Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

リビアの旅 8

2007-12-09 15:38:50 | 中近東/北アフリカ
現代のトリポリ

トリポリはサブラタ、レプティス・マグナと並んでローマ時代に町が築かれた歴史のある都市だが、現在まで残るローマ遺跡はマルクス・アウレリウス門だけ。


このまわりにはオスマン・トルコ時代の旧市街が広がっている。
 
狭い路地が続き、その両側に住居や店が並ぶ。ベランダや扉の装飾に面白いものが残る家もあるのだが、どこも手入れされていなくてボロボロ。もったいない。

目に付くのは金細工の店。
 
婚礼用の装身具だと思うが、店が多いと言うことは買う人も多いと言うこと。一生に一度、力を入れるんでしょうな。

 町で見かけた仲良し君。 
 その数十年後。

 
さらに行くと金物の職人街があり、その一角のモスクでは夕方のお祈りをする人たちの姿。
 
この星型のランタン、ほしかった。

旧市街を抜けると大きな「緑の広場」に出る。

広場と言っても駐車場になっていて、周りは3,4階建てのビルに囲まれている。イタリアやフランスの地方都市のような感じ。
 新市街のモスク。20世紀初頭、イタリア植民地時代に建てられた建物を改築したらしい。
 宿泊したバブ・エル・バハル・ホテル。海に面したこの一角にだけ背の高いビルが並び、ビジネス街になっている。

トリポリはリビア一の大都会といえども、まだまだのんびりしている。リビア人も外人観光客が来るようになったのがうれしくてたまらない、という感じで皆おとなしいが親切だ。治安もいいし、見所が多いとは言えないが、トリポリの町歩きも楽しい。

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コメント (2)
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