのはできるが、その市場内部の事業者と調整しながら描くことは不可能という回答。私は、再度、この件は、提案させていただくとして、今回は終った。築地市場現在地再整備計画案を、市場内部関係者と共に描けばよいと考えている。

4.福祉のまちづくり実現のための庁内関係調整会議について
福祉のまちづくり実現に向け、各部署の枠を超えて、意見調整するための庁内関係調整会議は、19年度は何回開催されたのか?
⇒福祉保健部が主体となって、庁内関係調整会議の開催をしていると回答あり。

5.あさしお運河への歩行専用橋架橋計画について
 この度、予算案がプレス発表された。あさしお運河への歩行専用橋架橋計画:
(歩行者専用橋の新設18,700千円   黎明橋周辺における歩行者の集中を緩和するとともに、朝潮運河沿いの行き止まりを解消するため、歩行者専用橋を設置する。なお、平成20年度は予備設計を実施する。プレス発表文抜粋)この計画により、トリトンスクウエアを行き来する歩道の歩行者の数は、何パーセント減ることを、見込んでいるのか?
⇒幅員を拡幅するのは、無理であり、計画をしている。本年度は、調査し予備設計を実施すると回答あり。

6.都市計画書の広報と縦覧をホームページでわかりやすくしてほしい
 都市計画書の縦覧を行っていることを、中央区のホームページでわかりやすく広報してほしい。できれば、縦覧内容も、インターネットを介して見れれば便利である。
⇒縦覧自体は、難しいかもしれないが、技術面で検討する。広報は、ホームページ上でしている。と回答あり。まずは、広報を、ホームページのもっと判りやすいところで行ってほしいと要望。

以上。
(まだまだテーマはあったが、時間切れ終了。)
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ペレットを燃料に

2008-02-18 23:36:38 | 地球環境問題
本日、たまたま付いていたテレビで、
ニュースステーションの特集があった。

そこで、取り上げられていたのが、ペレット。
木屑を1/3に圧縮した小さな塊。

これを燃料にしたストーブが、あるらしい。

北海道足寄町の町役場、
福島県の高校などにも採用されている。

理論上は、木は、CO2を吸収している。
その木を、燃やしてCO2を出している。
化石燃料より、CO2削減が8割と専門家は言っていた。

私が、理想的だと思うのは、
森林の手入れで出てきた伐採した木を用いることができること。
森林の手入れをするのはよいが、伐採した木を、
如何に処分するかが問題であった。
中央区の森でも、同じ問題があるという。

伐採した木がペレットになり、燃料になる。
森林が蘇り、かつ、燃料も手に入るのであり、
一挙両得である。

ペレット燃料の市場の広がりに期待したいと思う。
家庭の暖房は、ペレットでまかなえるようになるといい。

今後も注目していきたい。

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心を診るための、“子どもと家庭”の見立てと手立て

2008-02-18 16:55:27 | 小児医療
昨日2/17(日)、
広島市子ども療育センター心療部長 岡田隆介先生
ご講演があり、受講してきた。

13時から17時、約4時間のぶっ通しのご講演。
聴いている我々も長丁場だが、
講師の岡田先生は、大変お疲れになられたのではないだろうか。

非常に有意義なご講演であり、
このご講演は、
以後の私の診療に大きな影響を及ぼすと考える。
今年の二月上旬は、人生に大きな転機となるものが、
立て続けに起こっている。
先日の鈴木紀子氏の話し方の講座で感動したので、
そう感動するものには出会わないであろうと思っていたところに、
昨日の講座に、大いに感動。

そのポイントを述べたい。

【1】医学診療モデルとこころの診療モデルの相違。

*医学診療モデル
『見立て』:データの示す客観的な根拠
『手立て』:原因に対する合理的な対応

*心の診療モデル
『見立て』:「語り」の織り合わせ
(「語られているところ」によるもので、根拠はなく、曖昧である。)
『手立て』:認識の枠組みの再構成(差異への意味づけ)

