いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ホタルとカミキリムシ

2012-08-06 00:10:37 | 昆虫

普通ホタルと言えば6月ってイメージじゃないですかね?

なのに8月になって今更のような「蛍ネタ」、居るんですよ~。7月末になっても。



去年、初めて家の裏の木に小さいけれど黄色っぽく鋭い光を放っているものを見つけた。

でも、まさかホタル??私にはホタルが山すその木に止まっているイメージって全く無かったから。

(ホタル=清流の周辺で見られると思い込んでいたが、そうでもないらしい)

その後、毎晩見ている内に確かめられないがやっぱりホタルに違いないと思うようになった。

そして、今年最初に見かけたのが7月23日夜10時も過ぎた時間だった。(写真は25日撮影)

今度は家の裏の紫陽花の葉っぱの上で、小さいながら黄色く鮮やかに点滅する光を放っていた。



最初に見つけた日に本当にホタルの光なのか?どうなのか?と思いそっと近づいて手に取ってみた。

やはり家の前の川に居るホタルと同じだった。ただ少し小さいような気がしたけど。

そして、この光っている所を何とか撮りたいと25日の夜10時過ぎてからチャレンジして撮れたのがこの写真。



そもそも、家の前の川に居るのが何ホタルなのか知らないし、ゲンジボタルとヘイケボタルがどう違うのかも知らない。

なので、こんな時季に現れるこの小さくて細いホタルが何ホタルなのか調べてみるしかないと検索した所、

森林内の生息する「ヒメボタル」ではなかろうか?と思われた。(自信はないけどね)



小さな体に似合わず、とてもハッキリとした点滅を繰り返し色も鮮やかで。

こうして光だけは何枚も撮れたものの、光を捉えるとホタルそのものを一緒に写せないという、

残念なことに・・・私の技量の限界なんですね~~はぁ。。。。



こんな小さな光になぜワクワクしてしまうのか、「電気じゃなく虫が放つ光」その自然界に存在する明かりに魅了されるのだろうか。



ヒメボタルであるとすれば、幼虫は陸生でカタツムリなどを食べて育つのだそうで、

そう思えば紫陽花にカタツムリ(赤ちゃんカタツムリも)が沢山いたもんなぁ~と納得。

毎晩ほんのちょっとは移動するもののほぼ同じ場所に居る。

ヒメボタルのメスは羽が退化して飛ぶことが出来ないのだとか。その点でも合致する。

(この固体とは別に飛んでいる固体も見かけたのでそれはオスだろう)



さて、次はもう何年も見かけなかったカミキリムシ、

妹の「カミキリムシが居る~~!との声に大急ぎでカメラを取ってきたが、

この一枚が辛うじて撮れたのみであっさり逃げられてしまった。



それから1週間程経って、おチビちゃん達と例によって虫取り網を持ってウロウロしている時に見つけた。

「捕まえてよ~~!」「くろいのばあちゃん、手で取れるん!?」とせがまれて、

勿論できまっせ~~こんなもん手で捕まえるのなんてチョロイチョロイだよ~。

後側からサッと持てば、「ほ~ら~!捕れた」

虫さん大好きの妹おチビちゃん大喜び、空きビンに草や木の枝を入れてビンの口部分は、

クレラップで塞いで爪楊枝でいっぱ~い穴を開けて、これでしっかり観察できますよ~。



「名前も付ける~」と言って命名「カミちゃん」って! まんまやんか!

紙に名前を書いてビんにセロハンテープで止めてカミちゃんハウス完成。(写真撮らなかったな)

おチビちゃんが帰った後で、逃がして上げる前にちょっくら私も記念撮影させてもらおう~っと!






コメント (2)
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