(横浜市中区本町 2009年6月3日)
平成16年(2004)横浜高速鉄道みなとみらい21線開通と共に開業した駅である。地下3階の駅の構内は、一部の壁に近代レンガが再利用されている。駅名は港と外国人居留地を結んだ馬車道による。
(横浜市中区北仲通 2009年6月3日)
大正15年(1926)建築家遠藤於菟によって設計された、RC造3階地下1階塔屋付、延床面積5,389m2の倉庫である。当初は同様の倉庫が4棟存在したが、現時点の残るのはC号のみである。倉庫であるため、馬車と税関臨海線からの引込線が乗り入れる構造となっていた。平成16年(2004)北仲通北再開発等促進地区の地区計画が決定し、倉庫が解体されることとなった。
(愛知県蒲郡市金平町 2009年5月28日)
三ヶ根山東麓の地、かねひら。明治11年(1878)までは戸金村と平地村であり、合併に際し両村の一字を取り金平村となった。明治22年(1889)隣接する宝飯郡形原村に合併し、大字金平となった。地区内には天正年間補陀寺住職祖丘が掘り当てた形原温泉がある。
(愛知県幡豆郡幡豆町東幡豆入会山 2009年5月28日)
三河湾を望む標高326mの三ヶ根山。昭和43年(1968)に三ヶ根山スカイラインが開通する前の昭和40年(1965)かんぽの宿は開業した。当時は三ヶ根山ロープウェイでこの施設に向かう宿泊客も多くいたであろう。その後西隣に、三州園ホテルが開業。かんぽの宿も昭和57年(1982)改築を施し、敷地面積9917m2,RC造3階地下2階、延床面積4751m2,32室124名収容となった。然しながら、三ヶ根山への来訪者が次第に減少し、平成15年(2003)西隣の三州園ホテルが廃業した。
(愛知県幡豆郡幡豆町東幡豆字小見行田 2009年5月28日)
昭和11年(1936)三河鉄道三河線東幡豆駅として開業した。現存する駅舎は当時のものである。昭和16年(1941)名古屋鉄道に合併し、昭和23年(1948)蒲郡線となった。三河湾幡豆海岸、猿ヶ島、うさぎ島、三ヶ根山等、観光地の最寄り駅として賑わい、かつては特急列車も停車したが、年々衰退し、路線の存続も危ぶまれている。
(熊本市春日 2009年3月31日)
熊本の市街地からやや外れた場所にある熊本駅。明治24年(1896)九州鉄道春日停車場として開業したことに始まる。明治35年(1902)熊本駅に改称され、明治40年(1907)国有化された。大正10年(1921)熊本駅のある春日町が熊本市に合併され、昭和33年(1958)三代目現駅舎(1991年外観改修)が竣工した。訪れたこのときは、鹿児島線に沿って九州新幹線の高架築造工事が進み、北岡付近では「北岡公園橋梁」が築造されていた。