⇒心の診療は、証拠のないところに証拠を見出し、根拠のないところに根拠ある治療をしなくてはならない。非常に曖昧な診療と見受けられるが、この曖昧さをのり越えて、診療していく必要がある。

【2】発達課題
1)幼児期の発達課題
①共有の経験をすること
一緒に使う、よって、「孤独」ではない。しかし、一緒に使うから、「我慢」しなくちゃならない。

②貢献の体験をすること
「自分は、あてにされている」という体験。
乳幼児が何を貢献できるか→いてくれるだけ、という「存在そのもの」が貢献している。

③割り込みのスキル
集団の中に入っていけるスキル。

これら①②③を「家の中の居場所」でもつ時期。

2)児童期
①学校の理不尽さと折り合いをつける

②空気を読み距離を測る

これら①②を「学校の居場所」でもつ時期

3)思春期・・・一番難しい
①自分のイケテルところを切り札に

②手持ちの札で生きる決意を固める

これら①②を「自分の中の居場所」でもつ時期
(アイデンティテーの確立ともいう)

4)青年期
①待つことで手にする喜びと、待たずに手に入れる満足のバランスをとる

この①を「社会の居場所」でもつ時期

⇒幼児期、児童期、思春期、青年期の各時期に、①②③の課題をクリアーすることで、成長が順調になされる。これらの課題をクリアーしていることを見たり、クリアーできるようするところに、医療従事者による診療・支援がある。

【3】面接場面の展開法
①クライアントの不安と怒りをうけとめ
②過去の「対応・取組み」の総括とねぎらいをいう。
③「予想(期待)通り」のはずし(変化への布石)
④「雑談」の効用(緊張と弛緩のリズム)
⑤困りごととゴールの明確化

⇒同じことの繰り返しでは、同じ結果しか得られない。クライアントの行動変容を来たす面接結果を得るには、一度、③の“はずし”が大切

【4】面接のツボ
①困っている人の“はじめの一歩”
②話せば利益があるという枠組み
③副業のススメ、行為のススメ
本業が学校なら、副業としての塾やクラブでの不登校の子の活動をうながすなど。
また、考えるより行動させる。
④斜めの位置にいるリソースを探す。
親では子が構えて伝わらない場合、叔父等がうまくアプローチできる場合がある。
⑤意地と面子には、そこそこの責任とほどほどの関心
⑥すべてを知ろうとしない
⑦鉄は少し冷めてうつ(怒りよりも哀しみを伝える)
⑧えらい!わかる!がんばれ!に頼らない
⑨問題が果たしている役割は?症状に与えられた意味は?
⑩違いを尋ねる・気付く・作る、どうやったかを教えてもらう

【5】手立て(治療的アプローチ法)
問題が、発生するのは、
(人間A)×(関係性の障害B)=(問題発生C)

ここで、(関係性の障害B)は解決できないので、

B´として、コミュニケーション能力の乏しさ

により、問題が発生していると捕らえる。

(人間A)×(コミュニケーション能力の乏しさB´)=(問題発生C)

このB´へのアプローチにより、手立てしていく(治療していく)

ここで、法則があり、
①同じやり取りでは、同じ結果しか生まない。
これまでと違う結果は、違うやり取りから生まれる。

②クライエントがもつ「枠組みの外」に、如何にクライエントを出させるかが、大事。








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医療事故調/捜査とどう距離を置くか

2008-02-18 16:13:57 | 医療
医療事故に対する大切な視点(医療事故調査委員会のあり方)を述べた社説が、
神戸新聞から出されましたので、転載いたします。

****以下、転載****
医療事故調/捜査とどう距離を置くか
神戸新聞 2008年2月11日
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/0000832871.shtml

診療行為で患者が亡くなったとしよう。病院はミスを否定するが、遺族は 納得しない。公正・中立な機関が原因究明に乗り出し、結果を公表する。再発
防止にとどまらず、医療への不信解消にもなるだろう。
これが、厚生労働省が設置しようとしている医療事故調査委員会である。
現在はそんな組織がないから、遺族は裁判で争うか、泣き寝入りするしか なかった。それが深刻な医療不信を招いたことは、いうまでもない。そうした
意味でも、信頼の置ける第三者機関を設けることに異論はないだろう。問題は
中身であり、どんな機能を持たせるかである。ところが、厚労省の試案や論議
に目を向けると、期待よりも医療現場の委縮につながらないかと心配が先に立つ。

