今日はお見舞いに行って来た。

61歳の私を、今も 『azamiちゃん』 とちゃん付けで呼んでくれる
昔なじみのおばちゃんが、脳梗塞で倒れ入院していることをつい先日知ったので。

今は容態も落ち着いて、近くの病院に帰りリハビリをしているらしかったが、
行って顔を見るまではちょっと不安だった。果たして私の顔がわかるかなぁ。。。?と!
そんな不安もいざ会ってみたら、心配無用だった。

顔を見るとすぐに 『azamiちゃん、よう来てくれたなぁ。。。』 と言葉が返って来た。
会話もスムーズで、病気の経緯についてもきちんと話せていて安心した。

おばちゃんはとっても元気で働き者で若い頃はずっと田んぼや畑に精を出していたし、
田んぼを止めてからも、結構歳を取るまで勤めに出てずっとずっと働いていた。
身を切られるような辛い出来事もあったのに、いつ会っても愚痴や人の悪口を聞いた覚えがないような気がする。
黙々と淡々と・・・そんな言葉が当てはまるようなおばちゃんだ。

別れ際に『リハビリを頑張って、しっかり直してから帰るけん!』と元気そうに言っていた。
おばちゃんの内に秘めた気丈さがあれば、リハビリも積極的に頑張るだろう。
そんなおばちゃんが1日も早く家に帰れますように。。。と願わずには居られなかった。
帰り、車を運転しながら改めて考えてしまった。
人間、長生きして最後を楽に迎えられるって本当に難しいことだなと。