(曹洞宗福地山修禅萬安禅寺 静岡県伊豆市修善寺 2015年6月13日)
大同二年(807)空海によって真言宗桂谷山寺として開創されたという。建仁三年(1203)鎌倉幕府二代将軍源頼家は北条氏によって修禅寺に幽閉された。頼家は川のほとりに住む面打師夜叉王に自分の顔を写した面を頼んだ。夜叉王には桂という娘がおり、頼家の幽閉先に奉公させることにした。然し、翌年に北条氏臣が修禅寺へ夜討ちを謀り、桂は頼家の顔を写した面をつけ頼家の身代わりになったが、頼家も討ち死にした。建長年間(1249-55)南宋渡来僧蘭渓道隆によって臨済宗に改められ、その後兵火によって荒廃したが、北条早雲によって再興された。
修善寺で一、二の旅館に泊まられたのですね。
海に面する他の伊豆と違って、多くの歴史を秘めていそうです。