九月九日山中の兄弟を憶ふ 王維
独り異郷に在りて異客と為る
佳節に逢ふ毎に倍々(ますます)親(しん)を思ふ
遥かに知る兄弟高きに登る処
遍く茱萸(しゅゆ)を挿して一人を少(か)く
昔学んだ重陽の節句。返り点・送り仮名をつけ訓読するリズムにも魅かれた、大好きだった漢文の授業が懐かしい。最近こんな一文に出会ったばかりです。
「なぜならば、ことばのうつくしさは、そのことばによる認識のうつくしさなのだということを、漢詩の読み下しの日本語くらい、端的におしえてくれる日本語はあまりないような気がするからだ。」(長田弘氏)
こうしたかかわりを意識したことがなかっただけに心に残ります。
上賀茂神社で烏相撲の神事が営まれる今日、青空が広がる爽やかな朝を迎えました。日差しはまだまだ強いのですが、万歩計の携行を忘れることなく家を出ました。
こんなに小さな参拝者たちも。居並ぶ力士は二十四人、みな真っ黒に日焼けして夏休みの思い出を背負っています。小粒ぞろいでしょうか。
しかし、決め手は上手投げ、うっちゃり・はたき込み…、豪快さから計算づく?まで、周囲の歓声を誘います。
無病息災、豊年を祈って地域の協力のもとでの行事に、神様はさぞやお喜びだったでしょう。
神社をあとにし、さらに北西、「雲ガ畑」方面へ。「柊野別れ」の三叉路に立つ「柊野郵便局」の掲示板で「旅の風景シリーズ第一集 京都嵐山~嵯峨野」の切手が残っているのを知り購入。古くは「朝霧ガ原郵便局」といったらしいのです。五山の送り火の一つ舟型の山を左前方に見ながら、ひやーっとした風に吹かれ賀茂川の傍を歩いて行ったのでした。
皆さんにこれらの切手を貼って、お手紙をさし上げたい気持ちです。
万歩計の数字は「9535」を示していました。
独り異郷に在りて異客と為る
佳節に逢ふ毎に倍々(ますます)親(しん)を思ふ
遥かに知る兄弟高きに登る処
遍く茱萸(しゅゆ)を挿して一人を少(か)く
昔学んだ重陽の節句。返り点・送り仮名をつけ訓読するリズムにも魅かれた、大好きだった漢文の授業が懐かしい。最近こんな一文に出会ったばかりです。
「なぜならば、ことばのうつくしさは、そのことばによる認識のうつくしさなのだということを、漢詩の読み下しの日本語くらい、端的におしえてくれる日本語はあまりないような気がするからだ。」(長田弘氏)
こうしたかかわりを意識したことがなかっただけに心に残ります。
上賀茂神社で烏相撲の神事が営まれる今日、青空が広がる爽やかな朝を迎えました。日差しはまだまだ強いのですが、万歩計の携行を忘れることなく家を出ました。
こんなに小さな参拝者たちも。居並ぶ力士は二十四人、みな真っ黒に日焼けして夏休みの思い出を背負っています。小粒ぞろいでしょうか。
しかし、決め手は上手投げ、うっちゃり・はたき込み…、豪快さから計算づく?まで、周囲の歓声を誘います。
無病息災、豊年を祈って地域の協力のもとでの行事に、神様はさぞやお喜びだったでしょう。
神社をあとにし、さらに北西、「雲ガ畑」方面へ。「柊野別れ」の三叉路に立つ「柊野郵便局」の掲示板で「旅の風景シリーズ第一集 京都嵐山~嵯峨野」の切手が残っているのを知り購入。古くは「朝霧ガ原郵便局」といったらしいのです。五山の送り火の一つ舟型の山を左前方に見ながら、ひやーっとした風に吹かれ賀茂川の傍を歩いて行ったのでした。
皆さんにこれらの切手を貼って、お手紙をさし上げたい気持ちです。
万歩計の数字は「9535」を示していました。
なんだかもう一人の浮き浮きしたkeiさんを見ている気がしています。 ではもう一人のkeiさんは…?
切手をいっぱい貼ったお手紙をちょうだいしたいのは山々ですが……、近いうちにいっぱいの切手を写真アップして見せて欲しいですね。
やっぱり二人のkeiさんが見え隠れしますねー。
なるほど「九日登高」というのですか。
Reiさんは中国語に精通されていらっしゃるので楽しみは深いでしょうね。NHKの漢詩のテキストを買ってしばらく聞いて時期があるのですが、続きませんでした。でも、漢文の授業は大大大好きな高校生でした。日本の古典の授業とともに。
英語でもそうですが、外国語で会話ができることの楽しさを想像します。片言でも楽しいものなのに、思うことを相手に十分伝えられる力が欲しいです。もう、そのすき間は脳内に残っていません。
「一万歩」は、結果でしたが、相当なものですね~~~。疲れました。
大変ですね!これを少しきついと感じるくらいで歩けなど言われたら、参加しないでしょう。
例によってあっちへぶらり、こっちをきょろきょろ。
興味の向くままで、もう帰ろうかとなれば、そこで引き返す。そんな具合です。本音は、あんまりきついことは好みませんから。
日本ウォーキング協会というのがあって「観歩・感歩・歓歩」を提唱しているようです。
完歩を目的に。
ちょっと疲れました。
神事の中では、白装束の二人が、カーカーと泣き真似をしてぴょんぴょん左右に数歩はねるんですよ。
たくさんの人には驚きました。観光バスまでが。
本当に、切手をいっぱい貼って?お手紙を差し上げたいものですわー。
でももう忘れてしまいました。
『九日登高』とも言います。
ほぼ一万歩!すごいですね。
川のほとり、青空の下、想像するだけでも気分爽快!
神社の伝統的行事などにも、最近出会うこともなくなりました。私の日常は少し無味乾燥の感ありで残念です。Keiさんも他の皆さんも自然を楽しんでおられますね。
お疲れではありませんか。万歩近く歩けるなんて、ほんと、羨ましいです。
私など、今では大分歩いたつもりでもせいぜい400歩程度です。還暦を迎える頃は1万歩も平気でしたが
ずっと続けているわけでもありませんし、車に頼りすぎたこともあって、確実に脚力は退化しているのです。それでも時に思いついて気分に任せて40分も歩こうものなら、3日目ぐらいから膝が痛くなり、整形外科にお世話になったのも一度や二度ではありません。
keiさんはお若いし、普段から鍛えておられるようでまだまだ大丈夫でしょうが、「無理をなさらないように」と老婆心がちょいと覗きました。
素敵な写真ばかりですね。京都シリーズの切手を隣の郵便局に予約しています。明日にでも受け取ってきましょう。
旅に出たくなる季節です。いつか、田んぼのあぜ道に咲く野生の「彼岸花」を見たいと願っています。こちらでは花やさんでしか見られませんもの。その時は万歩計にフル回転してもらいましょう。
それほど垢に汚れた真っ黒い力士ではなく、純粋に健康的に日焼けして真っ黒な豆力士達で安心しました。伝統行事、なんとか昔のままで残したいですね。
旅に風シリーズ…京都の名所をあしらった切手のお手紙を是非ちょうだいしたいものですねー。