いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

湿地の雑草(1)イボクサ他

2011-09-26 00:08:33 | 野草の花と実
何度も書いているが、我が家の近辺は昔は田んぼだった所が多い。

今はどこも荒れて雑草が繁るままとなっているが、家の周りだけは私が草刈りをするので、

昔、田んぼだった頃から生えていた雑草を見ることができる。




そんな中でこの花は今回初めて目に止まった、花径15mm足らずの本当にちっこいイボクサ。

だが、花の名前を探している時、花の無い草だけの写真があり「これなら昔、田んぼに沢山生えてたアレだ~」と分った。




葉っぱや茎を見るとツユクサ科の花だと肯ける。



小さな花の写真を撮るのが少々難しくなっている私(老眼が進んでいるから)、

上手く撮れてなかったのでもう1度昼前に撮りに行ったが、

何とこんなに萎れた花しか咲いていなかったし、午後には花さえ見つけられず・・・

何でか?と思えば、花が綺麗に咲いているのは午前中それも10時頃までが綺麗な状態らしいと分った。



これは花径5mm程で、たった1つだけ咲いているのが見つかったコケオトギリ。

背丈のあまり高くない雑草の繁っている中に混じって黄色の点のように見え、普段は見落としていたのだろう。

そしてこれも午前中にしか咲かない1日花だとか。



ヘラオモダカは結構たくさん生えているいつも見慣れている。こちらは午後に花が咲く。

ただし、花はポツポツっと白く見えるだけで、写真で見るような可愛らしさは肉眼では判り辛いかもしれない。




写真を撮っている時、虫が居ると思ったけど、こんな綺麗な色の羽根の虫とは気が付かなかった。




田んぼのあとのいつも水気の多い場所、そんな所がお気に入りの名も無い雑草たちだけれど、

名前を調べる為に検索してみると、いろんな人が誰も注目しないような小さな花たちを撮っている。

そんな人たちのおかげで私は知らなかった雑草の名前を知ることができた。

名前を知ったことで何だかとても親しみや愛おしさまでを感じるというものだ。




コメント (6)
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