豊橋鉄道高師の留置線に停車する旧東急クハ7505のク2806・デハ7401のモ1856・デハ7205のモ1806。ダイヤモンドカットは、前面の「くの字」の角度を表す俗称。
(かさい 東京都江戸川区中葛西)
葛飾の西を表すこの地は、中世には葛西御廚(みくりや:伊勢神宮荘園)があり、秩父氏族の葛西氏が発祥した。以降半農半漁の地であったが、昭和44年(1969)営団地下鉄東西線が開通した後は、住宅地が形成された。
(東京都港区白金台 国指定重要文化財・区有形文化財)
学内には明治20年(1889)宣教師住居として築造された、木造2階建、延床面積301m2の通称「インブリー館」があり、現在は礼拝所と会議室として利用されている。翌年には煉瓦造2階建、延床面積516m2の学院記念館が築造され、大正5年(1916)には煉瓦造2階建、延床面積554m2の礼拝堂が築造されている。
(関明神社 川崎市中原区上小田中)
住宅地に挟まれるように上小田中地区の鎮守がある。慶長十年(1605)武田氏臣原美濃守の末流、原勘解由左衛門勝久がこの地に住し、開墾に従事したが、遅々として進まなかった。そこで信心していた近江逢坂の関蝉丸神社に祈願したところ、「我を此地に祀らば工忽ち成就すべし」と霊示があったため、この地に社殿を造営し、分霊を鎮守すると開拓の大業忽ち成ったと伝えられている。
(静岡県掛川市長谷 2005年7月5日)
掛川城三の丸跡に建てられた昭和30年(1955)築造の庁舎が平成8年に郊外移転した。旧庁舎と同じく建築家林昌二設計であり、RC造6階地下1階、延床面積16,136m2のドーム状の議場を持つ庁舎である。第38回建築業協会賞、平成9年中部建築賞、平成10年日本建築学会作品選奨、第7回公共建築賞(中部地区)をそれぞれ受賞している。
解体された旧庁舎
(東京都目黒区上目黒)
中目黒の目黒銀座商店街の辺りはかつて伊勢脇と呼ばれた。地区南側に天祖神社(旧神明社)があり、伊勢神宮から勧請した天照大神を祀るため、社叢を「伊勢の森」と呼ぶようになったことから、その脇の地を伊勢脇と呼ぶようになったとされる。
(東京都荒川区南千住 旧郷社)
隅田川の畔、ガスタンクに隣接して、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る区内最古とされる神社がある。社伝によると神亀元年(724)に創建され、文治五年(1189)源頼朝の奥州征討の際には社殿が寄進されたという。また、中世には千葉氏、宇都宮氏らに崇敬され、夏越の大祓は江戸随一であったという。