(川崎市多摩区登戸)
昭和45年(1970)岡田屋(モアーズ)傘下のサンコー向ヶ丘ショッピングワールドとして開業した、RC造3階地下1階、延床面積16,788m2の商業施設である。開業の翌年にはダイエーとの提携がされ、その翌年にはダイエー直営となり、向ヶ丘ショッパーズプラザとなった。令和2年、建物の老朽化を理由に閉店し、再開発された集合住宅下層の商業施設として再出店する計画となっている。
(静岡県富士市柏原新田 2008年2月22日)
潤川と沼川と和田川が合流する場所に三股の淵があり、昔この淵には龍が棲んでいて毎年少女を生贄として捧げる風習があった。江戸から京に向かう途中の巫女七人が通り掛かり、生贄のくじを引き、年少の「おあじ」が引き当ててしまった。残された六人は悲しみのあまり沼に身を投げてしまった。その亡骸を村人が集めて弔ったのが六王子神社の始まりと伝わる。
(東京都千代田区富士見)
明治13年(1880)伊勢神宮の遥拝殿として日比谷に創建されたため、祭神は内宮の天照皇大神、外宮の豊受大神の二柱を主祭神とし、日比谷大神宮と称された。関東大震災後、現在地に遷座し、飯田橋大神宮と称されたが、昭和21年(1946)現在の東京大神宮が正式名称となった。
(浜松市西区舞阪町長十新田 2008年2月21日)
昭和36年(1961)ピアノ組立工場として開設された、敷地面積114,150m2の工場跡地である。平成19年(2007)スズキに売却されることになり、工場機能が同社の竜洋工場に統合された。以後、段階的に建物の解体を開始している。
(東京都渋谷区鉢山町)
昭和46年(1971)に築造された、RC造6階地下1階、旧山手通りに面するアパレル会社の旧本社ビルである。平成25年(2013)本社機能を近隣自社ビルに統合し、売却されて以降放置されている。
(愛知県稲沢市下津土山町 市指定文化財 2008年1月6日)
養老七年(723)安濃津(三重県津市)の志摩益信によって天台宗の寺として創建したという。戦国時代に兵火に遭ったが、平安時代の本尊聖観音と室町時代の仁王像は難を逃れている。山門は嘉永七年(1854)に建造されたものである。