(京都市左京区 日本の道100選57番)
小雨が降り出す中、銀閣寺から南禅寺を漫ろ歩いた。明治23年(1890)に利水目的で築造された琵琶湖疎水は、蹴上(けあげ)で分かれてに高野川に達する。この疎水分線に沿う道は、哲学者西田幾多郎がこの疎水のほとりで哲学を考えたことに因み、昭和48年(1973)哲学の道と名付けられている。
(愛媛県今治市大三島町宗方)
今回、今治港から我が家の縁の地、竹原に向かうことを考えていた。然し、しまなみ海道によって航路が衰退し、以前のように気軽に渡ることができなくなってしまった。今治から私の祖母の故郷、大三島上浦港を経て、大三島盛港から竹原に行く航路があったが、陸上の上浦から盛までの交通期間が無い。また、タクシーで行くとしても、乗り継ぎができる保証の無かった。そんな中、盛港の工事のため上浦港から発着するという情報が入った。その情報を基に私にしては珍しい計画というものを立てたが、工事完了が急遽早まり、利用当日になって元の航路に戻されてしまった。よって、呉行き高速艇で途中の大崎上島天満港で降り、一時間半の待ち合わせで竹原港行き高速艇に乗ることになった。
岐阜は、私が県外の都市で最も訪れている地である。私は今まで、39都道府県、388市区町村を訪れているが、県都として他と比べると活気が少ないと感じる。一つには名古屋が近過ぎること、もう一つは経済が名古屋ばかりに依存していることである。故に岐阜市は名古屋市の副都心と化している。或いは「中京圏」にそれほどの力が無いのかもしれない。
詳細な原因は不明。大震災の影響かと考えていたが、そうでもないようだ。
昨日あたりからポツポツ回復してきている。
何故だろう。
気がつくと周囲から単一乾電池が消えていた。
我が家は貧乏であるため、風呂と瞬間湯沸器は単一電池を使う。
よりによってこの時期に電池切れとなった。
我が家は買い溜め習慣がないため、買い置きがあるわけでもなく、スペーサー(単二・単三電池をケースに入れて単一電池としてつかうもの)も見当たらず、困っていた。
出先の九州で見つけ買い求めた。とはいえ、九州でもほとんど出回っていないようだ。
今となっては貴重な単一電池である。
(重要港湾 特定港 愛媛県今治市片原町)
昭和42年(1967)に竣工した、RC造五階一部六階塔屋付、地下一階、延床面積4127㎡の建物である。
私が初めて訪れた築造十年時点と、ビルの雰囲気は変わらない。高度成長期に築造された簡素な造りと、潮風を浴びるため、老朽感は早くから漂っていた。近年、ビルの改築計画が持ち上がっているが、しまなみ海道開通による発着縮小、富田新港等の機能分散化、そして今治市の財政状況悪化により難しい状況といえよう。
(桜ヶ丘公園 愛知県豊川市桜ヶ丘町)
今年は桜の開花が遅いが、旧桜の馬場時代からある桜ヶ丘公園のソメイヨシノと、昭和58年(1983)桜ヶ丘公園整備の際に岐阜県根尾村から持ち込まれた薄墨桜は満開を迎えていた。(3月29日の光景)
(薄墨桜)
(ソメイヨシノ)