flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

太宗寺

2025-05-12 00:00:00 | ほとけのいおり
(浄土宗霞関山本覚院太宗寺 東京都新宿区新宿)
 慶長元年(1596)僧太宗によって草庵が結ばれたことに始まる。寛永六年(1629)安房勝山藩主内藤正勝の葬儀を行って以来、内藤氏が信濃高遠藩に移封となった後も同氏の菩提寺として続いた。












太宗寺地蔵 - flow Trip -archive-

(東京都新宿区新宿都指定有形文化財)太宗寺境内に安座する銅造の地蔵菩薩座像であり、江戸六地蔵の一躰として正徳二年(1712)に開眼された、像高267cmの露座仏である。太宗寺...

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内藤正勝の墓 - flow Trip -archive-

(東京都新宿区新宿)慶長十三年(1608)関東総奉行内藤清成三男として生まれ、安房勝山藩主となった。寛永六年(1629)二十二歳で没し、太宗寺で葬儀が行われた。内藤正勝の墓

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清土鬼子母神堂

2025-05-02 00:00:00 | ほとけのいおり
(東京都文京区目白台)
 永禄四年(1561)山村丹右衛門がこの地で鬼子母神像を掘り出した。現在は近隣の日蓮宗威光山法明寺の鬼子母神堂に祀られ、清土鬼子母神堂は同寺の境外地になっている。


星ノ井 - flow Trip -archive-

(三角井戸東京都文京区目白台)永禄四年(1561)山村丹右衛門がこの地で鬼子母神像を掘り出し、この星ノ井で清めたという。清土鬼子母神堂-flowTrip-archive-(東京都文京区目白...

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本伝寺

2025-04-17 00:00:00 | ほとけのいおり
(日蓮宗大法山本伝寺 東京都文京区大塚)
 創建は不詳ながら元和元年(1615)に改宗され、往時は八つの塔頭があったという。



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鏡翁山傳明寺

2025-04-15 00:00:00 | ほとけのいおり
(東京都文京区小日向)
 開山は寛永元年(1624)。慶安三年(1650)徳川家光が鷹狩りの帰途、庭一面に藤の花咲くのを見て、「これぞ藤寺なり」と言ったという。境内に尾張屋寄進の石造十一面観音像があり、傍らには観音水がある。また、板碑型の庚申塔がある。



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豊川閣東京別院令和五年

2024-12-20 00:00:00 | ほとけのいおり

(曹洞宗円福山妙厳寺 東京都港区元赤坂)

 初午のこの日。

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寛喜寺明王院

2024-11-11 00:00:00 | ほとけのいおり
(真言宗飯盛山 神奈川県鎌倉市十二所 2016年2月10日)
 寛喜三年(1231)鎌倉幕府四代将軍藤原頼経によって発願された。寛永年間に火災により本尊である不動明王像以外は全て失っている。





















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稲荷山別願寺

2024-10-28 00:00:00 | ほとけのいおり
(神奈川県鎌倉市大町)
 真言宗能成寺として開山し、弘安五年(1282)公忍のとき、一遍に帰依して覚阿と改名し、時宗となった。境内には室町幕府に対し永享の乱を起こし自害した鎌倉公方足利持氏の宝塔(供養塔)と、一夜菜稲荷の祠がある。昔、名越に住む稲荷を信仰する村人が夢中枕頭に白髪の翁が立ち「我は汝の日頃信ぜる佐竹稲荷の化身なり。此度の悪疫の流行、庶民の難渋まことに不愍のいたり、見るに堪へざる所なり。されば、我が祠前に菜種を蒔き、其れわ摘みて服用すべし。必ず効験あらん」と告げた。村人は祠前に菜種を蒔き、一夜にして菜五寸余になったという。故に一夜菜稲荷と呼ばれるようになった。





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修禅寺

2024-10-27 00:00:00 | ほとけのいおり
(曹洞宗福地山修禅萬安禅寺 静岡県伊豆市修善寺 2015年6月13日)
 大同二年(807)空海によって真言宗桂谷山寺として開創されたという。建仁三年(1203)鎌倉幕府二代将軍源頼家は北条氏によって修禅寺に幽閉された。頼家は川のほとりに住む面打師夜叉王に自分の顔を写した面を頼んだ。夜叉王には桂という娘がおり、頼家の幽閉先に奉公させることにした。然し、翌年に北条氏臣が修禅寺へ夜討ちを謀り、桂は頼家の顔を写した面をつけ頼家の身代わりになったが、頼家も討ち死にした。建長年間(1249-55)南宋渡来僧蘭渓道隆によって臨済宗に改められ、その後兵火によって荒廃したが、北条早雲によって再興された。

















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豊川閣令和四年

2024-09-26 00:00:00 | ほとけのいおり
(曹洞宗円福山妙厳寺 愛知県豊川市豊川町)
 天保時代に再建された総桧造の法堂が解体され立願所となり、位牌堂であるRC造の宝雲殿の場所に新法堂を建立するため昭和41年建造の宝雲殿も解体された。































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愛染院跡と溶岩塚

2024-09-16 00:00:00 | ほとけのいおり
(静岡県三島市一番町 市指定天然記念物)
 かつて愛染院は三嶋大社の別当(神宮寺)であったが、安政大地震によって倒壊し、再興されないまま明治維新の神仏判然令によって廃寺となった。溶岩塚は富士山の噴火によって流出した溶岩が凝固したもので、愛染院のあった辺りでは塚のように盛り上がっていたためこう呼ばれた。
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光明山正覚院圓照寺

2024-08-28 00:00:00 | ほとけのいおり
(埼玉県入間市元加治 2014年11月26日)
 元久二年(1205)二俣川の戦い(横浜市旭区)で討死した武蔵七党加治家季の菩提を弔うため、子の加治家茂によって創建された。



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浄戒山定勝寺

2024-07-31 00:00:00 | ほとけのいおり
(長野県木曽郡大桑村須原 2014年11月8日)
 嘉慶年間(北朝1387-9)木曽親豊により創建され、文安五年(1448)木曽川氾濫による被害を受けたが、木曽家賢によって再建された。慶長三年(1598)犬山城主で木曽代官でもあった石川光吉(貞清)によって本堂、山門、庫裏が造営され、国指定重要文化財となっている。



















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大御堂

2024-07-27 00:00:00 | ほとけのいおり
(茨城県つくば市筑波)
 奈良時代、筑波山中腹に筑波山寺が創建され、後に筑波山知足院中禅寺となって山頂の筑波山神社と習合した。然し神仏判然令によって中禅寺は廃寺となり跡地は筑波山神社拝殿となった。昭和5年(1930)に至り、神社隣接地に筑波山大御堂として再興され、東京都文京区の護国寺の別院となっている。
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楊梅山観音寺

2024-07-24 00:00:00 | ほとけのいおり
(長野県塩尻市贄川 2014年11月8日)
 大同元年(806)創建とされ、武田勢が木曽氏を攻めた際、兵火により焼失した。慶長二年(1597)再興され、現存する楼門は寛政四年(1792)、本堂は安永四年(1775)に造営されたものである。









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寝覚山臨川寺

2024-07-10 00:00:00 | ほとけのいおり
(長野県木曽郡上松町上松 2014年11月6日)
 浦島伝説のある木曽川寝覚の床のほとりに臨済宗臨川寺はある。創建時期は不詳ながらこの地に浦島堂と呼ばれる弁天を祀ったのが始まりとされ、寛永元年(1624)尾張藩主徳川義直の命により木曽代官山村良勝が堂宇を造営したという。






























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