京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 ちょっと悩んで

2014年07月27日 | 日々の暮らしの中で

「自分が自分として踏みとどまろうとするとき、何かの力がいるのだ。心の力のようなものが。それを探しつづけることを、きっと『まじめ』と言うのだ」(『心の力』姜尚中著)「まじめであるから悩み、その中で悩む力が養われていくのです。そしてこの悩む力こそ、心の力の源泉なのです」と結んでありました。

「もし壊れていたら貼って直してや」と前置きがありましたが、何であるのかは聞かされないまま、Jessieの手作りだと言うプレゼントは届きました。
どこといって破損もなく、きれいな状態です。写真入りで、木製のフォトフレームのぐるりに貝殻を貼りつけてくれてありました。
早速、と背面にある脚の部分を開いて立てますと、写真が逆さまでした。 あらまあ!と、急いで脚のついた厚紙を取り外して上下を逆さまに。ところが、これだけではまたもやいけません。今度は貝殻の出っ張りが邪魔になって立ちません。

なんやの~。結局は、写真を取り出して納め直さなくてはなりませんでした。そのついで、透明のプラスティックにべたりとついたJessieの指紋をみな拭き取って、きれいにしました。

入れ替えて納めたものの、Jessieはどちらを上にと考えたのかと悩みました。貝のバランスは? いかんせん上部中央の貝殻が大きく枠をはみ出しますので、自ずと上下は決まってしまいます。これで特別な違和感があるでもなく、ちょっと手間取りましたが、一件落着です。

悲鳴を上げるほどのことはなく、ただ少し大真面目に貝殻の向きなどを考えたいっときでした。選択の余地などないことでしたが、Jessieの思いを大事にしようと思ってのこと。

判じモンのような嬉しいプレゼントに添えられたメッセージカードでは、4か所にも65という数字。書き過ぎです。「Today you are 65. That's good. 」
もうこの数字はどこかへそっとしまっておこうかしら。… しっかり年齢と向き合うことが必要?? 悩みまする。やはりしまっておきたい、かな…。

コメント (6)
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