京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

未だ実結ばず

2022年04月19日 | 日々の暮らしの中で

楓の若葉がまばゆい。
その若楓に花が咲いている。
「卯月ばかりの若楓、すべて万の花・紅葉にもまさりてめでたきものなり」とは兼好さん(『徒然草』)。
そして、あらあらと思う間の勢いで柿の若葉が芽吹いた。やわらかでいて旺盛な生命力がみなぎる。

すっかり新緑の季節を迎えているのに…。
3月14日に孫たちが住むオーストラリアに向けて出した封書が未だに届かないまま。
いつもの2週間どころかひと月以上になる。遠足していれば戻ってくるのに時間もかかるからもう少し待ってくれというのが、あちらの郵便局のお返事。
もうあきらめたけど、ちょっと腹立たしい。


そのせいではないけれど、悪夢を見た。
犯罪?の証拠隠滅に私が3分の1加担する。竹を3等分して、捨てるのにわからないようにと新聞紙で包んでいるのだ。その行為の合間、今は防犯カメラがついているから…などと危惧する自分がいた。その不安に目が覚めたが、ドキドキがおさまらなかった。
あああ、このいい季節になんてこと!?
コメント (2)
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