宮崎県の山里で500年以上続く神楽を題材にしたドキュメンタリー映画「銀鏡(しろみ)」を見た。
エンディングを歌うのが、各地に伝わる民謡の掘り起こしに取り組む上京区在住の松田美緒さんとかで、大きく新聞で紹介された。
「銀鏡」を「しろみ」とは読めるはずもなく、どのあたり?と位置も確かめた。
宮崎県と言えば、以前『見残しの塔』(久木綾子)を読んで、やっぱり椎葉とはどのあたりかと関心を持ったことがあった。
毎年12月12日から勤められる銀鏡(しろみ)神社の大祭で、夜を徹した神楽が奉納される。国指定重要無形民俗文化財だそうだ。
「星のように生きる神楽の民」「星の神楽を舞う人々」。
限界集落だとか。人口が少ないのに、準備に当たる1年の間に宮司と氏子総代長とを亡くしながら、祭りの維持に力を尽くす住民たちの姿。
寄り合って、言葉を交わし、将来の姿も模索する。500年の歴史を絶やさぬために、「つなぐ」のだと言っていた。
知識豊かな古老さん、言葉も滑らかにインタビューに答え、その生き生きとした姿が何とも素敵で印象深い。
星。銀鏡。月。太陽、アマテラス。地球。宇宙。これらの関係に縁語を思う。
照らし合って、響きあって…。
【原石の如く
比べようのない輝きを有す あらゆるいのち。
それらのいのちは相互に照らし合って、
自己を知り、より深い輝きを放つ。】
大宇宙の理? 「妙好人展」を拝観した折に見かけた言葉に思いは広がった。
私たちは相互に関係しあって、互いに支え合い、補い合いながら存在していると教えられるのです…。
エンディングを歌うのが、各地に伝わる民謡の掘り起こしに取り組む上京区在住の松田美緒さんとかで、大きく新聞で紹介された。
「銀鏡」を「しろみ」とは読めるはずもなく、どのあたり?と位置も確かめた。
宮崎県と言えば、以前『見残しの塔』(久木綾子)を読んで、やっぱり椎葉とはどのあたりかと関心を持ったことがあった。
毎年12月12日から勤められる銀鏡(しろみ)神社の大祭で、夜を徹した神楽が奉納される。国指定重要無形民俗文化財だそうだ。
「星のように生きる神楽の民」「星の神楽を舞う人々」。
限界集落だとか。人口が少ないのに、準備に当たる1年の間に宮司と氏子総代長とを亡くしながら、祭りの維持に力を尽くす住民たちの姿。
寄り合って、言葉を交わし、将来の姿も模索する。500年の歴史を絶やさぬために、「つなぐ」のだと言っていた。
知識豊かな古老さん、言葉も滑らかにインタビューに答え、その生き生きとした姿が何とも素敵で印象深い。
星。銀鏡。月。太陽、アマテラス。地球。宇宙。これらの関係に縁語を思う。
照らし合って、響きあって…。
【原石の如く
比べようのない輝きを有す あらゆるいのち。
それらのいのちは相互に照らし合って、
自己を知り、より深い輝きを放つ。】
大宇宙の理? 「妙好人展」を拝観した折に見かけた言葉に思いは広がった。
私たちは相互に関係しあって、互いに支え合い、補い合いながら存在していると教えられるのです…。
塔の名は瑠璃光寺五重塔という。…」
と始まり、すぐに椎葉村の描写に。主人公の出身地なわけです。
宮崎県は訪ねたことがなく、地図と小説、映画で知るのみの地です。
銀鏡とはきれいな字面ですね。読み方をなかなか覚えられませんでした。
古代信仰の上に立ってはいるでしょうが、
生きて今あることの感謝を星に、神にささげるのでしょうか。
そんなふうに感じましたが…。
宮司さんは事故死。高齢の妻が残され、やがれは養子を迎え神社の存続を…と住民間で話も出ます。
自分とは異なる環境に生きる人たちの姿に触れるドキュメンタリーには学びもいっぱいです。
御神楽には住む人の祈りが込められているのでしょうか?
椎葉村は、壇ノ浦で敗れた平家の落人が
住みみついたと覚えています。
山深いところなのでしょうね。
貴重な映画ご覧になりましたね。
銀鏡(しろみ)神社?むつかしい読みです。
銀は「しろがね」と言いますからそこから来たのでしょうか?
何れにしましても難しいです。