京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

映画「後妻業の女」

2016年08月30日 | 映画・観劇

今日は「後妻業の女」を観てきました。

   「熟年婚活大国 ニッポン!?」
 
   「狙われてんで!
     あんたの愛とお金!!」

【主人公・小夜子を演じるのは、映画・演劇界で数々の賞を受賞、日本を代表する名女優・大竹しのぶ。小夜子と共に老人達を騙していく結婚相談所所長・柏木に、日本映画界で唯一無二の存在感を放つ豊川悦司。そして、小夜子が次のターゲットとして狙う不動産王・舟山に笑福亭鶴瓶、小夜子の9番目の夫・中瀬耕造に津川雅彦、小夜子と柏木を追い詰める探偵・本多に永瀬正敏、耕造の次女・朋美に尾野真千子、長女・尚子に長谷川京子、柏木の愛人のホステス・繭美に水川あさみ、小夜子の息子・博司に風間俊介、もう一人の後妻業の女に余貴美子、被害に合ったとされる元夫に森本レオ、六平直政、伊武雅刀、その他泉谷しげる、柄本 明と演技派且つ個性派の超豪華役者陣が脇を固めます。】

資産をだまし取る、その欲深さは小憎らしくもかわいらしく、関西弁でまくしたてる大竹しのぶさんの達者なお芝居に引き込まれるばかり。
チンピラの息子に首を絞められて…。息子と柏木とが組んで、死体をキャリーバッグに入れてどこかに埋めようと外に運び出したところを警察に呼び止められる…。と、スーツケースが動き出すのです。笑いました。中から小夜子が現れ「お巡りさん、わたし被害者なんです」と。…やっぱり死んでなかった。
再び二人が組んで婚活の司会を担当しているシーンが流れます。彼らの新しいターゲットがいるのでしょう。でも「犯罪」の方はどう裁かれるの…。まあ。ここではいいのか。

原作は黒川博行著『後妻業』。話題の映画の一つでしょうか。館内の座席は高齢の方で埋まっていたような…。


コメント (6)
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