京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「頭」の失敗

2011年06月23日 | JESSICAの日本滞在記
                   
もっと短くしたら… といい続けてきたが、やっとこさ髪を短くしたJessie。

シャンプーをするのも大変だし、子どもは短いほうがかわいかろう~という一方的なおせっかいごころでつぶやいてきた。
こればかりはマミィちゃんの助っ人ではない。母親が連れて行ってくれない、と口にする。ひとつにくくれるくらいの長さは残して、短めでいい。「さっぷりした~」

Jessieに話してみた。
「今日ジェシーは髪を切りに行ったでしょ。英語でこういった人があるんだって…」
Please cut my head off.  
「head!  head だってよ! 頭を刈って、だって~」 
ふん・ふん・ふんと笑っていたが、 やがておもむろに、
Can you cut my hair?  そして両手を大きく交差させて、No~,thank you. と…??

通じたのだ、こういう風に言うんだということだろう。抑揚を真似て Can you cut my hair~~?  と、「発音がおかしいわ~」ときた。ふ~ん、どこが!うまいもんでしょうに!?

「頭を刈る」イコール「髪を刈る」の意味で了解できるが、アメリカの床屋さんで「ヘッド」をそのまま用いてしまったことから来る日本人の失敗談。これは金田一春彦さんも書いておられる。
やはり日常会話は小さくても5歳児が師匠か??? 大丈夫かな…。
コメント (6)
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