いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

アサギマダラ (峠にて)

2011-10-22 23:45:39 | アサギマダラ
今日の記事は20日(木)の夜、初めて予約投稿機能を使い予め投稿したものです。

とても気持ち良い秋晴れの10月8日のこと。

はな子が元気だった頃は何度も何度も登った峠の散歩コースへ妹と2人で歩きに行った。

最近殆ど歩かなくなっている私たちの足の為と気分転換に・・・

色づき始めた木の葉や山の景色でもとカメラ持参。チョックラ重たい一眼を斜め掛けしてヨタヨタ登る。

山にはアケビがたくさんなっていた。今年はアケビの生り年と見た!

やっとたどり着いた峠の頂上、はな子と来ていた頃はもっと楽に登れて居たのに・・・

やはり日頃の慣れだったか?それともそれだけ自分も年を取ったと言うことか?

特別な~~んにも期待するものは無く、ただ行ってみようと登って来た峠だったが、

そんな私たち2人の前に思いがけない嬉しい出会いが待って居た~~!ラッキーとしか言えない出会い。



見つけてくれたのは妹、あそこ~~と声のする先に居たのはアサギマダラ。

しかし、高い木の上をふわりふわり飛んだり、風の流れに乗るかのようにさぁ~と舞って離れていく。

高くて遠くて・・・とてもダメだぁと思いながらも諦めきれずに、

飛んで行く先々を目で追い続けること暫し、止まった所はかなり離れた崖下の茂みの中だった。



ズームレンズ1杯でやっと写せる距離、でも滅多に無いチャンスは逃せない!



ピントを合わせている間にも飛んで行ってしまうかもしれない、とにかくシャッターを押す。

そして、ついに飛び立ってしまった。



ここの場所に何匹のアサギマダラがいたか?正確にはわからないが3~4匹は居たかと思う。

次に見つけたのはこれこそギリもギリ、小さくそこに居たよ!の証拠写真程度にしか撮れない距離だった。

おまけに、ハギの花のピンク色が丁度ジャマをしているではないか!う~ん、悔しい~!




・・・と、私の思いが伝わったのか、少しだけ下に下がった所のヒヨドリバナに止まってくれた。

今、こうして思い出しながら書いていてもあの時の興奮が蘇るほど、夢中でシャッターを切っていた。



アサギマダラの好みの花はフジバカマと言われているが、ヒヨドリバナも好きでしたか!?

そりゃ~良かった!ここにアサギマダラの好きな花があって!




写真を撮る間にも花のまわりをユックリと動いて吸蜜するので、こちらも僅かずつ立つ位置を移動する。

ちなみに、どうやら私の靴音で何度も飛び立たれた様でヒヨドリバナに止まっている写真は、

靴を脱いでソックスのみになって抜き足差し足で近づいて撮ったものだ。



この写真は、この後3回度目の正直(?)で出合ったアサギマダラ。

今回は小さな写真ばかりなので、最後に一枚だけ大きく撮れたものを見て頂いて。

このオミナエシとアサギマダラは、又、近い内にアップする予定でいます。

今もその行動範囲や経路など不明な点も多いらしく不思議な旅をするアサギマダラ。

出会えるのは10月に1度か2度あれば良いと言う確率なので、見つけたらテンション上がりまくりです。





コメント (4)
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