京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

動くコアラ

2022年04月26日 | 日々の暮らしの中で
「月曜はアンザックデーだったので、また3連休でした」と娘から。イースター休暇が明けて、ようやく火曜日(19日)から学校が始まったなと思っていたところですのに。
ところで、アンザックデーって…? 聞いたことはあるという記憶だけはあるものの結局、なんだった?とネットで調べてみました。

Australian and New Zealand Army Corps という意味で、戦争に参加したオーストラリア・ニュージーランドの軍団をアンザック(頭文字をとってANZAC)軍と呼びました。
そして、アンザックデーに定められている日は、1915年4月25日の第一次世界大戦中に、 アンザック軍が当時オスマン帝国と呼ばれていたトルコのガリポリ半島へ上陸した日 です。
この日から8カ月も続いたこの戦いで、1万人以上のアンザック軍が命を落としました。

戦後にこの日が戦没者を追悼する日として定められ、現在はガリポリ半島上陸作戦で命を落としたアンザック軍だけではなく、他の戦争やその時に活躍した看護師など、 戦争に関わった全ての人たちを追悼する日 になっています。



動いているコアラの動画も送られてきました。動くのを見たのは初めてでした。動画から切り取ってみたところ。







移動開始、よじ登るも、ひょいとジャンプでもするかのように素早く枝に移り、上は混み合って3頭が団子状態、それでも落ちずにお尻を見せながら方向転換し、…。

気候変動や森林火災、伝染病などがコアラの命を危険にさらしていて、オーストラリアの野生で暮らすコアラは絶滅しつつあるとか。政府は保護のレベルを引き上げた、という記事がジュニア版に載ったことがありました。昼間は眠っていることが多いと聞くコアラ。
動くということは、死んでいないということ。
つまり、生きているということです。

戦没者を追悼する日なんて増えないことを祈るばかりです。
コメント (4)
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