Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

リビアの旅 6

2007-12-07 01:11:52 | 中近東/北アフリカ
12月30日

夕方、岩山を抜けてジェルマへ。5日ぶりの町らしい町。
 お泊りは砂丘を見晴らすアフリカ・キャンプ。
 
またかわいいバンガローだが、別棟にちゃんとお湯の出るシャワーと水洗トイレがある。
 そしてやっと自分の荷物と再会。でももう寝袋もホッカイロもいらないんだよー。結局荷物など持ってこなくても現地で何とかなるものと学習。
砂漠ではシャワーがなくても平気だったが、髪を洗うとさすがにさっぱりした。

12月31日

キャンプのすぐ外に広がるウバリ砂漠へ四駆で向かう。
 ここは一面、砂、砂、砂。ドライバーたちは好きなように走り回る。
 砂の中にはポツン、ポツンと小さな湖、というより池が存在する。
 湖の周りにだけヤシの木が生え、
 木陰には商売っ気のないトゥアレグ族のみやげ物売りがいる。

 一番大きなガブラウォン湖。
ここは死海のように塩分が多く、浮遊体験ができるというので勇敢なカップルが水の中へ。
 寒いのにえらい!

お昼に例のサラダを食べて、トリポリへ向かうためセブハの空港でドライバー達とお別れ。
この旅行は一行が21人もいるため車も7台、それぞれ個性的で実に面白かった。
 リーダーのオトマン。民族衣装がよく似合う、責任感の強い男。
 運転が一番丁寧で、気配りのきくアリー。
 一番ひよっこのカーレッド。この子は我々のカダフィTシャツを欲しがって、20ドルで売るといったら本気で悩んでいた。カダフィ大佐、人気あるのね。
 問題児、マブルク。こいつはスピード狂で、7号車担当のくせに先頭を走りたがり、すぐに勝手な方向へ行ってしまう。迷子になってリーダーにこっぴどく叱られてもぜんぜん平気。しかもどんな砂埃の中でも、お客が寒いと言っても窓を閉めずに突っ走る。そのくせ車を降りるとやけにいい子になる。困ったチャンだけど憎めない。
 こちらはキッチン・スタッフ。左が「アーティスト」のコック、右がアシスタント、そして真ん中がキッチンカー・ドライバー。これが芸達者な男で、歌を歌ったり、おいしいお茶を入れたり。私の友達を気に入って猛烈アタックをかけていたっけ。

楽しい彼らのおかげでリビア人が大好きになった。

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コメント (10)
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