(群馬県安中市松井田町横川)
明治18年(1885)に開業した信越線横川駅は、当時は終着駅であった。明治26年(1893)軽井沢まで延伸された際に途中駅となったが、平成9年(1997)北陸新幹線開業により、横川ー軽井沢間が廃止され、再び終着駅となった。碓氷峠には66.7‰(パーミル:1,000mで66.7mの高低差がある)の国鉄で最も急な勾配があるため、横川駅で電気機関車による補機が必要となり、この横川駅ではその連結の停車時間に販売された「峠の釜飯」で知られる。
(岐阜県可児市兼山 2008年3月28日)
明治18年(1885)に築造された、木造3階建の校舎である。傾斜地に築造されたため、通り側からは2階、崖下側からは3階の懸け造り建築である。昭和7年(1932)まで校舎として使われた。平成6年(1994)解体修理が行われ、兼山歴史民俗資料館として再生している。
(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢)
明治21年(1888)カナダ人宣教師アレクサンダー・クロフト・ショーが軽井沢で最初の別荘を築造した、木造2階、延床面積370m2の建物である。当初は近隣の大塚山(だいづかやま)に建てられたが、昭和初期に軽井沢教会敷地に移築、昭和61年(1986)ショーハウス復元委員会によって現在地に移築され、平成8年(1996)軽井沢町に寄贈された。
(岐阜県可児市兼山 2008年3月28日)
大正時代に大同電力(1951-関西電力)が木曽川に水力発電所を構想し、昭和18年(1943)に竣工した、重力式コンクリートダムである。諸元は堤高36.25m,堤頂長205.7m,ゲート14門,総貯水容量9,392,000m3,発電出力39,000kWであり、愛知用水にも給水している。
(岐阜県可児郡御嵩町伏見 2008年3月28日)
中山道伏見宿にある浄覚寺は、天台宗の寺院として近隣山田庵ヶ洞に開山したのが始まりという。慶長年間(1596-1615)現在地に移転し、浄土真宗に改宗された。尾張藩二代藩主徳川光友の位牌があり、菩提所となっている。