京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 自分だけの…

2015年12月18日 | こんな本も読んでみた
大阪で、文章仲間と本年最後のおベンキョ―後、親睦会ということで難波に回った。
混みあった電車、押し込まれるように中へと進んで…、こうした体験はいつ以来のことかと思い返しても、学生時代を除くと思い浮かぶほどの記憶にもない。大昔のことだ。ラッシュって嫌なものだなあ~と思った。難波も初めての地だった。

難波まで行くことは、京都への帰り道を考えて気持ちに大きな負担を感じる。とは言え、楽しく語らい呑んで食べて、やっぱりこうした集いは楽しい。
合評で得る指摘は素直に受け止め、考えながら幅を広げたい。
そして、文体や言葉ひとつにもこだわり、自分だけの人生の感壊を大切にしていきたいと改めて強く思った…。

                   
本を買って読むのは初めてになるが、丸谷才一さんの『腹を抱へる』。ほんまに腹を抱えるセンスが自分に残っているのか、はなはだ自信がない中を拝読中の一冊。


コメント (4)
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