試案によると、事故調は医師や法律関係者らで構成し、「診療行為に関連 した予期しない死亡」を扱う。現在は医師法に基づき警察への報告を義務付け
ているが、これを事故調への届け出に一本化する。個別の評価は委員会の下に
設ける地方ブロックが行い、遺族からの申し出による調査も可能とする。遺体
の解剖、診療記録の評価、遺族への聞き取りなどから、死因や死に至る経緯、 要因を突き止め、調査報告書にまとめて公表する。

調査の手順を明確に示したのは評価できる。だが、調査報告書が刑事手続 きで使用されることもあるとした点は、事故調のあり方にかかわる重大な意味
を持つ。捜査との関係はより慎重にすべきだろう。組織の中立性が疑われるだ
けではない。訴追の恐れがある中で、真実を話せるだろうか。責任追及に傾け ば、真相究明という本来の設置目的から大きく外れる。

医療事故調の設置論議は、二〇〇四年の妊婦死亡事件がきっかけになっ た。帝王切開で出産した妊婦が死亡し、医師が逮捕された。「不可抗力ともい
える事例に結果責任だけで医療に介入するのは好ましくない」と日本医学会が 抗議し、中立的な届け出機関の設置を求める声が高まった。
厚労省の試案は、届け出機関の設置には応えたが、捜査とどう距離を置く かという点で、なお議論の余地を残している。事故調を厚労省の下に置けば、
組織としての独自性が問われる。また、遺族に参加してもらうなら、どういう 形がいいのか。こうした点についても、もっと踏み込んだ議論がほしい。
検討が始まって一年。法制化を急いで不十分なものにするより、医療への 影響を見極めてからでも遅くない。

****以上、転載終わり****
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それぞれの42.195km

2008-02-18 12:37:25 | 仲間・先生
東京マラソン2008が、盛大に開催された。
マラソン仲間『チーム八丁堀』の東京マラソン報告会も同日開催。

メンバー各自、それぞれの東京マラソンへのかかわりは、
東京マラソンに、幸運にもエントリーできた人。
その人をおっかけ、必死に応援した人。
東京マラソンにボランティアとして参加した人。
酒飲みながらテレビの前で声援を送っていた人。
などなど。
私はといえば、その日の午後は、
午後1時から5時まで、約4時間ぶっ通し、
別の意味で“マラソン講習会”に参加していた。

幸運にエントリーできた仲間は、
なんと“サブ・フォー(4時間以内で完走)”という快挙を達成!!
それもそのはず、昨年の中央区民マラソンで、
彼女は、女子10kmで堂々6位入賞。
また、もう一名、“サブ・スリー(3時間以内で完走)”
達成まじかの人が仲間に加わった。
レベルの高いチームになりそう。。。

昨日の報告会では、
ホノルルマラソン報告会、新年会、
気を利かしてのバレンタインデーを
兼ねていた。
一年間の目標を語ったが、
私の目標は、
「今年こそ、42.195km走ることと、築地市場を守ること」
と述べさせていただいた。
みなの目標を聞いたが、みなそれぞれの思いに、
私も大いに刺激された。
来年の報告会では、東京マラソン完走者として、
参加が理想なのですが。

チームのコーチ役を務めてくださる
NPOニッポンランナーズ斉藤太郎氏も昨日会に参加。
『NHKためしてガッテン』や『J-wave』にも出演の
今や人気のマラソンコーチ。
是非、中央区から将来の五輪マラソンランナーを出そうと話している。
この秋には、かつてやった子ども達への走り方教室を
開催したいと思っている。


