(東京都渋谷区宇田川町)
渋谷西武Movida館(公園通り無印良品)前にある招き猫像である。昭和61年(1986)渋谷西武旧SEED館開業時に彫刻家河合隆三によって作製された石像であり、渋谷駅前のハチ公(犬八)に対し、ナナコ(猫七)を表したものという。
(川崎市中原区小杉町)
東急武蔵小杉駅前にモニュメントがある。2014年に設置されたこの造形は、街に住む「人々」「家族の絆」をイメージし、かつて工業都市駅(武蔵小杉駅の前身)のあった街であることから、歯車をモチーフに進化させた形の卵形ロボットを男女に見立て、愛を育む家族を表現したという。
(川崎市多摩区枡形 2013年7月3日)
昭和46年(1971)岡本太郎が「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」、「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして原形が製作され、平成13年(2000)岡本太郎美術館屋外作品として造立された、S造GRCクラッシュパネル張、クラッシュタイル仕上、FRPブロンズ彫刻の高さ30mのモニュメントである。この地から6km離れた多摩川畔、二子神社境内に造立されたモニュメント、岡本かの子文学碑「誇り」に向くよう造立されている。
(東京都渋谷区渋谷)
昭和55年(1980)伊豆諸島新島(にいじま)の東京移管100周年を記念して寄贈されたものである。新島産の杭火石製のこの像は、新島の方言で力を合わせる意のモヤウをイースター島のモアイ像になぞらえて彫られたものである。
(川崎市高津区二子)
二子神社境内に白いモニュメントがある。昭和37年(1962)作家岡本かの子の実家大貫家がある二子の地に(出生地は東京都港区南青山)、かの子の愛慕者によって建てられたものである。碑文には「としとしに わが悲しみは 深くして いよよ華やぐ いのちなりけり」とかの子の詞が刻まれ、塔身は息子の岡本太郎がデザインしたものである。
(東京都中央区銀座)
数寄屋橋公園には、昭和43年(1968)に岡本太郎が製作した時計台がある。東京数寄屋橋ライオンズクラブ設立を記念したもので、高さは8m,周囲は少しずつ変わりながらも、この時計台は変わらぬ奇抜さを伝えている。