いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

青空と木立ちと

2012-01-27 23:47:43 | 散歩道
寒い!寒い!今年1番の寒さだった一昨日はお昼過ぎから1時間以上も雪が激しく舞い続けた。

その雪も木の葉っぱの上や草の上が白くなっただけですぐに消えてしまった。

日本海側の各地では毎日豪雪のニュースが伝えられ、そんな地域とは比べものになられいが、やっぱり寒い。

長期予報でも今年の冬の寒さは長く続き春の訪れが遅いとか・・・まだまだ辛抱の日々が続く。

寒さ厳しい日にも空は青く白い雲が流れて明るい陽射しが嬉しい時もあり、見上げるとホッとする。

そんな日の青空と冬木立ちを家の裏で撮ってみた。




さて、先日のこと。随分久しぶりに(2年以上になるかな)岡山市の中心部にあるデパートへ

妹の運転する車で買い物に行ってきた。久しぶりの岡山の町にテンションアップ

かねてから買いたいと思っていた黒のコートと黒のパンプスとパールのネックレス。

普段の洋服やらもろもろの物は地元周辺で調達して充分間に合うのだけれど、

いささか値段の張る長く大切にしたい物はやっぱり岡山まで出て行って買いたい私なのだ。



折りしもバーゲンセール中・・・って言うか、その時期を待っていたわけだけど。

黒のコートなんてそんなに度々買う物じゃないので、そこそこ良い生地で良い仕立ての物が欲しかった。

勿論!”そこそこのお値段の物で”です。あまり高価な物は買えませんから。

コートは喪服の上にも着られて、70歳過ぎても着られるオーソドックスなデザインを選ぼうとするのだが、

これが、中々見つからない。でも、諦めずに次々とブティックを梯子して回る。

値段も予定の範囲内でこれなら合格!って物に巡り合えた時は探しまわった甲斐があったと嬉しくて。

「東○スタイル」良い物作ってくれてありがとう~だよ。



お次はパールのネックレス、ただし本物のパールじゃなくてイミテーションざんすよ。

この歳ですからね~本物を買った方が良いんでしょうが、残念ながら高価過ぎて買えませぬ。

地区のお葬式に出る機会が多く、長年使ってきたネックレスがいつか千切れるかも・・・と、

最近心配になって、千切れるその前に買って用意しておかなくちゃ・・・ってことで。

普段には使わないネックレス”そこそこの値段のイミテーションパール”見つけました~。



さてと、後はパンプス探し、これが又また無いもんなんですよね~。

フォーマルにも使えるシンプルなデザインでヒールの高さ5cmまでと決めて探す、探す。

あんなに様々なデザインのオシャレな靴を1杯陳列してある中で目的の物を探し出すまで

どんだけ時間を費やしたことやら・・・おまけに予算大幅オーバー。

でも、長く大切に履くつもりだから、ここは予算オーバーでも気に入った方を買うっきゃない!と。


昨日の朝、家の裏に出来ていた霜柱、お昼を過ぎても融けないままだった

妹はと言えば、お財布を買うと意気込んで探すも気に入る物にめぐり合えず、

次回、倉敷のデパートで探すから良いって!

どうしても自分の好みのこだわりがあって、適当な所で譲歩できないとか。。。

まぁ~日々使う物だから使い慣れた使い勝手の良い物が欲しい気持ちもわかる。


予定の買い物を済ませ、昼食は昔からよく行ってた喫茶店でコーヒーとサンドイッチにした。

その店は私が若かった頃と今も全くと言っても良い程変わってないのが嬉しい。

私にとって「古き良き時代の喫茶店」とでも言う所だろうか。懐かしい場所に帰ったような感じがするのだ。

そして、最後はお土産と妹2に誕生日プレゼントを買って久々のデパートでのお買い物終了となった。







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今年2度目のお参り

2012-01-18 23:55:54 | 散歩道
元旦の初詣の時はそりゃ~まぁ~凄いなんてものじゃない混雑で、妹2号は厄除け祈願をしてもらったが、、

私たちはおチビちゃん達を連れてあの行列に1時間以上も並んでお参りをするわけにもいかず、

又、日を改めてお参りにいくことにしていた。

で、比較的寒さも緩んだ14日の午前中に妹1号と出かけて来た。


家から10分少々坂道をゼイゼイいいながら登って下って来た所の石の小さな橋、

子供の頃と同じ佇まいで変わらずあるものが段々少なくなるこの頃、何だか見るとホッとする。

(マウスで描いた突っ込みどころ満載のazamiと妹1号、笑い取れんかなぁ~)


石段左側に少し見える建物が茶屋でおチビちゃんたちが来ると必ずと言っても良いほど、

ここまで歩いて「あんころ餅」と自販機のジュースを買いに来る。(他には近所にお店ナシ)