昨年同様、報告会は、
大いに盛り上がり終了。
特に斉藤太郎氏が“熱い”ので、
盛り上がりはいつも格別。

このような会が続くのも、そして報告会がもりあがるのは、
幹事役がしっかりしているから。
幹事さん、いつもありがとうございます。
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恒例のおもちつき大会 開催!知的障がいの子ども達と共に。

2008-02-17 12:07:32 | 医療
昨日2/16、
「中央区心身障害児・者の進路と生活を考える会」
(会長 前場京子氏)主催の、
恒例のおもちつき大会が、
有馬小学校をお借りして、開催された。

第26回ということで、
歴史の長い会である。

多くの区の幹部職員、区議会議員、地域の人が参加。

本日2/17の読売新聞関東圏のページでも、
取り上げられていた。
障がいの子ども達は、約60名が参加。

子ども達みんな各自の力で、
杵を持って、
おもちつきに「ヨイショ、ヨイショ」と、
挑戦していた。

会の最中に、
偶然お会いした患者さんの親御さんとも
お話しすることができた。
勇気付けられるお話をお伺いすると共に、
まだまだ福祉分野の充実に向け、
がんばらねばならないと思った。

中央FMのスタッフもこられていた。
以前、防災で番組を組んだことがあった。
その仕掛け人たる人を含め、中央FMでは、
地域創りに向け、
あらたなる企画に挑戦中ということで、
これまた、おもしろいお話もお伺いできた。

おもちつきも終わり、最後に、
銀座中学校に通う生徒と卒業生等合同による
歌の披露があった。
心に響く歌声であった。

座学の勉強会と重なっていたが、
こちらに参加させていただいて、
心が洗われたといいますか、
とってもよい一日となった。


おもちつき大会を準備し、運営された
「中央区心身障害児・者の進路と生活を考える会」の皆様、
町会の皆様、有馬小学校の皆様、関係者の皆様、
本当にありがとうございました。

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2/17東京マラソン2008開催!!東京雲ひとつない快晴

2008-02-17 10:26:09 | NPO・地域力
東京は、雲ひとつない青空、快晴。
とってもいい、マラソン日和。

朝、診療前に、中央区内のコースを自転車で走ってみた。

日本橋、銀座、築地、佃大橋、本区通過は、12km。

数多くの運営委員、ボランティアが、路上で打ち合わせをし、
ランナーを待っていた。
よくもこんなに、ボランティアやスタッフが集まったものだ。
道は、刻一刻と、ランナーの到着を待っていた。
一市民としても、見ていると胸がどきどきする。


銀座の中央通りを走っていたら、
よくお見かけするお顔が。。。

中央区役所の職員が私服で。
実は、自主的に警備に来ており、
万が一何かあった場合、
持参した腕章をつけ、
対応する応援部隊であるとのこと。
「日曜日なのに、ご苦労様です。」と
お声をお掛けさせていただいた。

中央区議会では、問題になるのは、
「車椅子の方は、レース中、横断歩道を渡れず、
かといって、地下道迂回も難しい」という問題。
そこで、歩道警備担当役員にお伺いした。
「時間帯により、特定の大きな横断歩道において、
車椅子の方は、横断できるよう、配慮する」という
回答であった。


本日、東京新聞によると、
英国人男性パトリック・ウオルフさん(45)は、
途上国支援チャリティー・ランをされるという。
マラソン完走を条件に、
発展途上国の貧困支援に向けて募金を集める企画。
(出場料や渡航費などは、パトリックさんが自費で負担している。)
関わっているのは、
「ワン・ワールド・アクション」:アジア、アフリカ、中米の貧困脱出支援を行う英国のNGOと、
横浜市のNPO「WE21ジャパン」

出場者各々、それぞれの夢・目標をもって望むこの日。
事故なく、その夢・目標が達成されることを願ってます。

本日、私はクリニックで急病対応中。
いつか、首都東京を、走ってみたい。
来年は、少なくともボランティアで参加しようか。

写真は、ランナーの到来を待つ銀座4丁目交差点。
おそらく、コースの中で一番盛り上がる地点。


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