点訳作業の確認のために大津(滋賀県)まで出たので、終了後、コンビニでお弁当を買って草津市にある水生植物公園を目ざした(昨日)。
琵琶湖岸を走るのは久しぶり。子供たちの声が賑やかな園内に入る気はなかったので、琵琶湖岸へと回った。あの木の下と決めてシートを広げていっぷくだ。
〈湖(うみ)にわたすひとすじの橋はるけくて
繊(ほそ)きしろがねの韻(ひびき)とならん〉 高安国世
霞んではいたが比叡連峰の裾、対岸は大津市が広がり、東岸の守山市とをつなぐ琵琶湖大橋が見える。
近江富士を望めるこのあたりはハスの群生地だったが、2016年に原因不明のまま全滅と報じられた。孫娘とも何度か訪れていて、彼女の口から「あたまじゃくし」の言葉が飛び出したのだった。
ただぼーっとできたらよかった。一人の時はただもういつも気まま。これが一番楽になってきた。丁寧に、とはいいがたくても、そんな時間を過ごせることは老いの恵みの一つといえるのかも。
大地を十分に潤すという慈雨に期待して、分けてもらっていたハゼランの種をまいた。今が遅いのかどうか。思い出したときが時、「すべてはタイミング」と掲げる店があったっけな。
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