最近は彼女達の歩くペースについて登って行けなくなり「待って~!待って~~」と叫ぶこと多し。


この石段、写真ではなだらかそうに見えているが、本当はかなり急で一気に上ると

最後の方はマジで心臓バクバク足がもつれそうになってヤバかった。

後から来る人が居たので急に止まると迷惑になる・・・と頑張ったがいつの間にか弱ってるのを実感。


さすがに3が日から10日以上経つと参拝者も少なくなっていた。

線香の小さな束を2つ買い求めそれに火を付けて供えた後、神妙に神様の前で手を合わせてお参りを済ませた。


帰りは神社の隣にあるお寺の境内を通って帰ることに・・・

お寺の境内を出た所から、先程登って来た参道脇の民家が一望できる。


お寺の駐車場の手前にはまだ露店が何軒か出ていた。たこ焼きか大判焼きかどっちにする?

妹1号「大判焼きのほうが良い」と言うので2個買って・・・

「歩きながら食べ食べ帰ろうや~~」とババ2人少々お行儀が悪いが

その方が美味しい気がして人目も気にせずパクつく。デブの元アンコうま~~!


駐車場を通り過ぎてからは”知ってる人は知っている、知らない人は知らない”

裏道の人通りの少ない道に入る。この細い山道「はな子とよ~散歩に来たもんよな~」と

少し懐かしげにその頃を思い出しながら空を見上げる。冬の木立ちの様子はその頃のまんま。


両側竹藪の道を通り過ぎると参道の茶屋の少し上辺りに合流する。

その頃にはたい焼きもすっかり食べ終わって何食わぬ顔のババ2人。

「そこそこ歩いたけど、あれ食べたけん、歩いた分チャラじゃな~~」って

お参りの帰りの会話にしてはお粗末過ぎるババ2人なのでした。



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秋の峠道を歩く(2)

2011-12-15 23:41:18 | 散歩道
前回の記事の続きです。

♪私は元気~歩くの大好き~~♪♪ドンドン行こう♪って、トトロの歌でも歌いたくなるような

楽しい気分で、峠の頂上まで登りきったら、そこから遊歩道を進んで行く。



自然の木々を残しつつ、桜の木やエゴの木などが植林されている道沿いには渋柿も良い色に熟れて、

「これが、甘い柿ならな。。。」とか思ってしまうのも食いしん坊azamiならでは。



車両の乗り入れが出来ない道なのに舗装はバッチリ。何の為にこんな広く長い良い道が作られているのか?

おそらく幾つもの山の中に作ってある自然遊歩道を管理する人達のトラックが入る為かと。

それにしても、不思議なのは沢山ある遊歩道を歩いて楽しむ人達を殆ど見たことが無いってことだ。

ここから谷間の向こうに目をやると見えてくるのが・・・・


遠くに小さく見える瀬戸大橋、わかるでしょうかね?



望遠で寄せてみれば瀬戸大橋がハッキリと・・・その向こうには霞んだ四国の山並みが見て取れる。



倉敷市児島下津井から四国の坂出へ向けて最初に渡る橋。

先日の記事「瀬戸大橋を望む」でたくさん見て頂いた景色がここの山道からも見えるわけで。

この眺めも中々のお気に入り。



何箇所もある内の1つの遊歩道の入り口、ここを登って山の中をくねくね、

登ったり下ったりを繰り返すと、峠の頂上地点へ帰って行ける。



この道は舗装道路の少し下になる、昔からあった狭い道だが近年は時々整備の手が入れられ広くなっている。

古くなっている橋の左手の湿地には10年程前にはサギソウが見られたが今は全く見かけない。



小さな橋の所からそのまま進んで行くと、ため池の横に出て舗装道路へと繋がっている。

azami地方にはため池がとても多いのだが、休耕田ばかりの今では池の水も使われることがないだろう。


ソヨゴの赤い実、常緑の緑の葉っぱと5~6cmの柄の先の真っ赤な実のコントラストが何とも可愛らしい。

この季節、鳥たちのうれしいご馳走となるのだろう。



先だって「秋の峠道を歩く(1)」でも載せたハゼノキ、ここの木には実がたくさん生っていた。

昔はこの実を利用して蝋燭を作るロウを抽出したそうだ。

今でも僅かに使われている所もあるのだとか・・・・



葉を落としてしまうその前に見事なまでに美しく装って・・・散っていく木々たち。

子孫を残す為の果実を実らせ鳥や動物に食べて貰い、しばしの休息に入る木々たち。

その僅かな時間で終わってしまう美しい秋の移ろいを楽しむのが私たちだ。

身近な山や峠や道べりに小さな秋を見つける喜びをいつまでも大切にしたいものだ。



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秋の峠道を歩く(1)

2011-12-13 23:17:22 | 散歩道
今年は山が綺麗に色づくのがいつもの年より随分と遅れたazami地方。

11月26日、歩き慣れている峠へブラブラ散歩でもしようか~と出かけた。(毎度アップが遅くて)



終わりが近づいて完全に成熟しきっているヒメアカネ。12月初めまでは姿がみられたが、さすがに今は見かけない。

先日は落ちて死んでいるトンボを見つけたおチビちゃんがちっちゃな石でお墓を作って上げていた。

「来年もトンボ取りたくさんできますように」だね!



