(Galleria Vittorio Emanuele II イタリア共和国ロンバルディア州ミラノ県ミラノ市 2014年10月11日)
ドゥオーモ広場とスカーラ広場の間に位置するこのガッレリアは、イタリア王国初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世に因み、建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1877年に完成。
(奈良県大和高田市片塩町 2014年6月21日)
和歌山線高田駅前の天神橋筋商店街は、昭和30年(1955)にアーケードが設置され、さざんかストリートという愛称がある。隣接する近鉄南大阪線高田市駅前には、昭和4年(1929)の駅開業以降、次第に商店街が形成され、高田市駅前商店街、サンサン中通り、片塩コスモス通り、かたしお遊とおり等がある。その内、高田市駅前商店街とかたしお遊とおりにはアーケードが設置されている。
(北海道小樽市稲穂 2014年5月6日)
(広島県福山市今町・笠岡町・船町 2013年7月26日)
福山城下町時代からの通町商店街に、昭和3年(1928)アーケードが設置された。然しながら空襲により商店街諸共失われ、昭和26年(1951)北側の本通商店街、昭和31(1956)南側の本通船町商店街にアーケードが設置され、延長440mの現在の形となった。その他、本通船町商店街から西に延びるJOYふなまち(船町宝船会商店街)、天満屋百貨店の東を南北に延びる元町通りがある。(本通・船町は2016年撤去)
(愛媛県今治市常盤町 2013年7月26日)
今治港と今治銀座の間にある長さ190mの商店街である。明治時代に入り今治港が拡張されると共に形成された商店街であり、川岸端商店街(後の今治銀座)を経て中心市街地へと向かう通り道によって栄えた。然しながら人口減少と市街地空洞化、しまなみ海道開通による今治港発着の船便の減便廃止等により通行量が減り、衰退の一途を辿っている。
(川崎市幸区小向)
徳川家康が江戸入府の際、この地から多摩川を渡ったという小向(こむかい)。その多摩川の度重なる氾濫によって翻弄された小向は、江戸時代から明治にかけて梅の栽培が盛んであった。昭和に入り東芝工場の進出によって人口が増え、住宅や商店も増加した。昭和28年(1953)に開店した16店舗からなるアーケードの小向マーケットは現存するが、風前の灯火といった状態にある。
(川崎市川崎区砂子 2011年9月24日)
かつては古川という水路があり、その後埋め立てられ、第二次世界大戦後に商店街として整備され始めた。やがて銀座街から市役所通りを挟んで銀柳街、新川通りを挟んで銀映街へと続く商店街となり、前東京オリンピック時にアーケードが設置されている。
(沖縄県那覇市牧志 2010年7月4日)
牧志公設市場に続く、昭和34年(1959)に成立した延長160mの市場本通り(旧市場中通り)。現在は暗渠となっているが、ガーブ川に架かっていた牧志通り(国際通り)のガーブ橋を、那覇市歌の一節に仲良くの意味の「むつみ」を盛り込んだことにより、むつみ橋に改名したのを由来とする延長140mのむつみ橋通り。ガーブ川の水上商店街を暗渠化によって市場通りとし、平和館という映画館があったことから改名した延長800mの平和通り等、陽射しの強い沖縄では有効なアーケード商店街である。