ちょっと調べてみたけど、名前が分らなかった可愛い赤い木の実。

食べてみたい気はあれど、子供の頃から口に入れたことがないものは止めておいた方が無難だな。



秋の気配を感じるようになって最初に美しく色づく「ハゼノキ」

大きな木も結構アチコチにあって、私的には紅葉の美しさではモミジにも劣らないと思う。



「サルトリイバラ」の実は生花に使われたり、リースの飾りとしても使われ、

実の付き方が中々に趣きがあり、私の好きな秋の実の1つ。



これは随分前にも調べたし、今回も調べたがアズキナシとかウラジロノキとかが候補に上がったものの、

ナシっぽい模様が確認できず決め手に欠け、結局のところ名前は不明。



カメラで1杯引き寄せてもこの大きさにしか撮れない山の高い所に生えている為、

近くまで登っても行けず、葉っぱも無い状態なので余計に”わけワカメ~”だ。

忘れていなければ新緑の頃、葉っぱの写真を撮って名前を突き止めるぞぉ。。。。。



峠道の両側から覆い被さるようにドングリのでっかいバージョンの実が生る木。

色づいた葉の黄色のグラデーションが光に照らされると何とも美しい。



一般にどんぐりと呼ぶけれど、大きさも大小あり、形も丸っこいのや細長いの等など様々に違うどんぐりがある、

それぞれに木の名前が違うのだけれど、サパ~~リわからない。(どうでも良いんだけどね)

子供の頃、こんなに大きくて栗みたいなのになぜ?食べられないのかと悔しく思ったものだ。
(オヤツの御菓子なんて滅多に貰えなかった時代だったもんなぁ~)



登って行く途中、小さいけれど目を惹くキレイな紫色の実がなっている。ヤブムラサキシキブだろう。

庭のコムラサキシキブより実の数は少なく葉っぱや実の付け根に毛があってガサガサする感じ。

華やかさはないけれど、山に自生する物らしい逞しさ素朴さが好きだ。



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山里の秋

2011-10-26 16:06:34 | 散歩道
先日アサギマダラに出会った散歩コースとは全く違う方面へ歩きに出かけた、ある日のこと。

どのコースを選んでも2,3年前まで、はな子と飽きる程歩いた道ばかり。

この日も妹とババ2人連れ~。はな子は家でお留守番。



先日も書いたが、今年はアケビがうっそ~!って位に鈴なり。



昔、私が子供の頃であればとっくに誰や彼やに取られてこんなに残っているなんて、

有り得なかったよなぁ~と時代の変化をこんな所でも感じる。



池の周りを歩けば、ススキが秋の風情を・・・今年は池の周囲の草刈りが遅れているようだ。



・・・と暫く歩いたところで、又もアケビがたわわにぶら下がっている。

アケビの生る場所は毎年のことで大体決まって分っているので、その辺りに目をやればすぐに見つかる。

それにしても、アケビの蔓が蔓延ったんだろうな。あっちにもこっちにも1杯ある。



見えている田んぼの奥の方ではコンバインを使って稲刈り中だった。

ここもイノシシ対策に電気のコードが張り巡らされていた。イノシシは稲の穂をスゴクようにして食べてしまうんだとか。

なのでイノシシに荒らされると稲穂が頭を垂らさず草のようにピンと立っている田んぼも見られるらしい。




下の方に目をやれば、田んぼを作らなくなって長く荒れたままに放置去れている、ちょっと物悲しい景色が続く。

今やこんな狭い田んぼで機械を購入してまで稲作をする人は段々と減って、いつかは原野と化すのだろう。

昔はこんな狭い場所でも朝早くから夜遅くまで懸命に耕し植えて、家族全員を養う糧を得ていたのにな。。。と思いを馳せる。



道べりに小さなヒヨドリジョウゴの花と実を見かけた。

もう少し秋が深まればとても可愛いい赤い実になる日が来る。

そこからブラブラ歩いて隣の集落に着いた所でちょうどお祭りのお神輿が神社に向かっているのに出合った。



我が家に帰って、前日に取ってきたアケビを久しぶりに食べてみようやと言うことに。

取って来て飾ったりはするけど、食べるのはいつ以来だろうか?子供の頃以来かも。

口に入れてみれば、想像通りの甘い懐かしい味だった。ちょっと甘過ぎるくらい。

秋って特別な観光地でなくても、充分楽しく季節を楽しんで歩けて満足!満足~でした。



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